新社会人向けのお金の常識に関するコラム2本!
水瀬ケンイチ

NIKKEI STYLE に、新社会人向けのお金の常識に関するコラムが、2週連続で掲載されています。
貯蓄は手取りの1割を目標に 給与とは別口座で管理を|マネー研究所|NIKKEI STYLE
暖かな日差しに春の訪れを感じる週末の夕方。筧家のダイニングテーブルでは幸子と恵が談笑しながら夕食の準備をしています。リビングでは良男が新社会人の新生活を特集した雑誌を読んでいます。ふと視線を上げた良男が2人に話しかけました。<FONTSMALL>筧(…
医療費、まず公的制度でカバー 民間保険は焦らずに|マネー研究所|NIKKEI STYLE
筧家のダイニングテーブルでは、ファイナンシャルプランナー(FP)の幸子が新社会人向けセミナーの資料づくりをしています。となりで見ていた良男が「お金も大事だけど、やっぱり健康が第一だな」とつぶやいたところに、恵が帰ってきました。<FONTSMALL>筧…
1本目は、貯蓄に関するコラム。
給与とは別の口座で財形貯蓄 or 自動入金サービスを利用して、手取りの1割を貯蓄しようという内容です。
人によって収入が違うので、1割という目安がみんなに当てはまるかどうかはわかりませんが、コラムの内容でひとつ「正しい」と断言できるのは、「しっかり管理しないと『気づいたら全部使ってしまった』となってしまう」ということです。
「余ったら貯金する」というスタンスだとお金は貯まりません。給料が入ったらまず先に、貯金分を取り分けておく「仕組み」が重要です。
2本目は、保険に関するコラム。
まずは公的な健康保険を知り、民間の保険は慎重にという内容。特に、高額療養費制度や付加給付についてしっかり調べて、それでも補償が足らない場合は会社で加入する「団体保険」にあたってみるということ。
このあたりは、先日のブログ記事「「いらない保険」(後田亨・永田宏著)は本質的な考え方と最新の医療・介護情報とを組み合わせた新しい保険本」でも詳しく取り上げています。
投資ブログを書いておきながら言うのもなんですが、4月から新社会人になる皆さまは、投資の前に、入社したらまず対応を迫られる貯蓄・保険の最低限の知識を学んでおいてほしいと思います。
当ブログをご覧の新社会人の皆さまに向けてのアドバイスは、来週にアップする予定です。
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