楽天証券で最も低コストのDC専用インデックスファンドが一般向けに解禁!
水瀬ケンイチ

楽天証券は、「楽天証券で最も低コストのファンドが登場!低信託報酬のDCファンドを一般向けに販売開始」すると発表しました。信託報酬が年率0.1%〜0.2%台のインデックスファンドも含まれており、大ニュースだと思います。
楽天証券 プレスリリース
2015/09/14 楽天証券で最も低コストのファンドが登場!低信託報酬のDCファンドを一般向けに販売開始
気になる銘柄の概要は以下のとおり。
・三井住友・日本債券インデックスファンド
NOMURA-BPI(総合)連動
信託報酬 年率0.1728%(税抜き0.16%)
信託財産留保額 なし
・三井住友・DC外国債券インデックスファンド
シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)連動
信託報酬 年率0.2268%(税抜き0.21%)
信託財産留保額 0.2%(購入時0.1%、解約時0.1%)
・三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円ベース)連動
信託報酬 年率0.27%(税抜き0.25%)
信託財産留保額 なし
・三井住友・DC新興国株式インデックスファンド
MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円ベース)連動
信託報酬 年率0.6048%(税抜き0.56%)
信託財産留保額 なし
これは、「超」低コストのインデックスファンド時代の夜明けかもしれません。
この信託報酬レベルであれば、ETFと比べても遜色ありません。というか、ETF以上に低コストなものもあるくらいです。
かつ、これは投資信託なので、ETFではできない分配金再投資コースが選べたり、金額指定の売買ができたりするので、コツコツ積み立てをする個人投資家にとっては、よりも利便性が高いです。
「三井住友・DC新興国株式インデックスファンド」の信託報酬(年率0.6048%)がこのなかでは若干高いですが、「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」(年率0.27%)が新興国を含む全世界株式クラスなので、資産配分が許容できればこちらの方が低コストなポートフォリオが組めそうです。
なお、今回一般向けに解禁されるDC専用インデックスファンドには、日本株式クラスのものが含まれていないので、そこは既存のインデックスファンドやETFを活用すると良いと思います。
今までもDC専用ファンドの一般向け解禁はぽつぽつありましたが、コスト水準が微妙なものが多く、それほどお得感がないものもありました。
今回の一般向け解禁ファンド銘柄は、本格的な「超」低コストインデックスファンドであり(いわゆる「お宝ファンド」)、エポックメイキング的な出来事になるかもしれません。
NISAの拡大やジュニアNISAの開始に背中を押されたのか、運用会社の三井住友アセットマネジメントと楽天証券は、本気で一般向けインデックスファンドのシェアを取りにきたなという感じがします。
もちろん、個人投資家にとって投信業界の健全なコスト競争は大歓迎です。
三井住友アセットマネジメントさん&楽天証券さん、グッジョブ!!
【ご参考】
上記ネット証券は、以下から口座開設できます(無料)
・楽天証券
今なら、口座開設等で最大75,200円相当のポイントがもれなくもらえるキャンペーン実施中(2015/10/01まで)
2015/09/14 楽天証券で最も低コストのファンドが登場!低信託報酬のDCファンドを一般向けに販売開始
気になる銘柄の概要は以下のとおり。
・三井住友・日本債券インデックスファンド
NOMURA-BPI(総合)連動
信託報酬 年率0.1728%(税抜き0.16%)
信託財産留保額 なし
・三井住友・DC外国債券インデックスファンド
シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース)連動
信託報酬 年率0.2268%(税抜き0.21%)
信託財産留保額 0.2%(購入時0.1%、解約時0.1%)
・三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円ベース)連動
信託報酬 年率0.27%(税抜き0.25%)
信託財産留保額 なし
・三井住友・DC新興国株式インデックスファンド
MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円ベース)連動
信託報酬 年率0.6048%(税抜き0.56%)
信託財産留保額 なし
これは、「超」低コストのインデックスファンド時代の夜明けかもしれません。
この信託報酬レベルであれば、ETFと比べても遜色ありません。というか、ETF以上に低コストなものもあるくらいです。
かつ、これは投資信託なので、ETFではできない分配金再投資コースが選べたり、金額指定の売買ができたりするので、コツコツ積み立てをする個人投資家にとっては、よりも利便性が高いです。
「三井住友・DC新興国株式インデックスファンド」の信託報酬(年率0.6048%)がこのなかでは若干高いですが、「三井住友・DC全海外株式インデックスファンド」(年率0.27%)が新興国を含む全世界株式クラスなので、資産配分が許容できればこちらの方が低コストなポートフォリオが組めそうです。
なお、今回一般向けに解禁されるDC専用インデックスファンドには、日本株式クラスのものが含まれていないので、そこは既存のインデックスファンドやETFを活用すると良いと思います。
今までもDC専用ファンドの一般向け解禁はぽつぽつありましたが、コスト水準が微妙なものが多く、それほどお得感がないものもありました。
今回の一般向け解禁ファンド銘柄は、本格的な「超」低コストインデックスファンドであり(いわゆる「お宝ファンド」)、エポックメイキング的な出来事になるかもしれません。
NISAの拡大やジュニアNISAの開始に背中を押されたのか、運用会社の三井住友アセットマネジメントと楽天証券は、本気で一般向けインデックスファンドのシェアを取りにきたなという感じがします。
もちろん、個人投資家にとって投信業界の健全なコスト競争は大歓迎です。
三井住友アセットマネジメントさん&楽天証券さん、グッジョブ!!
【ご参考】
上記ネット証券は、以下から口座開設できます(無料)
・楽天証券
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