運用資産の取り崩し方
水瀬ケンイチ
ブログやツイッターで、「資産運用の方法ばかりで資産の取り崩し方法に関する情報が少ない」という声をたまに聞きます。
多くのブログ執筆者にとってまだ先の話になるので、情報が少なくなるのは自然の成り行きかと思います。
しかし、情報がないなどということはなく、よく探せばあるものです。
「ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理」(バートン・マルキール著)では、「4.5%ルール」の活用をすすめています。
「4.5%ルール」とは、1年間に生活費のために取り崩す額を保有資産の4.5%以内にとどめるというものです。
なぜ4.5%なのか?合理的理由があるのですが、その理由はぜひ本を読んで確認してください。
なお、「4.5%ルール」には3つの注意事項が付加されています。
(1)初年度に4.5%引き出した後は、毎年その金額に平均インフレ率の2%を加えた額を引き出す。
(2)元本資産を取り崩す時には目標アセットミックスに照らして基準を上回っているものから。
(3)IRAや401kに関して連邦所得税法が定める必要最低引き出し額をまず生活費に。
米国の本なので、(1)のインフレ率とか(3)の連邦所得税法とかは、脳内変換して読まないといけませんが、参考にはなります。
多くのブログ執筆者にとってまだ先の話になるので、情報が少なくなるのは自然の成り行きかと思います。
しかし、情報がないなどということはなく、よく探せばあるものです。
「ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理」(バートン・マルキール著)では、「4.5%ルール」の活用をすすめています。
「4.5%ルール」とは、1年間に生活費のために取り崩す額を保有資産の4.5%以内にとどめるというものです。
なぜ4.5%なのか?合理的理由があるのですが、その理由はぜひ本を読んで確認してください。
なお、「4.5%ルール」には3つの注意事項が付加されています。
(1)初年度に4.5%引き出した後は、毎年その金額に平均インフレ率の2%を加えた額を引き出す。
(2)元本資産を取り崩す時には目標アセットミックスに照らして基準を上回っているものから。
(3)IRAや401kに関して連邦所得税法が定める必要最低引き出し額をまず生活費に。
米国の本なので、(1)のインフレ率とか(3)の連邦所得税法とかは、脳内変換して読まないといけませんが、参考にはなります。
同じテーマで竹川美奈子氏がブログ記事を書かれているのでご紹介します。
About Money,Today
2010/09/06 投信をどう取り崩す?
いろいろな取り崩し方が紹介されていますが、やはり、定額ではなく定率での取り崩しをすすめているようです。
また、証券会社の自動解約サービスでも使えそうなものが出始めているとのことです。
いろいろな情報を参考にしながら、自分の場合どうするか、ゆっくりと検討していこうと思います。
About Money,Today
2010/09/06 投信をどう取り崩す?
いろいろな取り崩し方が紹介されていますが、やはり、定額ではなく定率での取り崩しをすすめているようです。
また、証券会社の自動解約サービスでも使えそうなものが出始めているとのことです。
いろいろな情報を参考にしながら、自分の場合どうするか、ゆっくりと検討していこうと思います。
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