セゾン投信共催セミナー「長期&分散で考える 投資の処方箋」参加報告 (その2)
「セゾン投信共催セミナー「長期&分散で考える 投資の処方箋」参加報告 (その1)」の続きです。途中、水瀬なりのコメントを加えつつまとめてみました。聞き間違い・解釈違い等があるかもしれませんが、その際はご容赦ください。第二部は、中桐啓貴氏(ガイア株式会社代表取締役)、加藤隆氏(バンガード・インベストメンツ・ジャパン代表取締役)に加え、田村正之氏(日本経済新聞社 生活経済部編集委員)、中野晴啓氏(セゾン...
セゾン投信共催セミナー「長期&分散で考える 投資の処方箋」参加報告 (その1)
8月30日、セゾン投信共催セミナー「長期&分散で考える 投資の処方箋」(関連記事)に参加してきました。埼玉の浦和開催だったので、遠かった…(^^;そんなことはどうでもいいとして、セミナーの様子を、水瀬の独断と偏見でまとめてみます。なにぶん、個人の記憶とメモを頼りに書いているので、内容が間違っていたらゴメンナサイ。さて、第一部は、中桐啓貴氏(ガイア株式会社代表取締役)と加藤隆氏(バンガード・インベストメン...
本当にほったらかしにするのも難しい
飲み友達のHちゃんの話です。1年前に、SBI証券でインデックス投資デビューしたHちゃんでしたが(関連記事)、その後、彼女の投資の話はしていませんでした。ある日メールが来て、「SBI証券のWEBサイトにログインしようとすると、エラーメッセージが出てログインできない」とのこと。「すぐにコールセンターに電話して!」と返信したものの、その後どうなったか不明でした。この前、久しぶりに飲んだ時に、どうなったか聞いたところ...
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」8月分の投資を実行
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」8月分の投資を、本日8月28日(金)に行ないました。 (ご参考)ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法とは?今月の買いタイミングは、よくもなく悪くもなく、普通といった感じがします。適当なところでえいや!と買ってしまいました。購入投資信託は以下の3本です。...
公的年金が好調という珍しいニュース。日本債券クラスも悪くない?
実績が悪い時だけ一斉に叩かれる公的年金の運用について、珍しく良いニュースが出ていたので取りあげます。【時事ドットコム 2009/08/27より引用】公的年金、運用益4兆5000億円=株価上昇で過去最高-4~6月期 公的年金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」は27日、2009年度第1四半期(4~6月)の運用収益が4兆5682億円だったと発表した。四半期ベースでは過去最高で、4期ぶりの黒字。国内外の株価が大幅に上昇...
「TOPIX連動型上場投資信託」(1306)の分配金の使いみち
証券口座に放置されていた、「TOPIX連動型上場投資信託」(1306)の分配金の使いみちを考えていました。この口座は、いざという時のために信用取引口座にしているため、余剰金はMRFで自動運用されずに、利子が一切付かない預かり金になってしまいます。なので、できれば1円たりとも余剰金を置いておきたくありません。1306は最低売買単位が10口からに引き下げられたため、分配金総額的にはもう一度1306を買い直すということもでき...
ハーバード大基金よりも運用上手な名門大学。オルタナティブに大きく投資しないのが特徴
ハーバード大学の基金を追い抜いたペンシルバニア大学の基金は、オルタナティブに大きく投資しないのが特徴だそうです。【Klug 2009/08/24より引用】ハーバード大基金よりも運用上手な名門大学 米ペンシルベニア大学が、ハーバード大学を基金の運用成績で追い抜いた、とブルームバーグが報じた。 ペンシルベニア大学基金が好調だった要因は、株式の銘柄選択が正しかったこと、米国債権の保有比率を増やしたことなどだという。特...
バーナンキFRB議長、世界景気が下げ止まりつつあると指摘。株価はどうか?
バーナンキFRB議長が、世界景気が下げ止まりつつあると指摘したそうです。【NIKKEI NET 2009/08/23より引用】世界景気「下げ止まりつつある」 FRB議長が講演 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が世界景気について最悪期を抜け出し、下げ止まりつつあると指摘した。そのうえで金融機関の不良資産など「困難な課題が残っている」とし、回復は「緩やかに進む」と警告した。FRBは金融政策を平時に戻す「出口戦略」を...
日経マネー 2009年10月号に掲載されました
今、発売中の日経マネー 2009年10月号に、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーと水瀬が、掲載されました。今回は、3か所のコーナーに出ています。 1か所目は、『本当に力がつく!投資本の読み方』というコーナーです。投資関係者が投資本をどう選び、どう読んでいくべきかアドバイスするという内容です。ただ、短期投資家が多いようで、オススメ本もそれ系のものが多いような気がします。そんななかで、P.66で水瀬も例の本を紹...
