「資産運用実践講座」(山崎元著)は山崎氏の主張まとめ本として良書
「資産運用実践講座」(山崎元著)を読みました。本書は、昨年夏に旅先で読んでいたのですが、書評を書かないままここまで来てしまいました。ひとことで言うと、山崎氏の今までの主張を総括するまとめ本として、良書だと思います。資産運用実践講座I 投資理論と運用計画編東洋経済新報社 2009-05-29売り上げランキング : 52685おすすめ平均 Amazonで詳しく見る楽天ブックスで詳しく見る by G-Tools元々、ファイナンシャル・プラ...
「上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)」(1680)本日上場
「上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)」(1680)が本日上場しました。yahooファイナンスによると、上場初日の売買代金は、約7,255万円とのこと。この記事によると、「上場インデックスファンド海外債券(上場外債)」(1677)の平均売買代金が1,700万円程度とのことですから、出だしとしてはまずまずなのかなと思いました。このETFの詳細(実質コスト・税金・NAVとの乖離等)について、いろいろと話題になって...
先日の「MSCI-KOKUSAI、MSCI-エマージングETF」上場記念セミナーの動画公開
先日の「MSCI-KOKUSAI、MSCI-エマージングETF」上場記念セミナーの動画が無料公開されています。楽天証券WEBサイト 投資を学ぶ > 勉強会ビデオ再放送 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/learn/vod.html#skip100126楽天証券に口座がなくても視聴可能のようです。資料のダウンロードも可。外国税額控除の詳しい(けど難しい)解説あり。僕もセミナー参加しましたが、初心者向けということだったのでのんびり眺めていました。ところ...
S&P500にバークシャー・ハサウェイ採用
かのウォーレン・バフェットが経営する投資・保険会社、バークシャー・ハサウェイが、S&P500に採用されるそうです。【Bloomberg.co.jp 2010/01/27より引用】米S&P500種:バークシャー・ハサウェイを採用(Update1) 1月26日(ブルームバーグ):資産家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイが、S&P500種株価指数に新たに採用される。1株を50株にする株式分割により、売買高が増加したのが...
「グローバル・ソブリン・オープン」(グロソブ)と「上場インデックスファンド海外債券」(上場外債)の比較記事
本日の日経新聞朝刊29面に、投資信託「グローバル・ソブリン・オープン」(グロソブ)とETF「上場インデックスファンド海外債券」(上場外債)の比較記事が掲載されていました。(日経新聞2010/01/25朝刊より。クリックで拡大)同じ毎月分配型の外債投資商品を比較しています。記事をざっくりまとめると、以下のような感じでした。一番の違いは、グロソブは投資信託で、上場外債がETFであること。運用手法は、グロソブがアクティブ...
インタラクティブ・ブローカーズの日本進出はその後どうなったのか?
去年の今頃、「インタラクティブ・ブローカーズが日本進出」というニュースがありました。インタラクティブ・ブローカーズは、米国の格安証券です。当時の記事によると、「当初は機関投資家の注文に限るが、将来は個人投資家からも受け付ける方針」とのことでした。その後、どうなったのでしょうね?機関投資家への対応を含め、情報が途絶えてしまったように思います。黒船来襲大歓迎、だったんですけどね…。...
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」1月分の投資を実行
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」1月分の投資を、本日1月22日に行ないました。 (ご参考)ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法とは?昨日から今日で、日米ともに株安、円高方向にスルスルと進んだようですので、投資しました。月内では、なかなかいい買い物ができたのではないかと思います。来週はもっと下げるかもしれませんが将来のことは分からないのでこの辺で。購入投資信託は以下の3本です。...
楽天証券、投資信託の販売手数料値下げ
楽天証券が、2010年2月1日より投資信託の販売手数料を値下げ、または料率のテーブルを改定するようです。楽天証券WEBサイト 楽天証券からのお知らせ2010/1/20 【重要】投資信託の申込手数料を一部改定し、値下げいたします。アクティブファンドを中心に百十数銘柄の販売手数料が値下げになるようです。ところで、アクティブファンドについては普段あまりウォッチしていないので、値下げ後の販売手数料が他のネット証券と比べて安い...
