オンラインの投資家飲み会に参加。サイゼリヤ応援、企業型DCのデフォルト商品、DCF法など
先日、オンラインの投資家飲み会に参加しました。サイゼリヤ応援、企業型DCのデフォルト商品、DCF法などいろいろな話が出て、とても有意義でした。相互リンクブロガーのおぱるさんとkenzさんが主催する「オンラインムサコ会」です。ムサコ会は以前から何度も開催されていますが、最近はコロナ禍の影響でビデオ会議を活用したオンライン飲み会になっています。今回は温泉たまご、柿の種、ビール(アサヒスーパードライ)を準備して...
国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(21年1月末)、なぎでよし
個人投資家の期待を集めながらも、「市場価格と基準価額の乖離」の大きさが課題と言われてきた国内ETF。「市場価格と基準価額の乖離」とは、かんたんにいえば、ETFの中身に対して中身どおりの価格がついているか、それとも割高 or 割安な価格がついてしまっているかを表しています。いちばん良いのは、ETFの中身と価格が同じ(乖離率±0%)というフェアな状態です。国際分散投資に活用できる主要な国内ETF(先進国株式クラス、新興...
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」21年1月分を実行、187回目の積み立て
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」の2021年1月分の積み立て投資を、1月28日に行ないました。 ブログで記録をはじめてから187回目の積み立てになります。※「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」とは、積み立て投資の退屈対策のためにやっている投資法に付けたテキトーな名前です。詳しくはこちらを参照。日米の株価が下がったため、今月はここで投資します。NYダウ続落633ドル安、3カ月ぶり下落幅(写真=ロイタ...
「航路を守れ バンガードとインデックス革命の物語」(ジョン・C・ボーグル著)はもはや投資本というより「良心」を集めた人生訓!
「航路を守れ バンガードとインデックス革命の物語」(ジョン・C・ボーグル著、石塚順子翻訳)を読みました。本書は世界で初めて個人投資家向けのインデックスファンドを発売した米国バンガード・グループの創設者で「インデックス投資の父」といわれるジョン・C・ボーグル氏の最後の著書です。カテゴリとしては投資本になるのかもしれませんが、私は投資本というよりも米国中の「良心」が集まった人生訓だと思いました。全480ペ...
鶏を買った男と、株式ETFを買った男の話
ある村の男が100匹の鶏を買いました。将来200匹、300匹と増やして売るためです。庭で放っておいても親鶏は卵を産み、死んでしまう雛と無事大きく育つ雛がいながらも、均せば毎年100匹につき5匹くらい増えていきます。しかし、飼い主の男は「腹が減る」「鶏を飼ってる実感がほしい」といって、毎年親鶏を2~3匹食べてしまいます。そんなことをくりかえして長期育成した結果、いつまでたっても鶏はなかなか増えなかったとさ。おしま...
まとまった資金がある場合、一括投資か分割投資のどちらがよいのか?
まとまった資金がある場合は、一括投資か分割投資(ドルコスト平均法)のどちらがよいのか?ブログにご質問をいただきました。拙著「お金は寝かせて増やしなさい」の読者さまからよくいただくご質問で、最近また増えてきたので、ブログにて私なりの回答をします。送信者:Aさん(水瀬注: お名前をAさんと書き替えさせていただきました)件名:一括購入と積立購入についてはじめまして。突然のメール失礼いたします。昨年12月末に近...
インデックス投資家でもある厚切りジェイソンさんがアナザースカイIIに出演。言葉が心にズバズバ刺さる!
以前、当ブログでもご紹介した、お笑い芸人でIT企業役員の厚切りジェイソンさん。インデックス投資家で資産家なのに無駄遣いゼロ、徹底した節約で収入の9割を投資に回し、33歳にしてFIRE(Financial Independence, Retire Early)を達成されています。厚切りジェイソンさんもインデックス投資家! しかも33歳にして早期リタイア達成「東証マネ部!」に、お笑い芸人の厚切りジェイソンさんのインタビュー記事が掲載されています。.....
