国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(22年7月末)、全体的に乖離はまあまあ小さく穏やか
個人投資家の期待を集めながらも、「市場価格と基準価額の乖離」の大きさが課題と言われてきた国内ETF。「市場価格と基準価額の乖離」とは、かんたんにいえば、ETFの中身に対して中身どおりの価格がついているか、それとも割高 or 割安な価格がついてしまっているかを表しています。いちばん良いのは、乖離率±0%状態です。国際分散投資に活用できる主要な資産クラスの国内ETFについて、2022年7月末までの乖離率を調べました。(1...
なんと「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」(早い!)「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」「敗者のゲーム[原著第8版]」などが50%ポイント還元!
現在、Kindleストアで「【50%ポイント還元】Kindle本夏のキャンペーン」が行われています。40,000冊以上の対象Kindle本が50%ポイント還元になっているので、そのなかから探し出した当ブログの読者さまにおすすめの本をご紹介します。まずは、なんと共著の「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」(山崎元・水瀬ケンイチ共著)が早くもポイント還元対象です。今年3月に出たばかりの最新刊です。あの…Kindleストアさん、キャンペーン...
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」22年7月分を実行。205回目の積み立て
「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」の2022年7月分の積み立て投資を、本日7月29日に行ないました。 ブログで記録をはじめてから205ヶ月目の積み立てになります。(積み立て自体はもう少し前から行っています)※「ちょっと投資心をくすぐるドルコスト平均法」とは、積み立て投資の退屈対策のためにやっている投資法に付けたテキトーな名前です。詳しくはこちらを参照。今月は買いのタイミングを見出だせないまま結局最終...
儲かる投信販売会社と儲からない投信販売会社がある?
今年に入って下げ相場が続いていますが、投信保有者の8割超が運用益を出しているとの情報です。投信保有者の8割超が運用益 共通KPI集計大手証券やネット証券などで購入した投資信託を保有している顧客のうち、8割超が今年3月末時点で運用益を確保していたことがわかった。世界的な金融引き締めなどで投資環境が悪化したものの、投信でもうけが出ている顧客の割合は前年とあまり変わらなかった。運用損益別の顧客割合、各社が毎年...
マイナポイントに乗じた詐欺に気をつけよう!
(総務省WEBサイトより)現在、総務省の施策で最大20,000円相当のマイナポイント付与が受けられる「マイナポイント第2弾」が行われています。施策1:対象のキャッシュレス決済サービスへの2万円のチャージまたは買い物で、最大5000円分のポイント付与施策2:マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにする申し込みで、7500円分のポイント付与施策3:公金受取口座の登録で、7500円分のポイント付与昨年の第1弾で既に500...
公的年金だけでなく個人年金も繰り下げ受給で増額できる!?
個人年金も繰り下げ受給で増額できるものがあるという情報が、日経電子版に掲載されています。個人年金も繰り下げ増額 商品で差、「お宝」効果大きく主に現役の間に保険料を払い込み、一定の年齢から「年金」を受け取る民間の個人年金保険。その多くは受給開始時期を契約時に決めた時点から繰り下げると、受給額を増やせることはほとんど知られていない。過去、運用利回りのメドである予定利率が高かった時期の「お宝保険」では、...
Twitterスペースでりんりさんとトーク。期待リターンの推計が小難しくもアツい!
今日はTwitterスペースに相互リンクブロガーのりんりさん(@SandP500ETF)をお招きして開催しました。Twitterスペースとは、Twitterのユーザーが集まり、音声を使って自分たちで作り上げるTwitterのコミュニティです。要は音声のみで何人かがスピーカー(発言者)としてトークできて、それをたくさんのリスナーが聴けるというサービスです。今日もたくさんのテーマの話が出ましたが、中でもひとつ、大きなトピックだったのが「期待...
投信協会も、日証協も、自民党金融調査会もNISA恒久化を提言してますよ、岸田総理!
投資信託協会(投信協会)がNISA恒久化、非課税枠の拡大、個人型確定拠出年金(iDeCo)の拠出限度額引き上げなどの提言を公表したとのこと。投信協会、NISA恒久化を提言 資産所得倍増に向け投資信託協会は22日、岸田文雄首相が掲げる資産所得倍増プランの実現に向けた提言を公表した。少額投資非課税制度(NISA)の恒久化や非課税枠の拡大、個人型確定拠出年金(iDewww.nikkei.comいずれも、大賛成です!日本証券業協会(日証協)...
「年金積立金で未来のGAFAM育てよう」という主張の是非
日経電子版に「年金積立金で未来のGAFAM育てよう」という記事が掲載されていました。年金積立金で未来のGAFAM育てよう先日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、年金積立金の運用でスタートアップへ投資するという記事が出ていた。これは筆者がかなり以前から主張していたことなので、おおいに賛成したい。記事によれば、GPIFが運用を委託する信託銀行が、独立系べンチャーキャピタル(VC)の組成するファンドに出資する契...