第2回インデックス投資ナイト会場の中の人がライブレポート。写真いっぱい
先日1月9日に行なわれた第2回インデックス投資ナイトについて、会場となった東京カルチャーカルチャーのスタッフのかたがライブレポートを書かれています。東京カルチャーカルチャー ライブレポート2010.01.20 [Wed] 「パッシブ」から「アクティブ」へ!投資の世界を覗きたい人のための「第2回インデックス投資ナイト」超満ライブレポート(10.1/9開催)。レポートしているのが会場の中の人だけあって、会場全体や出演者たちの写真...
ラジオNIKKEIで内藤忍氏がインデックス投資を語る
本日のラジオNIKKEI「夕焼けマーケッツ」で、内藤忍氏がインデックス投資について語っていました。ラジオNIKKEI 夕焼けマーケッツ1月18日(月)の夕焼け投資日記※オンデマンドで聴くことができます。8分00秒あたりから内藤氏がインデックス投資について語るコーナーになっています。話は、先日1月9日に行なわれた第2回インデックス投資ナイトから始まり、インデックス投資そのものについて、それからインデックス投資に関する質疑...
楽天証券で、「MSCI-KOKUSAI、MSCI-エマージング ETF上場記念セミナー」開催(1月26日)
うわさのETF、「MSCI-KOKUSAI、MSCI-エマージング ETF上場記念セミナー」が楽天証券で行なわれるようです。【楽天証券WEBサイトより抜粋】「MSCI-KOKUSAI、MSCI-エマージング ETF上場記念セミナー」■開催日/開催時間 2010年1月26日(火)19:00~19:50 ※リアルタイムネット勉強会ですのでPCからご参加いただきます。 ■講師 今井 幸英 氏(日興アセットマネジメント株式会社) 恩田 美和 氏(東京証券取引所) ■お申込み方法...
個人マネー、高リスク型投信にシフト。ポートフォリオ全体のリスクは大丈夫?
個人マネーが、高リスク型投信にシフトしているようです。【NIKKEINET 2010/01/16より引用】個人マネー、高リスク型投信にシフト 新興国株型が好調 個人投資家の資金が高リスク型の商品にシフトしている。投資信託協会が15日発表した2009年の投信概況によると、新興国の株式などに投資するタイプに資金が集まる一方、分散投資でリスクを抑えたバランス型投信への資金流入は急減した。世界的な金融危機で損失を抱えた個人が、市場...
2009年に最も運用効率が良かった資産クラス(モーニングスターより)
モーニングスターに、各資産ごとのパフォーマンスデータが掲載されていました。
【モーニングスター 2010/01/14より引用】
▼各資産ごとのパフォーマンス
国内株
先進国株
国内債券
先進国債券
新興国株式
3ヵ月リターン
-0.25%
7.29%
0.57%
2.60%
10.85%
6カ月リターン
-2.38%
18.25%
1.46%
0.10%
26.07%
...
第2回インデックス投資ナイト、その後のメディア露出まとめ
2010年1月9日に開催された第2回インデックス投資ナイトについて、多くの個人ブログに紹介されていましたが、いわゆる「メディア」でもけっこう露出があったのでまとめてみました。...
第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その5)
「第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その1)」「第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その2)」「第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その3)」「第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その4)」の続きです。今回で最後です。本レポートについては、私が現場で見聞きした内容に基づいた解釈・まとめなので、曲解・誤解などがあるかもしれません。あらかじめご了承ください。第二部では、「投信ブロガー...
第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その4)
「第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その1)」「第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その2)」「第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その3)」の続きです。本レポートについては、私が現場で見聞きした内容に基づいた解釈・まとめなので、曲解・誤解などがあるかもしれません。あらかじめご了承ください。イーノ氏「ありがとうございました。ここで皆さんから質問をお受けする前に、壇上のかたが他の壇上の...
第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その3)
「第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その1)」「第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その2)」の続きです。本レポートについては、私が現場で見聞きした内容に基づいた解釈・まとめなので、曲解・誤解などがあるかもしれません。あらかじめご了承ください。「では、小松原さん、アセットアロケーションのご説明をお願いします」<小松原氏のポートフォリオ>日本株式 23%先進国株式 34%新興国株式 30%新興国債...
第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その2)
「第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その1)」の続きです。本レポートについては、私が現場で見聞きした内容に基づいた解釈・まとめなので、曲解・誤解などがあるかもしれません。あらかじめご了承ください。イーノ氏「で、ここからアジェンダに入ります。30代夫婦に対してどんなアセットアロケーションをおすすめするか、登壇者の方々に紹介してもらいます。まずは山崎さんからお願いします」<山崎氏のアセットアロケー...
