4本のバンガードETF(VWO、VEA、VGK、VPL)に小型株組み入れ
水瀬ケンイチ

バンガード・インベストメンツ・ジャパンは、4本のバンガードETF(VWO、VEA、VGK、VPL)に小型株を組み入れると発表しました。
バンガード・インベストメンツ・ジャパン お知らせ
2015/06/03 4本のバンガードETF(VWO、VEA、VGK、VPL)に小型株が加わり、分散効果がさらに拡大 ~世界最大の新興国ETFであるVWOには中国A株も追加~
バンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)
バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)ETF(VEA)
バンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)
バンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)
中・大型株で構成されるインデックスから、大・中・小型株で構成されるFTSEオールキャップ・インデックスに移行することで、より広範な対象に投資できるようになります。
しかも、通常、小型株への投資は運用コストが少し高くなる傾向がありますが、今回の変更による経費率への影響はないというのですからありがたいです。
あわせて、バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)に中国A株を、バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)ETF(VEA)にはカナダ株式の組み入れを開始するとのことで、細かいカバレッジを気にする方々(特にカナダが入っていないことに対して)の懸案も解消されます。私が投資している金融商品では、VWO が今回の変更に該当します。ありがたいです。
いわゆる「小型株効果」は常に有効というわけではありませんが、割と有名なアノマリーです。それを取り込むことができます。バンガードETFは、日本のインデックスファンドによるTOPIX+MSCIコクサイ+MSCIエマージングでは再現できないクオリティに、ステージが一段上がった感じがします。
日本の運用会社も、小型株を含むオールキャップ・インデックスへの対応を視野に入れていただけないでしょうか。ラッセル野村 Total Market インデックスなど、インデックス自体は既にあるのですから。
<ご参考>
上記のETF銘柄などバンガードETFは、以下のネット証券で購入できます。社名クリックで口座開設できます(無料)
・楽天証券
・SBI証券
・
マネックス証券
2015/06/03 4本のバンガードETF(VWO、VEA、VGK、VPL)に小型株が加わり、分散効果がさらに拡大 ~世界最大の新興国ETFであるVWOには中国A株も追加~
バンガード®・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)
バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)ETF(VEA)
バンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)
バンガード・FTSE・パシフィックETF(VPL)
中・大型株で構成されるインデックスから、大・中・小型株で構成されるFTSEオールキャップ・インデックスに移行することで、より広範な対象に投資できるようになります。
しかも、通常、小型株への投資は運用コストが少し高くなる傾向がありますが、今回の変更による経費率への影響はないというのですからありがたいです。
あわせて、バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)に中国A株を、バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)ETF(VEA)にはカナダ株式の組み入れを開始するとのことで、細かいカバレッジを気にする方々(特にカナダが入っていないことに対して)の懸案も解消されます。私が投資している金融商品では、VWO が今回の変更に該当します。ありがたいです。
いわゆる「小型株効果」は常に有効というわけではありませんが、割と有名なアノマリーです。それを取り込むことができます。バンガードETFは、日本のインデックスファンドによるTOPIX+MSCIコクサイ+MSCIエマージングでは再現できないクオリティに、ステージが一段上がった感じがします。
日本の運用会社も、小型株を含むオールキャップ・インデックスへの対応を視野に入れていただけないでしょうか。ラッセル野村 Total Market インデックスなど、インデックス自体は既にあるのですから。
<ご参考>
上記のETF銘柄などバンガードETFは、以下のネット証券で購入できます。社名クリックで口座開設できます(無料)
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