ダイヤモンド ZAi (ザイ) 2009年10月号にちょこっと掲載されました
今、発売中のダイヤモンド ZAi (ザイ) 2009年10月号に、梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーと水瀬が、ちょこっとだけ掲載されました。 以前、7月に取材をお受けしていた時のものです(関連記事)。巻頭特集は、『自分に合った投資スタイルが資産形成へのパスポート 日本株の超積極投資で5億円に挑戦!×鉄壁のポートフォリオで2400万円を積み立て!』です。...
米経済は緩やかに回復、マネー膨張の副作用に対処必要=バフェット氏
ウォーレン・バフェット氏が、米国経済は緩やかに回復軌道に乗っているようだとの認識を示したそうです。【ロイター 2009/08/19より引用】米経済は緩やかに回復、マネー膨張の副作用に対処必要=バフェット氏 米国の著名投資家であるウォーレン・バフェット氏は、ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙に寄稿し、米経済は非常事態から脱出し、緩やかな回復軌道に乗っているようだとの認識を示した。 同氏は、今後は膨大な量の「マ...
新生銀行、提携ATMの利用回数抑制を顧客に要請
新生銀行が、提携ATMの利用回数抑制を顧客に要請したそうです。【ロイター 2009/08/18より引用】新生が提携ATMの利用回数抑制を顧客に要請 [東京 18日 ロイター] 新生銀行が、一部の個人顧客に対して提携金融機関のATM(現金自動預払機)の利用回数を抑えるように要請していることが18日、明らかになった。 新生銀は、同行に総合口座を開設している個人顧客に対して、提携ATMから引き出しをしても手数料ゼロの...
セゾン投信共催セミナー「長期&分散で考える 投資の処方箋」
おもしろそうなインデックス投資関連セミナーが、さいたまで開催されるようです。【セゾン投信WEBサイトより引用】長期&分散で考える 投資の処方箋 【埼玉・浦和】 2009年8月30日(日)13:30~16:30(開場:13:00) 会場:浦和コミュニティセンター(住所:埼玉県さいたま市浦和区東高砂町11番1号 浦和パルコ9F)定員:120名(申込み先着順)費用:無料プログラム第1部 講演テーマ:投資の処方箋講 師:中桐啓貴氏...
森永卓郎氏の最近の著作まとめ読み。感想は…
2003年に「年収300万円時代を生き抜く経済学」で一世を風靡した森永卓郎氏ですが、当時、僕も何冊か熱心に読みました。あれから数年、そういえば最近読んでないなと思い、比較的最近の著作を、年を追ってまとめて読んでみました。2007年「年収崩壊」、2008年「年収防衛」、2009年「年収復活」。さて、感想は…...
時価総額の世界上位10社、中国など新興国が半数。ずっと続く傾向かどうか?
世界の株式市場で新興国企業の存在感が増しているようです。【NIKKEI NET 2009/08/15より引用】時価総額の世界上位10社、中国など新興国が半数 世界の株式市場で新興国企業の存在感が増している。7月末時点の株式時価総額をランキングすると、上位10社のうち5社を中国など新興国の企業が占めた。昨年秋の金融危機以降、世界の投資家がリスク資産の圧縮を急いだため、新興国企業の時価総額は先進国以上に大きく減少した。世界景...
新興国株式クラスの比率
読者の方から、「水瀬さんのポートフォリオで、新興国株式は全体の何割くらいですか?」というご質問をいただきました。最近のアセットアロケーションは、先日公開しました。そのなかでは、外国株式クラスを新興国と先進国に分けていませんでした。(関連記事)2009/08/01 2009年7月末現在のアセットアロケーションと構成商品なので、再計算してみた結果…...
世界のETF残高が過去最高に。世界の投資家が立ち直りつつあるから?
世界のETFの純資産残高が過去最高になったそうです。【日経新聞 2009/08/12朝刊より引用】世界のETF 残高最高に 世界の上場投資信託(ETF)の純資産残高が7月末に8620億ドル(約83兆3000億円)に達し、過去最高になったことが大手運用会社の調べで分かった。これまで最高だった2008年4月末(8050億ドル)を1年3ヶ月ぶりに上回った。株式相場が世界的に戻り基調にあることに加え、新規設定も増加。金融危機で受けた打撃から、投資...
再再再 いい感じ♪楽天証券、再々々対抗値下げ発表
国内株式売買手数料において、仁義なき値下げ合戦を繰り返しているSBI証券と楽天証券ですが、今度は、楽天証券が8月17日からの更なる値下げを発表しました。ご興味のあるかたは楽天証券のプレスリリースでも読んでください。楽天証券プレスリリース...