第2回インデックス投資ナイト実況レポート(その1)
昨日、第2回インデックス投資ナイトに行ってきました。昨年に引き続き、面白いイベントでした。まず、運営が個人インデックス投資家という草の根イベントであるということ、それにもかかわらず参加者が豪華であること、彼らのホンネが垣間見れることなど、興味深い点が多かったです。また、会場スクリーンには、インデックス投資ナイト関連のtwitterのつぶやき(ハッシュタグ #idxnght)がリアルタイムで表示され、「話難しいぞー...
これから第2回インデックス投資ナイト&第6回インデックス投資交流会
今日は待ちに待った、第2回インデックス投資ナイトです。企画段階から少し関わらせていただいたこともあり、勝手に緊張しております(笑)でも、インデックス投資家のお祭りみたいなものなので、著名人座談会はもちろん、会場の雰囲気も含め楽しんできたいと思います。会場へは相互リンクブロガーでご近所さんのybさんとご一緒することになりました。早めに行って、良い席を取りたいと思っています。...
日興アセットのMSCIコクサイ、MSCIエマージング連動ETFに対するネガティブ意見
日興アセットのMSCIコクサイ、MSCIエマージング連動ETFに対しては、あちこちで大きな賛辞が送られていますが、なかにはネガティブ意見もあるようです。中田たろう氏のブログで、日興アセットに対して電話質問をして記事を書かれています。そのなかで、「様々な要因によって海外ETFよりも相対的に低いリターンになる可能性が高く、既存のインデックスファンドと比較しても明確なメリットは見当たらない」という評価をされているよう...
海外ETFでいくか内国ETFでいくかうれしい悩み
先日のブログ記事、「ついにMSCIコクサイ、MSCIエマージングに連動するETFが国内上場!」で書いた、MSCIコクサイ、MSCIエマージングETF上場のニュースは、インデックス投資ブログ界ではちょっとしたお祭り騒ぎでしたね。さて今年は、海外ETFの・iShares S&P500 Index Fund (IVV) or VTI・iShares MSCI EAFE Index Fund (EFA)・Vanguard Emerging Markets ETF (VWO)の組み合わせでこのままいくか、内国ETFの・TOPIX連動型上場投...
ついにMSCIコクサイ、MSCIエマージングに連動するETFが国内上場!
今朝の日経新聞朝刊にビッグニュースです(記事は小さいですが)。日興アセットが、MSCIコクサイ、MSCIエマージングに連動するETFを上場するとの報道です。【日経新聞2010/01/05朝刊より引用】複数国の株価指数連動 日興アセットが上場投信日興アセットマネジメントは今月下旬、先進国と新興国の株価指数に連動する上場投資信託(ETF)2本を設定する。複数国の株式に連動するETFは国内初。運用会社に支払う信託報酬はどちらも0.26...
2010年1月現在のアセットアロケーションと主な構成商品
毎年、正月にアセットアロケーションの把握をしています。今年は、東証の新システム移行に伴う証券会社のメンテナンス期間が長くてやきもきしましたが、無事計算できました。日本株式 14.0%(インデックス 12.3%・アクティブ 1.7%)外国株式 60.8%(インデックス 54.9%・アクティブ 5.9%)日本債券 8.5%外国債券 14.0%その他 2.7%主な構成商品は以下のとおりです。 (これ以外にも、多少の金融商品があったりなかっ...
水野俊哉氏の「ビジネス書評ブロガーマトリックス2010」に梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーが掲載されました
『「ビジネス書」のトリセツ』などの著者である水野俊哉氏のブログで、「ビジネス書評ブロガーマトリックス2010」というものが掲載されています。そこに梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーも掲載されていました。水野俊哉の日記ブロガーマトリックス 2010 マトリックス左下のあたりの「がちんこ書評ゾーン」にプロットされています。うちのブログは書評ブログではありませんが、投資本の書評というカテゴリーでちょくちょく書評...
2010年、あけましておめでとうございます&今年の抱負
あけましておめでとうございます。2010年の始動です。今年はどんな年になるのでしょうか。昨年のように世界金融危機からの回復が続くかもしれませんし、二番底でおおきな損失を被るかもしれません。残念ながら、将来のことは誰にも分かりません。でも、資本主義経済の未来を信じて、十分に分散された低コストなポートフォリオをもって、たとえ相場がどんなことになってもマーケットにとどまり続けてやろうと、僕は思っています。さ...