【日本債券】低コストインデックスファンド徹底比較 2016年6月
水瀬ケンイチ

「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本債券クラスの主要なインデックスファンドについて、2016年6月末で比較しました。債券ファンドはわかりやすい傾向がしっかりと出ていますよ。
※初めてご覧になる方は、当シリーズ記事の説明書きとして、『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。

日本債券クラスのベンチマークである NOMURA-BPI は、「インカム収入を考慮した経過利子込時価総額加重型インデックス」(出典:野村證券金融工学研究センター)なので、株式クラスと違い、配当含む/除くの区分がなくシンプルです。
そして、信託報酬・実質コストが安いインデックスファンドが、インデックスとの差異も小さく、ほぼそのまま高リターンになっています。
日本債券クラスはもともと期待リターンが小さいこともあり、コストの差がそのままリターンの差に反映されやすくなっているのだと思います。他のアセットクラス以上に、コストが重要なアセットクラスだと思います。
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド」と「三井住友・日本債券インデックス・ファンド」が、信託報酬・実質コストともに 年率0.1%台という圧倒的低コストで、結果的に1年リターンも頭ひとつ飛び抜けて高成績です。
「たわらノーロード 国内債券」は、設定後まだ決算を迎えておらず実績データがないため、今回は参考扱いとしましたが、信託報酬が最安水準ですので、今後の実績に期待しています。
なお、蛇足になるかもしれませんが、昨今の金利低下およびマイナス金利突入を受けて、日本債券クラスは直近の1年リターンが、年率7~8%と株式クラス並の高さになっています。
債券は金利が低下すると、債券価格は逆に上昇する仕組みだからなのですが、もし、日本債券クラスについて、この株式クラス並みの高リターンをマイナス金利の異常事態と考えるのであれば、インデックスファンドではなく、金利変動によって元本が変動しない「個人向け国債」を選ぶという方法もアリだと思います。
その場合は、将来の金利上昇にもある程度追随できる変動金利型の「個人向け国債 変動10」がベターであろうと思います(当たり前ですが運用コスト0%)。
他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。
※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
<ご参考>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
・SBI証券
・楽天証券
・
マネックス証券

日本債券クラスのベンチマークである NOMURA-BPI は、「インカム収入を考慮した経過利子込時価総額加重型インデックス」(出典:野村證券金融工学研究センター)なので、株式クラスと違い、配当含む/除くの区分がなくシンプルです。
そして、信託報酬・実質コストが安いインデックスファンドが、インデックスとの差異も小さく、ほぼそのまま高リターンになっています。
日本債券クラスはもともと期待リターンが小さいこともあり、コストの差がそのままリターンの差に反映されやすくなっているのだと思います。他のアセットクラス以上に、コストが重要なアセットクラスだと思います。
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なお、蛇足になるかもしれませんが、昨今の金利低下およびマイナス金利突入を受けて、日本債券クラスは直近の1年リターンが、年率7~8%と株式クラス並の高さになっています。
債券は金利が低下すると、債券価格は逆に上昇する仕組みだからなのですが、もし、日本債券クラスについて、この株式クラス並みの高リターンをマイナス金利の異常事態と考えるのであれば、インデックスファンドではなく、金利変動によって元本が変動しない「個人向け国債」を選ぶという方法もアリだと思います。
その場合は、将来の金利上昇にもある程度追随できる変動金利型の「個人向け国債 変動10」がベターであろうと思います(当たり前ですが運用コスト0%)。
他のアセットクラスも含め、当ブログの「低コストインデックスファンド徹底比較」カテゴリで、定期的に更新記事を書いておりますので、インデックスファンド選びの参考にしていただけたらと思います。
※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
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