私も積み立てている「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」が受益者還元型信託報酬率適用!
モーニングスターが「eMAXIS Slim 新興国株式インデックスが受益者還元型信託報酬率適用、シリーズ5本目」と報道しています。モーニングスター WEBサイト 2021/01/20 「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」が受益者還元型信託報酬率適用、シリーズ5本目| モーニングスター上記記事によると、三菱UFJ国際投信が運用するインデックスファンド「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」の純資産残高が2021年1月14日に500...
ニューノーマルの取材
某取材をお受けしました。テーマは主に積み立て投資の体験談についてです。Zoomを使ったWeb会議での取材でした。予想以上に盛り上がった気がします。相互リンクブロガーの虫とり小僧さんと一緒でした。7~8人が参加するなかで、ビデオOFF&発言時のみ音声ONで対応したのですが、これはこれでお互いの質問やお話の内容をしっかり聞けていいなと思いました。ニューノーマルの取材でしょう。私の取材内容が使われるのかは不明ですが、...
【まとめ記事】低コストインデックスファンド徹底比較(20年12月末)高評価インデックスファンド集【全部入り】
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事で取り上げた資産クラス(日本株式、先進国株式、新興国株式、全世界株式、日本債券)ごとのインデックスファンド比較の図表(2020年12月末時点)を、すべて1本の記事にまとめました。各資産クラスの高評価なインデックスファンドが一覧できますよ。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』を...
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が二連覇
本日、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」が発表になり、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(三菱UFJ国際投信)が見事栄冠を勝ち取りました。昨年に続いて二連覇です。おめでとうございます!eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、国内株式・先進国株式・新興国株式に投資するインデックスファンドです。いわゆる全世界株式ですね。これ一本で全世界の株式にまるごと投資できる国内籍のイ...
【日本債券】低コストインデックスファンド徹底比較(20年12月末) eMAXIS Slimとニッセイが高評価
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本債券クラスの主要なインデックスファンドについて、2020年12月末で比較しました。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。それではどうぞ。日本債券クラスのベンチマークである NOMURA-BPI は、「インカム収入を考慮した経過利子込時価総額加重型インデック...
【全世界株式】低コストインデックスファンド徹底比較(20年12月末) eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン&除く日本)が高評価
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、全世界株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2020年12月末で比較しました。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。それではどうぞ。全世界株式クラスの対象インデックスは、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」と、「MSCI オール・カ...
【新興国株式】低コストインデックスファンド徹底比較(20年12月末) 超低コスト「雪だるま新興国株式」に異常値!?
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、新興国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2020年12月末で比較しました。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。それではどうぞ。新興国株式クラスの対象インデックスは、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」もしくは「FTSE エマー...
【先進国株式】低コストインデックスファンド徹底比較(20年12月末) 信託報酬 年0.1%以下の超低コスト、ニッセイ&eMAXIS Slimが高評価
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2020年12月末で比較しました。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。それではどうぞ。先進国株式クラスの対象インデックスは、「MSCI コクサイ・インデックス」。アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス...
【日本株式】低コストインデックスファンド徹底比較(20年12月末) eMAXIS Slimが高評価、iFreeが1年リターンで頑張る
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2020年12月末で比較しました。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。それではどうぞ。日本株式クラスの対象インデックスは、「TOPIX」です。比較の結果、「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」(運用会社:三...
自分がやっている投資はバイ&ホールド戦略なのか、トレンドフォロー戦略なのか
先日、ツイッターに何気なく投稿した内容が、たくさんいいねされていたのでブログにも記録しておきます。ちょっと前まで「米国株!米国株最強!」と言ってた人ほど、急に「ビットコイン!ビットコイン最強!」と騒ぎ出しているような。意識しているか否かにかかわらず、投資法が直近上がっているものに飛びつくトレンドフォロー戦略なんですね。— 水瀬ケンイチ(みなせけんいち) (@minasek) January 8, 2021 2021年1月7日深夜...
