2018年 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーで読まれた記事ランキングベスト10
水瀬ケンイチ

いろいろあった2018年も、残すところあとわずか。1年を振り返る意味で、2018年に当ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」で読まれた記事ランキングベスト10を、ページビュー(PV)を調べながら書いてみたいと思います。
第10位 「VOO」がいいの?「VTI」がいいの?「VT」がいいの?と過去のリターンを比べる方々へ
異なる資産クラスの商品のリターンを横並びにして、いちばんリターンが高かったものを選ぶというのは、良くないグラフの使い方だというお話です。リターンの裏には必ずリスクがセットであります。
第9位 いざという時に投資信託が解約できない!? これはちょっとした恐怖……
購入と解約を停止した「トルコ・ボンド・オープン」は、8月13日の1日だけで基準価額が22%も下落。前年末比では53%安と半値以下に下落している状況で、8月14日から解約停止となっていたというお話です。
自分の資産なのに、いざという時に自分の意志で解約できない。これは、自分が破産した会社でもないのに、勝手に資産凍結されてしまっているようなもので、ちょっとした恐怖ですね。
第8位 週刊東洋経済2018年11月24日号「保険の罠」に恐ろしい業界圧力が垣間見える
週刊東洋経済が「保険に騙されるな」という個人にとって良心的な特集を組んだところ、業界を代表する保険会社の広報から東洋経済の記者に「不買呼びかけや広告の引き揚げもありうる」と言われたというひどいお話です。
第7位 2018年の少額投資非課税制度は「つみたてNISA」ではなく「NISA」に決めました
2018年から「つみたてNISA」がスタートしました。既存の「NISA」にするか、「つみたてNISA」にするか検討してきましたが、自分は「NISA」でいくことに決めたというお話です。
第6位 投資信託を保有する個人投資家の半数近くが損失を抱えている理由
投資信託(投信)を保有する個人投資家の半数近くが、損失を抱えているというお話です。日経新聞の記事を読むと、損失を抱えているのは、当時は株価が下がったからだというわけではなく、銀行や証券会社の「回転売買」による手数料稼ぎと「毎月分配型投信」による取り崩しのためだったというお話です。
第5位 【全部入りまとめ記事】低コストインデックスファンド徹底比較 2018年9月末
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事で取り上げた資産クラス(日本株式、先進国株式、新興国株式、全世界株式、日本債券)ごとのインデックスファンド比較の図表(2018年9月末時点)を、すべて1本の記事にまとめた記事でした。
第4位 【続報追記あり】 楽天カードで投信積み立てにポイントが付くとな!
楽天証券が10月に、グループのクレジットカード「楽天カード」で投資信託を買えるサービスを始めると発表したというお話です。結果、付与ポイントは積立額の「1%」で2018年10月27日スタート。上限5万円を積み立てると毎月500ポイントというものでした。いいね!

第3位
積み立て投資商品を「eMAXIS Slim」シリーズに変更したという記事を書いたところ、「配当除くインデックス連動なのになぜ投資するんですか?」というご質問を、ブログやツイッターで複数いただき、それにまとめて回答させていただいたお話です。
ある日突然、運用会社が「今後は目論見書どおり配当除くインデックスに連動させます」と言って配当分のリターンを堂々と下げて、開き直ってくるリスクはゼロではありません。
一般的に、リスクの対処法としては、「回避」「転嫁」「軽減」「受容」の4つの戦略があると言われています。今回のケースでは、リスクを「受容」してもいいかなと判断したということになります。
これは自分の願望も入りますが、自分自身、長年にわたり運用会社に対して何度も何度も、「配当込みインデックスを採用してほしい」と要望し続けてきており、ぼちぼち対応してくれるかもしれないという淡い期待(?)も抱いています。
第2位
半年ごとに更新している資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品の1年前の記事です。たいしたアロケーションではないし、投資商品もスタンダードなものばかりですが、一定のPVがあるようです。
他人がどんなものに投資しているのかは、やはり気になるものなのでしょうね。
第1位

