インデックスファンド40年の歴史がよくまとまっているレポート

水瀬ケンイチ

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日本証券経済研究所のWEBサイトに、インデックスファンド40年の歴史がよくまとまっているレポートがありました。

日本証券経済研究所 WEBサイト
2016年1月 発足から40年を迎えるインデックスファンド —その軌跡と今後の展開—

主に米国でインデックスファンドが発展してきた歴史と要因についてまとめているとともに、インデックスファンドの課題や未来についても書かれています。

インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流」(ジョン・C. ボーグル著)を読み込むなどしているインデックス投資マニアには既知のことかもしれません。

でも、最近インデックス投資をはじめた方には、意外と新しい金融商品であることや、インデックス投資先進国の米国でも株式投信の2~3割程度であることなど、おもしろい情報もあろうかと思います。

また、良いことだけでなく、いわゆる「フリーライダー問題」など昔から指摘されているインデックスファンドの課題も取り上げられています。SNSなどの罵詈雑言風ではなく、お行儀よくまとまっているので、知識として知るにはちょうどよいと思います。

ETFやスマートベータなど、最近の状況も網羅しています。インデックスファンドの40年の歴史を一気にふり返れる内容になっています。

図表入りで全14ページですので、さらっと読めるかと思います。ご興味がありましたら、上記リンクからどうぞ。

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Posted by水瀬ケンイチ