Microsoft Teamsの世界的な障害であらわになる人の本性…
本日、Microsoft Teamsに世界的な障害が起きて、私の勤務先でもひと波乱ありました。Teams障害、在宅勤務など広く影響 主要企業9割利用米マイクロソフト(MS)のビジネスチャットアプリ「Teams(チームズ)」で21日、通信障害が起き、世界各地で数時間接続しにくい状態が続いた。国内主要企業の9割超が利用しており、メールや別のツールを急きょ使い社内連絡をするなど対応を迫られた。在宅勤務の定着で影響が大きくなっており、...
「日本版FIRE超入門」「いらない保険」「半値になっても儲かる『つみたて投資』」などが最大50%ポイント還元キャンペーン
現在、Kindleストアで「【50%還元】Kindle本ポイントキャンペーン」が行われています。20,000冊以上の対象Kindle本が最大50%ポイント還元になっているので、そのなかから探し出した当ブログの読者さまにおすすめの本をご紹介します。まずは、「普通の会社員でもできる 日本版FIRE超入門」(山崎俊輔著)です。本書は日本人向けのFIRE(Financial Independence, Retire Early)本です。経済的独立の獲得による早期リタイアを目指す...
DC専用ファンドの割高な手数料の見直しが遅れている。このままで大丈夫?
確定拠出年金(DC)専用インデックスファンドの割高な手数料の見直しが遅れているそうです。年金用投信、競争働かず 手数料の下げ2社どまり年金用投資信託の手数料を見直す動きが遅れている。金融庁は見直しを強く促していたが、実際に下げたのは大手運用会社9社のうち2社にとどまった。株価指数などに連動するインデックス運用の投信では商品内容が同じなのに、個人が払う信託報酬が同じ運用会社でも異なる。運用会社同士の競争...
億り人たちが節約する目的は「1円でも多く投資したい」から?
億り人たちが節約する目的は「1円でも多く投資したいから」という記事が、マネーポストに掲載されています。 億り人たちは合理的に楽しんで節約する その目的は「1円でも多く投資したい」 | マネーポストWEBマネーポストWEB「お金持ちほどケチ」といわれる通り、資産を築いてきた人は皆、正しい節約の仕方を知っている。“億り人”になるのは、正しい節約術を知っておく必要があるのだ。 億万長者は「ボーナス払い」を避けるのだと...
楽天証券でマネー本が無料で読めるというめずらしい新サービス開始
すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、楽天証券でマネー本が無料で読めるというめずらしい新サービスが始まっています。【新サービス開始】楽天Kobo×トウシルコラボ!おすすめマネー本を無料で提供【新サービス開始】楽天Kobo×トウシルコラボ!おすすめマネー本を無料で提供www.rakuten-sec.co.jp気になるサービス概要は以下のとおり。・トウシルでのおすすめマネー本が無料で読める・ベストセラー書籍などを楽天Kobo...
初心者が投資で失敗してしまう理由と対策を実体験をふまえて語る
初心者が投資で失敗してしまう理由についての情報があったので取り上げてみます。「最初は利益が出ていたのに…」初心者が投資で失敗してしまう3つの理由 | マネーポストWEBマネーポストWEB コロナ後に投資を始めて上昇相場を体験したものの、2021年後半からの株価下落に見舞われ、どう続けてよいのかわからなくなっている投資初心者も多いかもしれない。『世界一楽しい!会社四季報の読み方』などの...www.moneypost.jp詳しくは上...
【まとめ記事】低コストインデックスファンド徹底比較(22年6月末)高評価インデックスファンドデータ集
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事で取り上げた資産クラス(日本株式、先進国株式、新興国株式、全世界株式、日本債券)ごとのインデックスファンド比較の図表(2022年6月末時点)を、すべて1本の記事にまとめました。各資産クラスの高評価なインデックスファンドが一覧できますよ。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』を...
【日本債券】低コストインデックスファンド徹底比較(22年6月末) eMAXIS Slimが高評価もマイナスリターンに沈むため代案あり!
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本債券クラスの主要なインデックスファンドについて、2022年6月末で比較しました。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。日本債券クラスのベンチマークである NOMURA-BPI は、「インカム収入を考慮した経過利子込時価総額加重型インデックス」(出典:野村...
【全世界株式】低コストインデックスファンド徹底比較(22年6月末) eMAXIS Slimが高評価
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、全世界株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2022年6月末で比較しました。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。全世界株式クラスの比較対象インデックスは、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」と「FTSEグローバル・オールキャ...
【新興国株式】低コストインデックスファンド徹底比較(22年6月末) 雪だるま返り咲き
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、新興国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2022年6月末で比較しました。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。新興国株式クラスの比較対象インデックスは、「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」もしくは「FTSE エマージング・インデ...
