「ワンコイン積立」は端数が切り捨てられて損になる?

水瀬ケンイチ

先日の記事「独自の進化をとげる日本の投資信託サービス」で取り上げた、500円から投信を積み立てできる「ワンコイン積立」に、読者のかたから質問をいただきました。

「投資信託の基準価額は10,000口で10,000円とは限らないわけで、1円の下は99銭ですが1口の下には何もない以上、あまりにも小額(例えば500円)で多数回買い付けをすると、端数処理で投資家側が損をするかもしれないなぁと気づきました、販売側が損をする規定にする訳は無いので。
私は算術は不得手なので計算すること能わずなのですが、もしかして最大1円近く持っていかれたりしませんか?」

たしかに、食品など一般の商品は、小口にするほど値段が高くなる(まとめ買いが安い)のが普通です。
500円で投信を多数買い付けすると端数処理で損するかもしれないと考えるのは、健全な疑問だと思います。
しかしながら、よく考えてほしい。

新サービスの端数処理なんておれが知るか!!(#・∀・)

……というのは冗談でして、私自身も疑問だったので、昨日の昼休みにカブドットコム証券のコールセンターに電話して聞いてみました。
以下、やり取りをご覧下さい。


プルルルルル

水瀬
「すいません、ワンコイン積立について質問があります」
オペレーターのお姉さん
「はい、どうぞ」
水瀬
「投信を500円ずつ10回、合計5,000円分購入するのと、一括で5,000円分購入するのとでは、買える口数は違いますよね?」
オペレーターのお姉さん
「はい、違います」
水瀬
「では、ワンコイン積立を使って小口で積み立てると、端数が切り捨てられて投資家が損することになるんですか?」
オペレーターのお姉さん
「いいえ、損にはなりません」
水瀬
「どういうことですか?」
オペレーターのお姉さん
「500円に満たない端数は購入しません。つまり、端数が出ない499円とか498円分とかで購入し、余った1円2円はお客様に返金いたします」
水瀬
「ええっ!?本当ですか?」
オペレーターのお姉さん
「はい、ご安心ください」


以上、カブドットコム証券のオペレーターさんとのやりとりを忠実に再現してみました。
正直、本当かな?という疑念は拭えませんが、とりあえず昨日の問い合わせでは上記の回答だったことをご報告いたします。

私自身、過去10年間いろいろな証券会社で、毎月1万円単位の金額指定でインデックスファンドの購入(手動ですが)を行なってきましたが、1円とか2円とかを返金されたことはありません。
500円積み立てに限らず、1万円の積み立てでも、スケールは違えども投信の金額指定購入では同じ問題があり得ると思います。

でも、これ以上私には確かめるすべはありません。
どなたか、投信の細かい事務処理に詳しいかた、端数の口数処理についてご存知のかた、いらっしゃいませんでしょうか?


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Posted by水瀬ケンイチ