コミティア128で創作のエネルギーをもらった話
水瀬ケンイチ

コミティア128に行ってきました。コミティアとはプロ・アマを問わないマンガ描きたちが自主出版した本を発表・販売する展示即売会です。
毎度のことながら、会場に集結したクリエーターの方々から創作の刺激をビシバシ受けてきました。
出展サークルは4000サークル。しかも、今回は東京オリンピック2020の影響で会場がいつもの東京ビックサイトではなく、手狭な青海展示棟だったこともあり、会場はごった返していました。圧倒的な熱量です。
なんとかお目当てのサークルを探し出し、新刊を買って話をしていると、次々に常連さんが現れました。出展サークル仲間のようで、30年来のお仲間のご様子。コミティアの歴史を感じます。参加者同士のトーク(ツッコミ合い?)を楽しませていただいたと同時に、長年、創作に情熱を傾け続けることができることに、尊敬の念を抱きました。
何回か参加するなかで、今回は自分的にすこし余裕が出てきたのか、お目当てのサークルをいくつか回らせていただくだけでなく、あてもなくあちこちのサークルの作品を見て回ることができました。
自分の作品を机に並べて、ある方は自信満々で、ある方は落ち着かない様子で、一般参加者からの評価を待っていました。そして、買うにしても買わないにしても、作品についてのトークを楽しんでいたように見えました。
出展ブースの隣の「出張マンガ編集部」では、出版社が一般参加者からのマンガ・イラスト等の持込みを受け付けており、たくさんの漫画家の卵たちが出版社の人たちに、売り込みや相談をしていました。その目の真剣さたるや! 政府や役人が盛んに「Cool Japan」を喧伝しますが、この現場こそがまさに Cool Japan を生み出す源泉だと思いました。
クリエーターにもっと支援を!
今回、特に印象に残っているのが、総白髪の高齢女性が一人でブースを構え、1種類の本を机に積み上げていたのを見たことです。
他のサークルがたくさんの種類の本を並べ、派手なポスターやテーブルクロスでブースを派手に飾っているのを横目に、まったく飾りっ気ない机に1種類の本を積んでいるだけ。しかし、まるで、どうぞご覧なさい見れば作品の良さは一目瞭然だから、と言わんばかりに、堂々として凛としてました。じつにカッコよかったです。
コミティア閉会のアナウンスが会場に流れると、出展サークルや一般参加者から自然発生的に拍手が。もちろん私も拍手です。恒例のことですが、この光景にはグッとくるものがあります。
閉会後は、知りあった投資関連の若きクリエーターさんたちにお声がけして、飲みに行きました。お互いにライバルの動向を気にしながら、次回のコミティアやコミケに向けて構想を練っているようです。ここでも創作への熱い思いや考えを聞くことができ、エネルギーをいただきました。
最後に、コミティアに行くのに、作品を入れるかばんを持っていくのを忘れるという失態をやらかしました。言うなれば、漁師が網を忘れて沖に出てしまったようなものです。
会場外の休憩所(駐車場?)で作品の数々を手に途方にくれて、「このまま、はだかで持って帰るしかないか…」とツイッターで自虐投稿をしたところ、出展していた「サクラ姫ネリマ証券」のスダさんから、「ビックカメラの紙袋ならありますぜ」と助け船リプをいただき、2回目の訪問で紙袋をいただき事なきを得ましたが、なにやってんだ私…。次回は必ずバックパックを忘れないようにしようと心に誓いました。
とにもかくにも、コミティア128でも創作のエネルギーを十二分にもらい、自分も思い切り何か書きたい!作りたい!と創作の刺激を受けました。計画は着々と動いています。
なんとかお目当てのサークルを探し出し、新刊を買って話をしていると、次々に常連さんが現れました。出展サークル仲間のようで、30年来のお仲間のご様子。コミティアの歴史を感じます。参加者同士のトーク(ツッコミ合い?)を楽しませていただいたと同時に、長年、創作に情熱を傾け続けることができることに、尊敬の念を抱きました。
何回か参加するなかで、今回は自分的にすこし余裕が出てきたのか、お目当てのサークルをいくつか回らせていただくだけでなく、あてもなくあちこちのサークルの作品を見て回ることができました。
自分の作品を机に並べて、ある方は自信満々で、ある方は落ち着かない様子で、一般参加者からの評価を待っていました。そして、買うにしても買わないにしても、作品についてのトークを楽しんでいたように見えました。
出展ブースの隣の「出張マンガ編集部」では、出版社が一般参加者からのマンガ・イラスト等の持込みを受け付けており、たくさんの漫画家の卵たちが出版社の人たちに、売り込みや相談をしていました。その目の真剣さたるや! 政府や役人が盛んに「Cool Japan」を喧伝しますが、この現場こそがまさに Cool Japan を生み出す源泉だと思いました。
クリエーターにもっと支援を!
今回、特に印象に残っているのが、総白髪の高齢女性が一人でブースを構え、1種類の本を机に積み上げていたのを見たことです。
他のサークルがたくさんの種類の本を並べ、派手なポスターやテーブルクロスでブースを派手に飾っているのを横目に、まったく飾りっ気ない机に1種類の本を積んでいるだけ。しかし、まるで、どうぞご覧なさい見れば作品の良さは一目瞭然だから、と言わんばかりに、堂々として凛としてました。じつにカッコよかったです。
コミティア閉会のアナウンスが会場に流れると、出展サークルや一般参加者から自然発生的に拍手が。もちろん私も拍手です。恒例のことですが、この光景にはグッとくるものがあります。
閉会後は、知りあった投資関連の若きクリエーターさんたちにお声がけして、飲みに行きました。お互いにライバルの動向を気にしながら、次回のコミティアやコミケに向けて構想を練っているようです。ここでも創作への熱い思いや考えを聞くことができ、エネルギーをいただきました。
コミティア128。これこれ!この熱気を感じたかったのです。作家さんたちのすんごいエネルギーをいただきました。
— 水瀬ケンイチ (@minasek) 2019年5月12日
終了アナウンスと同時に自然発生的にみんなが拍手するのも胸熱でたまらん!
帰りはお台場でクリエーターの方々と飲むなど😁 pic.twitter.com/ZotldBPHHb
最後に、コミティアに行くのに、作品を入れるかばんを持っていくのを忘れるという失態をやらかしました。言うなれば、漁師が網を忘れて沖に出てしまったようなものです。
会場外の休憩所(駐車場?)で作品の数々を手に途方にくれて、「このまま、はだかで持って帰るしかないか…」とツイッターで自虐投稿をしたところ、出展していた「サクラ姫ネリマ証券」のスダさんから、「ビックカメラの紙袋ならありますぜ」と助け船リプをいただき、2回目の訪問で紙袋をいただき事なきを得ましたが、なにやってんだ私…。次回は必ずバックパックを忘れないようにしようと心に誓いました。
とにもかくにも、コミティア128でも創作のエネルギーを十二分にもらい、自分も思い切り何か書きたい!作りたい!と創作の刺激を受けました。計画は着々と動いています。
コミティアにかばんを持たずに来るという失態。本やポストカードをはだかで持って帰るしかないのか…orz pic.twitter.com/o2NzcfDFLP
— 水瀬ケンイチ (@minasek) 2019年5月12日
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