「ETFを含めた」パッシブ比率のデータ

水瀬ケンイチ

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米国の投資資金のうち、「ETFを含めた」パッシブ比率のデータを発見しました。

パッシブの比率が史上初の3割を突破! バンガードとブラックロックの2強時代到来か/ファンドニュース/(投資信託ニュース)モーニングスター

上記モーニングスターの記事によると、2015年2月末時点の米国籍オープンエンドファンド(ETF含む、MMF、ファンド・オブ・ファンズ除く)におけるパッシブファンドのシェアは、「30.5%」とのこと。

今まで、私は「ETFを除く」、つまり投資信託(ミューチャルファンド)のパッシブ比率のデータは時々見かけていたのですが、「ETFを含む」パッシブ比率のデータはほとんど見かけたことがありませんでした。

近年、米国におけるETF隆盛のニュースは枚挙にいとまがないので、ひょっとしたら、ものすごくパッシブ比率が増えてしまっているのではないかと、密かに懸念していました。パッシブ比率が増えすぎること、「市場の価格形成機能の低下」として懸念する市場関係者も多いですから。

あれだけ盛り上がっているETFを含めても、パッシブ比率が3割程度なのですから、「インデックス投資のせいで市場が云々」という批判も程度問題のレベルだなと思いました。

そもそも、パッシブ比率が増えすぎて、市場の効率性が損なわれるのであれば、アクティブ運用で利益を出す余地が拡大することになるので、アクティブ運用勢が盛り返してくることになるはず。

パッシブ・アクティブ比率は、自然に収まるべき妥結点に収まるのではないかというのがいまの私の考えです。


<特に関連性が高い過去記事>
インデックス投資はマイナーであるほうがよいが、過ぎてもいけない - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
※9年前の記事ですが、そう考えるようになったいきさつです。
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Posted by水瀬ケンイチ