ご当地ETF「MAXIS S&P東海上場投信」(1553)、やっと上場

水瀬ケンイチ

昨年10月の記事「ご当地ETFお目見え」で書いたETFが、2011年2月22日にやっと名証に上場するそうです。

モーニングスター 2011/02/01より引用】
三菱UFJ投信が新ETF「MAXIS S&P東海上場投信」を2月22日に名証に上場へ
三菱UFJ投信は2月1日、新ETF(上場投資信託)「MAXIS S&P東海上場投信」 <1553> を2月22日に名古屋証券取引所に上場する予定と発表した(設定は2月21日)。同ETFは、東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)に本社を有する企業で構成されている株価指数「S&P 日本地域別指数-東海-」に連動する成果を目指して運用を行う。「S&P 日本地域別指数-東海-」は、対象企業の株式のなかから流動性などのスクリーニングを行い、浮動株修正時価総額上位50銘柄を選別する。
【引用おわり】

ETFの概要は以下のとおり。

MAXIS S&P東海上場投信(1553)
 S&P 日本地域別指数-東海-連動・信託報酬年率0.525%

昨年10月の段階では12月には上場予定となっていましたが、2ヶ月遅れましたね。
いろいろと事務処理があったのでしょう。

それはともかく、昨年10月の記事にも書きましたが、ご当地ファンドにはそれなりのニーズがあるようです。
当時のご当地ファンドの残高が増えた理由として、

・「どうせ株を買うなら、馴染みのある地元企業を応援する目的で投資しよう」という投資家の地元意識
・「景気回復が都心から全国的に広がる」という投資家の期待
・地方銀行が積極的に販売したこと

があったようです。
ただ、ご当地ファンドはその地域の地方銀行が積極的に販売したのに対して、ご当地ETFは特定の販売会社があるわけではないので、うまくいくかは未知数です。

おそらく、カブドットコム証券のフリーETF(売買手数料無料)の対象になると思われますので、カブドットコム証券を使っていて地元を応援したいというかたは検討してみてもいいかもしれません。
個人的には、50銘柄という少ない銘柄数と、日本株式クラスのETFとしては信託報酬が0.525%と特に低くないことを考えると、ちょっと食指が伸びませんが…(^^;

<ご参考>
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Posted by水瀬ケンイチ