「投資は自分のリスク許容度の範囲内で」と何度でも言います
水瀬ケンイチ

最近、「インデックス投資を始めた」「始めようと思っている」という話をネット上でよく見かけるようになりました。良いことではあるのですが。
インデックス投資の定義を「インデックスファンド・ETFの積み立て投資」とすると、新たにインデックス投資始められた方には、自分の「リスク許容度」の範囲内でのインデックス投資をしていただきたいと思います。
始めたばかりの方々は、投資額もまだ小さいケースが多いでしょうから、まだあまり問題にはならない方が多いかもしれません。
一方、2008年のリーマン・ショック後にインデックス投資を始めて、今まで数年間継続してきた方々は、積み立てた投資元本とその後の値上がりで、現在それなりの評価額になっているはずです。日米ともに上げ相場が続いていますが、自分のリスク許容度の範囲内に収まっていますでしょうか?
リスク許容度は、「額」で見るケースと「率」で見るケースがあります。
<ご参考>
リスクを「率」で見るか、「額」で見るか? - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
個人的にはどっちもアリだと思います。私個人は「率」で見る派ですが、「額」で見た方が実感を伴いやすいようです。
いずれにしても、自分のリスク許容度は、「なんとなくヤバいと思う」とか「まだまだいけると感じる」といった「感覚」ではなく、「年○○%の値動きであれば耐えられる」、または、「年○○円の損失であれば耐えられる」といった「数字」で把握することが重要なポイントです。
自分のリスク許容度の範囲内で投資をすることは、投資の大前提です。相場の調子が良い時だからこそ、自分のリスク許容度とポートフォリオを見比べて、いつ暴落が来てもある程度対応できるように備えておきたいものです。
<ご参考>
日経平均が15年ぶりの高値だそうですが - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
始めたばかりの方々は、投資額もまだ小さいケースが多いでしょうから、まだあまり問題にはならない方が多いかもしれません。
一方、2008年のリーマン・ショック後にインデックス投資を始めて、今まで数年間継続してきた方々は、積み立てた投資元本とその後の値上がりで、現在それなりの評価額になっているはずです。日米ともに上げ相場が続いていますが、自分のリスク許容度の範囲内に収まっていますでしょうか?
リスク許容度は、「額」で見るケースと「率」で見るケースがあります。
<ご参考>
リスクを「率」で見るか、「額」で見るか? - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
個人的にはどっちもアリだと思います。私個人は「率」で見る派ですが、「額」で見た方が実感を伴いやすいようです。
いずれにしても、自分のリスク許容度は、「なんとなくヤバいと思う」とか「まだまだいけると感じる」といった「感覚」ではなく、「年○○%の値動きであれば耐えられる」、または、「年○○円の損失であれば耐えられる」といった「数字」で把握することが重要なポイントです。
自分のリスク許容度の範囲内で投資をすることは、投資の大前提です。相場の調子が良い時だからこそ、自分のリスク許容度とポートフォリオを見比べて、いつ暴落が来てもある程度対応できるように備えておきたいものです。
<ご参考>
日経平均が15年ぶりの高値だそうですが - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
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