某メディアからかんたんなアンケート取材をお受けしました
某メディアからかんたんなアンケート取材をお受けしました。テーマはインデックス投資ではなく、若いかた向けのお金全般の準備についてとりあげる企画のようです。インデックス投資についての取材だと、いつも同じような質問を受けて同じような話をすることになるのですが、今回はじっくり考えながら回答する必要があって新鮮でした。それにしても、コロナ禍の影響で、取材は対面ではなくすっかりオンラインだけになりました。その...
個人投資家の9割が株で負けている理由と「信用取引評価損率」の推移
日刊SPA!によると、個人投資家の9割が株で負けているらしいです。個人投資家の9割が株で負けている理由。塩漬け、逆張り、割安株投資/足立武志 | 日刊SPA!nikkan-spa.jp情報ソースが日刊SPA!なので、その理屈をまず疑ってかかりました。またろくでもないコメンテーターが適当なことを面白おかしく言っているだけだろうと思ったからです。誤解なきように予め申しあげておくと、当ブログでも過去に何度も書いているとおり、私はエン...
投資本の選び方の注意点、拙著の場合は?
ANA Financial Journal の記事「投資初心者におすすめの本10選。学びのポイントと注意点を解説」で、拙著「お金は寝かせて増やしなさい」(水瀬ケンイチ著)が紹介されました。投資初心者におすすめの本10選。学びのポイントと注意点を解説投資についての情報ソースは、新聞・雑誌やインターネットなど、どんどん多様化しており、今や投資初心者でもリアルタイムで情報入手できるようになっています。反面、根本となる理論や考え方...
オンラインの投資家飲み会に参加。TOPIX算出方法見直し、ESG投資、新興国の勢い、沖縄は半袖など
(画像はイメージです)先日、オンラインの投資家飲み会に参加しました。TOPIX算出方法見直し、ESG投資などいろいろな話が出て、とても有意義でした。相互リンクブロガーのおぱるさんとkenzさんが主催する「オンラインムサコ会」です。ムサコ会は以前から何度も開催されていますが、最近はコロナ禍の影響でビデオ会議を活用したオンライン飲み会になっています。今回は冷奴、ミックスナッツ、ビール(アサヒスーパードライ)...
国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(20年12月末)、今回から全世界株式クラスも追加
個人投資家の期待を集めながらも、「市場価格と基準価額の乖離」の大きさが課題と言われてきた国内ETF。「市場価格と基準価額の乖離」とは、かんたんにいえば、ETFの中身に対して中身どおりの価格がついているか、それとも割高 or 割安な価格がついてしまっているかを表しています。いちばん良いのは、ETFの中身と価格が同じ(乖離率±0%)というフェアな状態です。国際分散投資に活用できる主要な国内ETFについて、2020年12月末ま...
2020年12月末の資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品、今後の投資方針
毎年2回、6月末と12月末に資産配分(アセットアロケーション)の把握をしています。正月に2020年12月末の資産配分を確認しました。直近1年間に「コロナショック」の株価暴落とその後の急回復がありました。果たしてどうなっているのでしょうか。資産配分(アセットアロケーション)日本株式 5.3%先進国株式 57.3%新興国株式 9.9%REIT(国内外) 1.9%外国債券 2.1%日本債券 23.6%半年前と比べると、債券クラスが3%ほど小...
2021年、あけましておめでとうざいます
あけましておめでとうございます。2021年の始まりです。今年はどんな年になるのでしょうか? わかりません!(恒例の即答)新型コロナウイルス感染症拡大の勢いはいまだおさまらず、延期になった東京オリンピックがどうなるのかもわかりません。ワクチンが広まったら広まったで、逆に材料出尽くしで株式市場の暴落が来るとか、来ないとか、いろいろなことが言われているようです。しかし、将来のことが正確にわかる人などこの世に...