海外ETF投資の敷居が下がる!マネックス証券、米国株手数料改定で5ドルちょっとから

水瀬ケンイチ

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マネックス証券が、米国株式の売買手数料を2013年9月23日から改定して、最低 5.25米ドルからにすると発表しました。

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8月26日 外国株ビックリ手数料で米国株を。最低手数料は5.25米ドルに。

正確には、約定代金の0.4725%が手数料となり、最低で 5.25米ドルから、最大で 21米ドルとなります。また、1,000株以上の追加手数料は廃止されました。

海外ETFは、高品質で超低コストなものであっても、一律の売買手数料の高さから、投資額が少額の場合はいわゆる「手数料負け」してしまいました。なので、今まではまとまった金額での投資が求められていました。

今回の手数料改定で、最低手数料が 5.25米ドルからとなったので、少額から海外ETFに投資できるようになります。例えば、VT(全世界株式)+IXJ(グローバルヘルスケア株式)+FM(フロンティア株式)などコア&サテライトで複数銘柄の海外ETFに分散投資したい場合に、投資しやすくなると思います。

また、私はやりませんが、アマゾン・ドット・コム(AMZN)やグーグル(GOOG)など、米国の個別株式にも分散投資したいというかたには朗報だと思います。

一方で、最大手数料が、従前の 18.9米ドルから 21米ドルに値上げになっていることに注意が必要です。どうせなら、18.9米ドルにおさめてくれれば、シンプルに「値下げ」と言えるので分かりやすかったのですが……。

とはいえ、それでもSBI証券・楽天証券の売買手数料(一律 26.25米ドル)よりは安いですし、1,000株以上の1株あたり 0.0105米ドルの追加手数料が廃止になったため、1,200株以上売買する場合は値下げになります。

今回のマネックス証券の料金改定は少し複雑ですが、海外ETF投資の「敷居」を下げてくれたと思います。


<ご参考>
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Posted by水瀬ケンイチ