「Bogleheads®日本チャプターウェブサイト&掲示板」スタート!
「Bogleheads®日本チャプターウェブサイト&掲示板」が始まりました。▼掲示板トップページhttps://www.bogleheads.jp/phpBB/ウェブサイトの目玉コンテンツは2つあります。1つめは、長期的に投資で成功するための最良の機会をもたらす10の基本原則を1ページにまとめた「Bogleheads®投資哲学-米国外投資家向け」です。この「Bogleheads®投資哲学-米国外投資家向け」は、時に困難な航海となる長期投資の針路となる、いわば不朽の...
【レポート追記】「インデックス投資ナイト2022 スピンオフ」が無事終了。書いてくれたレポートまとめ
(フォトセッション画像:ももんがさん提供)昨日(2022年7月9日)、「インデックス投資ナイト2022 スピンオフ」が開催され、無事終了しました。インデックス投資ナイト2022 スピンオフ企画 プログラム内容のお知らせ 2022 年 7 月9日 ( 土曜日 )に オンライン配信する 「インデックス投資ナイト 2022 スピンオフ企画 」のプログラム内容についてお知らせします。 チケット価格は2500円です。チケット購入については別途お知ら...
【先進国株式】低コストインデックスファンド徹底比較(22年6月末) eMAXIS Slim強し
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2022年6月末で比較しました。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。それではどうぞ。先進国株式クラスの比較対象インデックスは、「MSCI コクサイ・インデックス」。アメリカ、イギリス、ドイツ、フラ...
【日本株式】低コストインデックスファンド徹底比較(22年6月末)、混戦もeMAXIS Slim強し
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2022年6月末で比較しました。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。それではどうぞ。日本株式クラスの比較対象インデックスは、「TOPIX」です。比較の結果、「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」(運用会社:...
NISAとDCを夫婦で活用しています
日経電子版につみたてNISA(少額投資非課税制度)とiDeCo(個人型確定拠出年金)を夫婦で活用するという記事が掲載されています。つみたてNISAとiDeCo、夫婦で活用 税優遇の恩恵倍増ハナ 岸田政権の資産所得倍増プランで個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)と少額投資非課税制度(NISA)について拡充の議論が出ています。そうした報道をみて「どちらかやってみたい」っていう友達が増えているわ。岡根 イデコは拠出・運用・受...
国内ETFの「市場価格と基準価額の乖離」(22年6月末)、米国株式がほぼゼロ乖離で良い!
個人投資家の期待を集めながらも、「市場価格と基準価額の乖離」の大きさが課題と言われてきた国内ETF。「市場価格と基準価額の乖離」とは、かんたんにいえば、ETFの中身に対して中身どおりの価格がついているか、それとも割高 or 割安な価格がついてしまっているかを表しています。いちばん良いのは、乖離率±0%状態です。国際分散投資に活用できる主要な資産クラスの国内ETFについて、2022年6月末までの乖離率を調べました。(1...
【マスコミ調査】公的年金の2021年度運用実績が好調。一部テレビはだんまりですが全体的な報道状況は改善傾向
公的年金の積立準備金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法)は2022年7月1日に、2021年度運用状況報告を公開しました。#GPIF は、2021年度運用状況を公表しました。 #年金積立金https://t.co/pV64nzW8rW pic.twitter.com/OcdHT6spPh— GPIF (@gpiftweets) July 1, 2022 ◆2021年度(2021年4月~2022年3月)収益率: +5.42%(年率)収益額: +10兆925億円(年間)運用資産額: 196兆5926億円◆市場運用開始以降(2001年度...
2022年6月末の資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品、今後の投資方針
毎年2回、6月末と12月末に資産配分(アセットアロケーション)の把握をしています。昨日、2022年6月末の資産配分を確認しました。年明けから国内外の株式市場が軟調でしたが、果たしてどうなっているのでしょうか。◆資産配分(アセットアロケーション)日本株式 4.2%先進国株式 61.0%新興国株式 5.0%REIT(国内外) 1.7%外国債券 1.9%日本債券 26.10%前回(半年前)のお正月の資産配分確認結果を受けて、1月に行ったリバ...
AERA 2022年7月4日号の水瀬掲載記事が無料で全文読めるように
先日のブログ記事「AERA 2022年7月4日号に水瀬掲載。よく見る「成績の良かった人の属性 1位 亡くなっている人 2位 運用しているのを忘れている人」の情報ソースをフィデリティの人に聞く!?」でお知らせしたAERA 2022年7月4日号の水瀬掲載記事が、AERAdot. (アエラドット) に全文転載されています。記事全部が無料で読めます。AERAdot.さん太っ腹!相場が下落するたびにSNSなどで拡散されてくる「成績の良かった人の属性 1位 亡...