初対面の印象の変化
昨日の記事に引き続き、先日、投資懇親会に参加した時のこと。うれしいことに、うちのブログを見ているというかたが何人かいらっしゃいました。実際に水瀬に会ってみて印象はどうだったかお聞きしてみたところ、見た目について、「もっと線が細いかたかと思っていました」というお答えが返ってきました。たしか1~2年前は、「もっとがっしりしたたかと思っていました」とか「意外と華奢ですね」という答えが多かったような……。い、...
日本国民としての誇りはないのか
先日、インデックス投資家が多く集まる投資懇親会に参加した時のこと。みんなで資産運用について話している時に、アセットアロケーションの話になりました。自分がポートフォリオの日本株式クラスに10%程度しか配分していない(実際の資産配分)ことを話すと、「日本国民としての誇りはないんですか!?」と言われてしまいました。その場は、「日本国民としての勤めは、投資ではなく仕事で果たすつもり」と言って許して(?)いた...
内藤忍氏が運用会社に直撃する動画、第二弾はETF編
マネックス証券で、「インデックス投資を極める!第二弾」として、ETFの運用会社に内藤忍氏が直撃するという動画が掲載されています。マネックス証券 WEBサイト 会社情報5月27日 【動画】ETF、徹底比較 スペシャル対談第2弾(ログインしなくても見られます)第一弾の企画では、インデックスファンド編ということで、「STAMインデックスシリーズ」の住信アセットマネジメントと「eMAXISシリーズ」の三菱UFJ投信を直撃していました...
OECD、経済成長率予想を上方修正
ギリシャ危機で総悲観ムードのなか、なにか明るい話題はないんかい?と思っていたら、こんなニュースが出ていました。【Bloomberg.co.jp 2010/05/26より引用】OECD:経済成長率予想を上方修正-新興国が回復をけん引経済協力開発機構(OECD)は2010年と11年の経済成長率予想を上方修正した。中国などの新興市場国が債務負担の重い先進国を上回り、世界経済の成長をけん引する。 OECDは26日公表した報告書で、加盟30カ国...
購買力平価は大正初期から成り立っていた
日経電子版に、金利と為替についての良記事が掲載されています。日経電子版 > ライフ > 家計 > 点検個人マネー高金利通貨はずっと上昇する? 外貨投資の誤解(1)詳しくは上記記事をご覧いただきたいのですが、無理矢理ひと言でまとめると、「高金利通貨は下落して日本円との金利差は消える」ということです。いわゆる購買力平価説です。それを長期のデータを用いて解説しています。一例ですが、これは日本債券と外国債券の総合リ...
投資懇親会にゲスト参加
先日、FPカン・チュンド氏とお客さんとの投資家懇親会にゲスト参加してきました。銀座の飲み屋に15人くらいが集まりました。カンさんのお客さんだけあってインデックス投資家さんが多かったように思います。(なかにはスゴ腕の不動産投資家さんもいらっしゃいましたが)全員とお話ができたわけではありませんが、いろいろなお話を聞くことができました。アセットアロケーションをどうすればよいか、不動産をどう扱うか、海外ETFが...
ツイッター「ザイ編集部オススメの100人リスト」に入ってた
今日発売のダイヤモンド ZAi (ザイ) 2010年7月号の特集は、「twitterが変える投資生活!」です。そのなかで、「これだけはフォローせよ!ザイ編集部オススメの100人リスト」というリストが掲載されているのですが、そこに水瀬のアカウント(@minasek)が掲載されていました。ダイヤモンド ZAi (ザイ) 2010年 07月号 [雑誌]ダイヤモンド社 2010-05-21by G-Tools山崎元氏(@yamagen_jp)や内藤忍氏(@Shinoby7110)や竹川美奈子氏(...
「マネックス資産設計ファンドエボリューション」はTAA型?
モーニングスターに、「マネックス資産設計ファンドエボリューション」についての記事が掲載されています。モーニングスター ファンドニュースアクティブに資産比率を変更、新興国資産にも投資――マネックス資産設計ファンド エボリューション(1)アクティブに資産比率を変更、新興国資産にも投資――マネックス資産設計ファンド エボリューション(2)記事によると、(1)基本ポートフォリオの資産配分については、イボットソン・...
