【往年のインデックス投資家限定】 おおお、机から懐かしいものが!
水瀬ケンイチ
机周りの整理をしていたら、とても懐かしいものが続々出てきました。

(クリックで拡大)
こ、この黄ばんだハガキは、「大和住銀エス・ビー・日本債券ファンド」の取引報告書ではないですか。
愛称はたしか「ベガ」でした。
約定日が2002年7月16日ですから、9年前のものです。よく残っていたものです。
当時は、まともな日本債券インデックスファンドがなかったので、このファンドで代用していました。
アクティブファンドですが、当時はまあまあのパフォーマンスだったような記憶があります。
ちなみに、このファンドを購入したのはeトレード証券(現SBI証券)でした。
当時のeトレード証券は、ほとんどの投信が金額指定できず口数指定の購入しかできませんでした。だから、この取引報告書も1万口を購入しています。
続いて出てきたのが、これ。

(クリックで拡大)
この変色した封筒に入っているのは、「ダイワ投信倶楽部外国株式」の取引報告書ですね。
平成15年3月11日約定なので、8年前のものです。そりゃ糊も茶色く変色するわ。
この取引報告書は、大和投信が直販をやっていた頃のものです。
右肩の「ネツトトレード」という表記が懐かしい。大和投信の直販サービスの名前がたしか「大和ネットトレード」という名前だったような記憶があります。確かめようとしてググっても、もう出てこない名称です。
この「ダイワ投信倶楽部」というファンドシリーズは、当時としては低コストのインデックスファンドシリーズで、国内外の株式・債券という伝統的4資産を揃えており重宝していたのですが、大和投信が直販サービスから撤退すると同時にDC専用ファンドに変更され、一般投資家は追加購入ができなくなりました。
ググってみたら、1種類(公社債投信)を除いてもう存在していないみたいですね。
<関連記事>
2006/05/29 外国株式インデックスファンド放浪記(その2)
他にもいろいろな投信の取引報告書が出てきたのですが、懐かしさと同時に、なんだか悲しくなってきたのでこの辺にしておきます。
ほんっとうに、ほんっとうに、あの頃のインデックス投資家は証券会社・運用会社の都合で翻弄されていたのだなとつくづく思います。
それに比べたら、現在のインデックス投資環境の恵まれていることと言ったら。
STAMインデックスシリーズ、eMAXISシリーズ、CMAMインデックスファンドeシリーズなど、まともなインデックスファンドが継続して数年存続しています。インデックスファンドだけでなく、国内ETF、海外ETFも選べます。
このインデックス商品の選択肢の多様性は、10年前の私が喉から手が出るほど欲しがり、でも手に入らなかったものです。
これからインデックス投資を始めるかたは、本当に恵まれていると思います。
これらの良質なツールを使いこなすか否かはあなた次第です。

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こ、この黄ばんだハガキは、「大和住銀エス・ビー・日本債券ファンド」の取引報告書ではないですか。
愛称はたしか「ベガ」でした。
約定日が2002年7月16日ですから、9年前のものです。よく残っていたものです。
当時は、まともな日本債券インデックスファンドがなかったので、このファンドで代用していました。
アクティブファンドですが、当時はまあまあのパフォーマンスだったような記憶があります。
ちなみに、このファンドを購入したのはeトレード証券(現SBI証券)でした。
当時のeトレード証券は、ほとんどの投信が金額指定できず口数指定の購入しかできませんでした。だから、この取引報告書も1万口を購入しています。
続いて出てきたのが、これ。

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この変色した封筒に入っているのは、「ダイワ投信倶楽部外国株式」の取引報告書ですね。
平成15年3月11日約定なので、8年前のものです。そりゃ糊も茶色く変色するわ。
この取引報告書は、大和投信が直販をやっていた頃のものです。
右肩の「ネツトトレード」という表記が懐かしい。大和投信の直販サービスの名前がたしか「大和ネットトレード」という名前だったような記憶があります。確かめようとしてググっても、もう出てこない名称です。
この「ダイワ投信倶楽部」というファンドシリーズは、当時としては低コストのインデックスファンドシリーズで、国内外の株式・債券という伝統的4資産を揃えており重宝していたのですが、大和投信が直販サービスから撤退すると同時にDC専用ファンドに変更され、一般投資家は追加購入ができなくなりました。
ググってみたら、1種類(公社債投信)を除いてもう存在していないみたいですね。
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2006/05/29 外国株式インデックスファンド放浪記(その2)
他にもいろいろな投信の取引報告書が出てきたのですが、懐かしさと同時に、なんだか悲しくなってきたのでこの辺にしておきます。
ほんっとうに、ほんっとうに、あの頃のインデックス投資家は証券会社・運用会社の都合で翻弄されていたのだなとつくづく思います。
それに比べたら、現在のインデックス投資環境の恵まれていることと言ったら。
STAMインデックスシリーズ、eMAXISシリーズ、CMAMインデックスファンドeシリーズなど、まともなインデックスファンドが継続して数年存続しています。インデックスファンドだけでなく、国内ETF、海外ETFも選べます。
このインデックス商品の選択肢の多様性は、10年前の私が喉から手が出るほど欲しがり、でも手に入らなかったものです。
これからインデックス投資を始めるかたは、本当に恵まれていると思います。
これらの良質なツールを使いこなすか否かはあなた次第です。
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