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー、4周年
2005年8月9日に第1回目の記事を書いてから、丸4年が経ちました。今日で(昨日で?)梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー、4周年です。こんなに長くブログを続けてこられたのも、読んでくださる方々がいらっしゃったからこそです。このような未熟なブログにお付き合いいただいた皆さま、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。これからも、インデックス投資を続けながら、気がついたこと、思ったこと、動いたことなど...
貴金属ETF、英運用大手が東証に上場へ
貴金属ETFが東証に上場されるそうです。【NIKKEI NET 2009/08/09より引用】貴金属ETF、英運用大手が東証に上場へ 白金・銀など5本 上場投資信託(ETF)の英運用会社大手ETFセキュリティーズが日本に進出し、貴金属価格に連動するETFを東京証券取引所に上場する。上場するのは金、銀、白金、パラジウムに加え、これら4種類で構成する価格に連動するETF計5本で、今週内にも東証が上場承認する見通し。株式など...
マネックス証券でバークシャー・ハザウェイ(BRKB)が買えるように!ついでにVTも
かのウォーレン・バフェットが経営する保険会社、バークシャー・ハザウェイ。ある意味、バフェットが運用するファンドみたいなものと言われていましたが、日本から投資しづらく、海外証券に口座開設する等の必要がありました。そのバークシャー・ハザウェイ(BRKB)に、本日8月7日よりマネックス証券から投資できるようになりました。マネックス証券WEBサイトバフェットの伝説を知る人ならば、この会社に投資したいと思ったことが...
公的年金、新興国株に投資へ。新興国株についての個人的考え
公的年金が新興国株に投資する検討に入ったそうです。【NIKKEI NET 2009/08/07より引用】公的年金、新興国株に投資へ 10年度にも、利回り向上狙う 公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2010年度にも新興国・地域の株式に投資する検討に入った。中国やインドなど先進国より高い経済成長を期待できる国に投資対象を広げ、運用利回りの向上を目指す。09年度中に新たな運用資産の構成を決める。...
SBI証券、ノムラ米ドルMMF・ユーロMMFの取り扱い開始
SBI証券が、ノムラ米ドルMMF・ユーロMMFを取り扱い開始したようです。SBI証券WEBサイト今まで、ゴールドマン・サックスの米ドルMMFとホライズン・トラストの南アフリカランドMMFしかなかった外貨建てMMFのラインナップに、ノムラ米ドルMMF・ユーロMMFが加わりました。外貨建てMMFは、なんといっても為替差益非課税のメリットがあります。その外貨建てMMFのラインナップが広がることは良いことだと思います。...
投信・生保マネー、海外へ向かう?自分のマネーはとっくの昔からです
日本の投資マネーが海外に向かっているそうです。【NIKKE NET 2009/08/04より引用】投信・生保マネー、海外へ向かう 対外証券投資14兆円買い越し 日本の投資マネーが新興国など海外に向かう動きが再び強まっている。新興国経済の回復期待などを背景に、外国株式や債券で運用する投資信託の販売が伸びているほか、銀行・生命保険会社などの海外証券投資も増えている。財務省によると、国内投資家の対外証券投資の買越額は2009年1...
エンドレスサマーw SBI証券、再々々対抗値下げ発表
8月3日をめぐって値下げ競争を繰り広げてきたSBI証券と楽天証券ですが、本日はその8月3日。やっとひと段落かと思いきや、今度は、SBI証券が8月10日からの更なる値下げを発表しました。ご興味のあるかたはSBI証券のプレスリリースでも読んでください。SBI証券プレスリリース...
景気後退の終わりのはじまり?
金融危機の中、世界中で企業の決算発表が行なわれていますが、ぼちぼち明るいニュースが出てきたようです。日本では、全産業の連結経常損益が黒字に転換したそうです。ほー。【NIKKEI NET 2009/08/02より引用】上場企業、黒字に転換 4~6月経常損益、日経集計 上場企業の収益が改善に向かっている。日本経済新聞社が2009年4~6月期決算を集計したところ、世界的な不況で1~3月期に赤字に陥った全産業の連結経常損益は黒字...
2009年7月末現在のアセットアロケーションと構成商品
先日取材をお受けしたダイヤモンド・ザイの編集のかたから、プロフィールに載せるため、直近のアセットアロケーションのデータを提供してほしいとのご依頼がありました。そこで、約半年ぶりにアセットアロケーションを調べてみました。せっかく調べたので、ブログにも載せておきます。(2009年7月末現在)日本株式 15.1%(インデックス 13.1%・アクティブ 2.0%)外国株式 59.2%(インデックス 53.1%・アクティブ 6.1%)日...