「国内籍ETFの利点と欠点」を聞きたい
SBI証券が、2010年6月2日にセミナー「東証共催 東証上場ETFで“お手軽”国際分散投資!」を開催するそうです。SBI証券 投資を学ぶ > 投資セミナー・会社説明会・イベントのご案内 東証共催 東証上場ETFで“お手軽”国際分散投資!セミナーでは、東証に上場するETFでできる国際分散投資をご案内いただけるそうですが、具体的にはこんなことが学べるそうです。・注目の新ETF、「上場MSCIコクサイ株」、「上場MSCIエマージング株」の特...
投信純資産、リーマン・ショック時の水準超す
4月の投信純資産はリーマン・ショック時を超えたそうです。【Bloomberg.co.jp 2010/05/18より引用】4月の投信純資産、リーマン・ショックの08年9月水準超す投資信託協会が18日に発表した4月の投信概況によると、月末の公募投信の純資産総額は前月末より1兆6946億円増えて65兆3931億円となり、世界の金融市場が急落したリーマン・ショックがあった2008年9月末の水準64兆8622億円を初めて上回った。 【引用おわり】100年に一度...
国内運用会社の利益率は欧米の3分の2
国内運用会社の利益率は欧米の3分の2だそうです。【ロイター 2010/05/17より引用】国内運用会社の利益率は欧米の3分の2「日本の資産運用会社の利益率は欧米運用会社の3分の2」──。野村総合研究所(NRI)が米コンサルティング会社と共同でまとめたリポートでこんな結果が明らかになった。公募投信ビジネスのコスト負担が大きく非効率なことが要因で、国内運用会社が競争力を強化するためには、投信の集約、国内資産に集中する...
ETF売買の新たな目安の導入が検討中
日興アセットが、ETFの売買の目安になりうる価格についてコラムを掲載しています。日興アセットマネジメント ETFコラム No.42010年5月14日 ...
「運用のプロが教える草食系投資」と草食系投資隊懇親会
「運用のプロが教える草食系投資」(渋澤健・中野晴啓・藤野英人著)を読みました。あわせて、草食投資隊の懇親会に参加してきました。運用のプロが教える草食系投資日本経済新聞出版社 2010-04-24売り上げランキング : 5271おすすめ平均 Amazonで詳しく見る楽天ブックスで詳しく見る by G-Tools本書は、コモンズ投信の渋澤氏・セゾン投信の中野氏・レオス・キャピタルワークス(ひふみ投信を運用)の藤野氏という所謂「独立系投...
eMAXIS全世界株式インデックス等商品化へ
eMAXISシリーズの新ラインナップについて、追加要望アンケートが行われていました。(関連記事)2010/03/11 三菱UFJ投信の第2回ブロガーミーティングに行ってきました(その2) 追加ラインナップ関連情報その結果が出たようで、三菱UFJ投信のWEBサイトに掲載されています。三菱UFJ投信 eMAXIS お知らせ2010/05/12 【eMAXIS】ファンド追加アンケート結果報告それによると、アンケート総数6,464票のうち、1位 全世界株式インデックス...
コツコツ投資家が集まれる「場」ができる
竹川美奈子さん、島田知保さん、rennyさんが、コツコツ投資家が集まれる「場」を作られるそうです。(コツコツ投資家っていうのは多分積立投資をやっている投資家のことだと思われます)About Money,Today投資家が集まれる、ゆるい「場」を作ろう!毎月、第一水曜日に「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(仮)」と称して、東京・六本木のワールドインベスターズ トラべルカフェに集まってみるという試みをはじめてるとのこと。...
草食系投資とブラック・スワン(日経電子版より)
日経電子版に、インデックス投資関連記事が掲載されています。日経電子版 > ライフ > 家計 > 点検個人マネー草食系投資とブラック・スワン 長期分散投資の真実(5)草食系投資やブラック・スワンなどの最近のトピックスについて、インデックス投資との関連でまとめて書かれています。特に、ブラック・スワンに対する考察が面白いです。今回の金融危機での資産価格の変動は予想外に大きく、正規分布を基にした過去の統計値はもはや...