7年連続1位達成。 当ブログの看板シリーズ記事、「インデックス投資の基本」カテゴリのまとめ記事です。
これは、インデックス投資のバイブルである「ウォール街のランダム・ウォーカー」(バートン・マルキール著)などの投資の古典をもとに、日本の投資環境に合わせてアレンジし、自分が実践しながら学んだ他の識者たちの主張の良いところをつまみ食いして、ネット上の無料ツールなどの便利情報をあわせてまとめたものです。
このシリーズ記事は、私を含め、投資が仕事でも趣味でもない「ふつうの会社員」にとって、最初に知っておいて損はない知識だと思います。骨子の部分は変わりませんが、おすすめのインデックスファンドや書籍の情報をアップデートしています。
以上、2018年 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーで読まれた記事ランキングベスト10でした。たくさんのアクセス、ありがとうございました。なにかのお役に立てば幸いです。
異なる資産クラスの商品のリターンを横並びにして、いちばんリターンが高かったものを選ぶというのは、良くないグラフの使い方だというお話です。リターンの裏には必ずリスクがセットであります。
第9位 いざという時に投資信託が解約できない!? これはちょっとした恐怖……
購入と解約を停止した「トルコ・ボンド・オープン」は、8月13日の1日だけで基準価額が22%も下落。前年末比では53%安と半値以下に下落している状況で、8月14日から解約停止となっていたというお話です。
自分の資産なのに、いざという時に自分の意志で解約できない。これは、自分が破産した会社でもないのに、勝手に資産凍結されてしまっているようなもので、ちょっとした恐怖ですね。
第8位 週刊東洋経済2018年11月24日号「保険の罠」に恐ろしい業界圧力が垣間見える
週刊東洋経済が「保険に騙されるな」という個人にとって良心的な特集を組んだところ、業界を代表する保険会社の広報から東洋経済の記者に「不買呼びかけや広告の引き揚げもありうる」と言われたというひどいお話です。
第7位 2018年の少額投資非課税制度は「つみたてNISA」ではなく「NISA」に決めました
2018年から「つみたてNISA」がスタートしました。既存の「NISA」にするか、「つみたてNISA」にするか検討してきましたが、自分は「NISA」でいくことに決めたというお話です。
第6位 投資信託を保有する個人投資家の半数近くが損失を抱えている理由
投資信託(投信)を保有する個人投資家の半数近くが、損失を抱えているというお話です。日経新聞の記事を読むと、損失を抱えているのは、当時は株価が下がったからだというわけではなく、銀行や証券会社の「回転売買」による手数料稼ぎと「毎月分配型投信」による取り崩しのためだったというお話です。
第5位 【全部入りまとめ記事】低コストインデックスファンド徹底比較 2018年9月末
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事で取り上げた資産クラス(日本株式、先進国株式、新興国株式、全世界株式、日本債券)ごとのインデックスファンド比較の図表(2018年9月末時点)を、すべて1本の記事にまとめた記事でした。
第4位 【続報追記あり】 楽天カードで投信積み立てにポイントが付くとな!
楽天証券が10月に、グループのクレジットカード「楽天カード」で投資信託を買えるサービスを始めると発表したというお話です。結果、付与ポイントは積立額の「1%」で2018年10月27日スタート。上限5万円を積み立てると毎月500ポイントというものでした。いいね!

第3位
積み立て投資商品を「eMAXIS Slim」シリーズに変更したという記事を書いたところ、「配当除くインデックス連動なのになぜ投資するんですか?」というご質問を、ブログやツイッターで複数いただき、それにまとめて回答させていただいたお話です。
ある日突然、運用会社が「今後は目論見書どおり配当除くインデックスに連動させます」と言って配当分のリターンを堂々と下げて、開き直ってくるリスクはゼロではありません。
一般的に、リスクの対処法としては、「回避」「転嫁」「軽減」「受容」の4つの戦略があると言われています。今回のケースでは、リスクを「受容」してもいいかなと判断したということになります。
これは自分の願望も入りますが、自分自身、長年にわたり運用会社に対して何度も何度も、「配当込みインデックスを採用してほしい」と要望し続けてきており、ぼちぼち対応してくれるかもしれないという淡い期待(?)も抱いています。
第2位
半年ごとに更新している資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品の1年前の記事です。たいしたアロケーションではないし、投資商品もスタンダードなものばかりですが、一定のPVがあるようです。
他人がどんなものに投資しているのかは、やはり気になるものなのでしょうね。
第1位
7年連続1位達成。 当ブログの看板シリーズ記事、「インデックス投資の基本」カテゴリのまとめ記事です。
これは、インデックス投資のバイブルである「ウォール街のランダム・ウォーカー」(バートン・マルキール著)などの投資の古典をもとに、日本の投資環境に合わせてアレンジし、自分が実践しながら学んだ他の識者たちの主張の良いところをつまみ食いして、ネット上の無料ツールなどの便利情報をあわせてまとめたものです。
このシリーズ記事は、私を含め、投資が仕事でも趣味でもない「ふつうの会社員」にとって、最初に知っておいて損はない知識だと思います。骨子の部分は変わりませんが、おすすめのインデックスファンドや書籍の情報をアップデートしています。
以上、2018年 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーで読まれた記事ランキングベスト10でした。たくさんのアクセス、ありがとうございました。なにかのお役に立てば幸いです。
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