STAMインデックスシリーズ、信託報酬値下げ2回目キタ━(゚∀゚)━!

水瀬ケンイチ

住信アセットマネジメントは、「STAMインデックスシリーズ」および「ネット証券専用ファンドシリーズアジア新興国株式インデックス」および「世界経済インデックスファンド」の信託報酬を2012年4月20日より値下げすると発表しました。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

住信アセットマネジメント
2012年03月16日 「STAM インデックスシリーズ」の各ファンド、「ネット証券専用ファンドシリーズ アジア新興国株式インデックス」および「世界経済インデックスファンド」の信託報酬率引下げについて

気になるSTAMインデックスシリーズ等の信託報酬は、以下のとおり。

photo_20120316.jpg
(住信アセットマネジメント お知らせより引用・クリックで拡大)


例えば、日本株式の信託報酬0.3885%や先進国株式の信託報酬0.525%というのは、ライバルシリーズのeMAXIXをぶっちぎり、クラス最安値のCMAMと横一線に並びます。

新興国株式の信託報酬0.63%というのは、ライバルのeMAXISと並びます。
CMAMには新興国株式クラスのファンドの設定はありません(最近信託報酬を値下げした年金積立シリーズの0.5775%には負けますが)。

その他、債券クラスやREITクラスでも、競争力のある信託報酬に値下げされています。

おまけに、バランスファンドの「世界経済インデックスファンド」も信託報酬0.525%というのは、ライバルバランスファンドの「eMAXISバランス(8資産均等型)」(信託報酬0.525%)や「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」(信託報酬0.74%±0.03%)等と比較して遜色ないコスト水準のように思います。
(もちろん、バランスファンドはアセットアロケーションが異なるので単純比較はできませんが)

STAMインデックスシリーズの信託報酬値下げは、2010年7月(該当記事)に引き続き、2回目です。素晴らしい!

住信アセットマネジメントさん、グッジョブ!(・∀・)b

ただ、今回の値下げの理由が、2012年4月にSTAMとCMAMが合併するからなのか、純資産の拡大にともなうものなのかは分かりません。
でも、仮にCMAMと合併する(CMAMのコスト水準に合わせる)ための値下げであったとしても、それはそれで、よいことだと考えます。
なぜなら、会社が合併しても同種のファンドを割高なまま運用し続けることもできたはずですし、インデックスファンドの統合(および純資産の拡大)への第一歩にもなり得るからです。

やっぱり、住信アセットマネジメントさん、グッジョブ!(・∀・)b


P.S
ファンドの名称変更?なにそれ?美味しいの?

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Posted by水瀬ケンイチ