SBI証券、2016年8月下旬から「米国貸株サービス」提供開始。本邦初!
水瀬ケンイチ

SBI証券は、2016年8月下旬から「米国貸株サービス」提供開始すると発表しています。同時期の米国株式手数料大幅引き下げの方の大騒ぎで見逃していました。
SBI証券公式WEBサイトサイト
本邦初!「米国貸株サービス」提供開始のお知らせ
何年か前に、ネット証券各社で国内株式の貸株サービスのブームがありましたが、それが米国株式にも来たようです。
貸株料率は現時点では不明ですが、貸株中でも配当金が受け取れ、貸株中でもいつでも売却可能というふれこみです。本邦初で、ライバルネット証券の楽天証券やマネックス証券では、まだ提供していないサービスです。
ただし、注意点もあります。SBI証券の米国貸株サービスがどのようなスキームなのかは現時点では明らかになっていませんが、米国貸株サービスは、ノーリスクのフリーランチ(タダ飯)ではありえません。
既にサービス提供されている国内株式の貸株サービスでは、SBI証券が倒産した際の信用リスク、貸出先に対する信用リスク、投資家保護基金の対象外、配当控除の対象外等、もろもろのデメリットが存在します。
<ご参考>
SBI証券の貸株サービスの重要事項(国内株の情報です)
SBI証券 HELP-重要事項
リスクに見合った貸出料率であると判断できれば、利用の価値はあると思います。バイ&ホールド戦略の海外ETF投資家は気になるところかもしれません。
私自身が利用するかどうかは……貸出料率を見てからですね。
<ご参考>
上記ネット証券は、以下から口座開設できます(無料)
・SBI証券
本邦初!「米国貸株サービス」提供開始のお知らせ
何年か前に、ネット証券各社で国内株式の貸株サービスのブームがありましたが、それが米国株式にも来たようです。
貸株サービスとは
お客さまが保有する株式を当社に貸し出すことで、保有する株式を売却することなく、貸し出した株式に応じた貸株金利を受け取ることができるサービスです。当社はお客さまから借り受けた株式を機関投資家が参加する「貸株市場」に貸し出すことで貸株料を受け取り、お客さまへ貸株金利をお支払いいたします。
(SBI証券公式WEBサイト 本邦初!「米国貸株サービス」提供開始のお知らせ より)
貸株料率は現時点では不明ですが、貸株中でも配当金が受け取れ、貸株中でもいつでも売却可能というふれこみです。本邦初で、ライバルネット証券の楽天証券やマネックス証券では、まだ提供していないサービスです。
ただし、注意点もあります。SBI証券の米国貸株サービスがどのようなスキームなのかは現時点では明らかになっていませんが、米国貸株サービスは、ノーリスクのフリーランチ(タダ飯)ではありえません。
既にサービス提供されている国内株式の貸株サービスでは、SBI証券が倒産した際の信用リスク、貸出先に対する信用リスク、投資家保護基金の対象外、配当控除の対象外等、もろもろのデメリットが存在します。
<ご参考>
SBI証券の貸株サービスの重要事項(国内株の情報です)
SBI証券 HELP-重要事項
リスクに見合った貸出料率であると判断できれば、利用の価値はあると思います。バイ&ホールド戦略の海外ETF投資家は気になるところかもしれません。
私自身が利用するかどうかは……貸出料率を見てからですね。
<ご参考>
上記ネット証券は、以下から口座開設できます(無料)
・SBI証券
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