「ゲイツ財団」運用の590億ドル、全資産を死後50年以内に寄付。カッコいい

水瀬ケンイチ

マイクロソフトのビル・ゲイツさんが、全資産を死後50年以内に寄付するとのこと。
ゲイツさん、カッコいいよ。

【NIKKEI NET 2006/12/01より引用】
「ゲイツ財団」運用の590億ドル、全資産を死後50年以内に寄付
 マイクロソフトのビル・ゲイツ会長(51)らが運営する慈善団体の「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」は11月30日、590億ドル(約6兆8000億円)の運用資産をゲイツ氏または夫人のメリンダ氏(42)の死後50年以内にすべて寄付すると発表した。

 同財団の運用資産規模は、フォード、カーネギー、ロックフェラーの各財団を上回り世界最大。米の慈善団体は通常、法で定められた運用資産の最低5%を寄付したうえで、残りを株式などで運用しながら運用資産の総額を維持する。永続的に寄付活動する従来の考え方を見直す契機になりそうだ。
【引用終わり】

財産を株式などで運用しながら永続的に寄付活動する従来の考え方も素晴らしいと思いますが、一気に寄付し尽くすのも、男気(?)があってカッコいいです。

ところで、資産運用においては、集中投資(バフェット流個別銘柄投資など)、分散投資(インデックス投資など)など、いろいろなタイプのやり方があります。
儲かりさえすれば、投資家の「考え方」次第で、別にどんなやり方でもアリだと思っています。
(個人的には分散投資をおすすめしますが…(^^ゞ)

同じように、寄付活動においても、ドカンと集中型やコツコツ分散型など、いろいろなタイプがあってよいのではないでしょうか。
新聞には、「従来の考え方を見直す契機になりそうだ」なんて評論が書いてありますが、まわりの人が口を出す問題ではないと思います。
大事にされるべきなのは、「寄付をする人の考え方」です。

僕も寄付活動に興味があります。いろいろ調べながら準備しています。
どんな寄付活動をするかは、まだ内緒です。
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Posted by水瀬ケンイチ