ゴミ捨て場に大量の投資本が……

水瀬ケンイチ

古本

先日、資源ごみ(ビン・缶・段ボール・本など)の日の朝のこと。

出社前にビール缶の山とダンボールを持って、マンションの共同ゴミ捨て場に行くと、「あれ?投資の本がたくさん捨ててあるよ」と相方が気づきました。大量の本が紐でしばられて3束捨てられてあったのですが、それぞれ一番上の本が、

1ドル50円時代を生き抜くなんちゃら
2011年 日本経済ソブリン恐慌のなんちゃら
2014年 戦後最大級の経済危機がなんちゃら

というどれも某著名著者の本(ご参考)であり、「お、おう……」としか言えませんでした。

今ネットで見たら、日経平均は2万円を超え、1ドル123円後半になろうとしています。これらの本が言っていたことはこの数年外れっぱなしですから、真剣に読みこんでいたマンション住人が、堪忍袋の緒が切れてまとめて投げ捨てたくなったとしても、気持ちは分からないでもありません。

ただ、将来、いつまたリーマン・ショック級の株価暴落が来てもおかしくありませんし、1ドル50円時代が絶対来ないとも言い切れません。

どういう状況になってもある程度対応できるように、自分のリスク許容度の範囲内での分散投資を心がけたいとあらためて思いました。


P.S
「あなたの本も捨てられてなきゃいいけどね!」と相方に言い放たれ、世の中の厳しさに涙しております…( ;∀;)

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Posted by水瀬ケンイチ