1680・1681の乖離率がえらいことに
市場価格と基準価額の乖離に注目が集まっている「上場MSCIコクサイ株」(1680)と「上場MSCIエマージング株」(1681)ですが、直近の乖離率がえらいことになっています。上場MSCIコクサイ株(1680) +12.44%上場MSCIエマージング株(1681) +11.57%(データ出展:モーニングスター・2010年5月7日時点)(関連記事)2010/05/06 「市場価格」と「基準価額」の乖離率に意味がない?2010/05/07 昨日の記事に対するtwitterでの反応...
ソブリン債よりも安全と見なされている欧州株
ここのところ、欧州債券問題懸念で相場が下落していると言われています。欧州株式市場も下げているようですが、CDSスワップを見ると面白いことが分かります。あ、その前にCDSとは、ひと言で言えば「投資先・融資先の破たんによる損失に備えるための保険」のこと。CDSスワップとは、そのCDSのプレミアム(=保証料)の料率のことです。(FP総研より)注目のtwitterでのモーニングスター朝倉社長のツイートです。 バリュー投資家は...
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」5月分の投資を実行
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」5月分の投資を、本日5月7日に行ないました。 (ご参考)ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法とは?昨夜、僕たちが眠っている間に米国株式市場でひと波乱あったようです。その影響もあってか、日米とも株価が下落しています。(関連記事) ロイター米国株式市場=大幅続落し主要指数は3%超下落、一時の急落からは戻す東京株式市場・大引け=大幅続落、欧州債務問題懸念でリスク...
昨日の記事に対するtwitterでの反応をメモ
昨日の記事、『「市場価格」と「基準価額」の乖離率に意味がない?』に対する、twitterでの反応をメモ。ブログ読みました。個人的には、流動性がちゃんと確保された場合、乖離率が0.0%を挟む形で上下に変動することがあるべき姿だと思っています。1680や1681の場合、常にプラス乖離している状態なので、これは「人気」によるものだと思います。1680、1681の乖離の原因が評価時点のズレにあるとしたら、乖離が常にプラス方向なのは...
「市場価格」と「基準価額」の乖離率に意味がない?
日興アセットが、ETFの「市場価格」と「基準価額」についてコラムを掲載しています。「上場MSCIコクサイ株」(1680)と「上場MSCIエマージング株」(1681)の市場価格と基準価額の乖離が話題になっているので、興味深く読みました。日興アセットマネジメント ETFコラム No.32010年5月6日 ETFの価格について整理しましょう(1) 「市場価格」と「基準価額」詳しくは、上記コラムをご覧いただきたいのですが、そのなかで、市場価...
インデックスブログを書き続けるための4つのコツ
インデックス投資関連の情報を掲載するブログは「インデックスブログ」なんて呼ばれたりしています。最近はインデックスブログの数も増えてきたようです。一方で、インデックスブログは書く「ネタ」が少なく、続けるのが難しいのではとも言われます。実際、自分の投資方針とポートフォリオを書いたあたりで更新が止まってしまっているブログもよく見ます。そこで、自分がインデックスブログを継続してきた約5年の経験から、インデ...
「DC加入者はなぜ元本確保型に投資するのか?」についての余談
前回の記事、「DC加入者はなぜ元本確保型に投資するのか?」では、ニッセイ基礎研究所の調査による意外な結果をご紹介しました。結論から言うと、DC加入者の資産配分で株式投信が少ないのは、(1)株式の期待リターンを低く見積っている、あるいは、(2)株式運用のリスクを高く見積っている、という2つの理由が考えられるが、調査の結果、(2)株式のリスクを高く見積もっているからではなく、(1)株式の超過リターンが低いと考えている...
DC加入者はなぜ元本確保型に投資するのか?
確定拠出年金(DC)加入者の多くが元本確保型を選択していると言われていますが、「DC加入者はなぜ元本確保型に投資するのか?」というテーマについて、ニッセイ基礎研究所に面白いレポートが掲載されていたのでご紹介します。ニッセイ基礎研究所 ニッセイ年金ストラテジー 2010年05月号(vol. 167)DC 加入者はなぜ元本確保型に投資するのか?詳しくは上記レポートをご覧いただきたいのですが、結論を勝手に無理やりまとめると、...