NISA口座の2015年分のロールオーバー手続き完了。今年はスマホだけで手続きOK

水瀬ケンイチ

sky-1450789_1920_20191020.jpg

NISA口座(つみたてNISAではなく一般NISAの方)の2015年分について、ロールオーバー手続きが完了しました。

2015年分のNISA口座では、海外ETF「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)等を100万円購入して、幸いにも約10万円の含み益があり評価額110万円程度になっていることから、今年もロールオーバーすることにしました。

これでさらに5年間、非課税のまま運用継続が可能です。

なお、2015年当時はNISAの非課税限度額がまだ年100万円でしたが、2016年から年120万円に拡大されました。そのため、もし年末の評価額が、今のまま約110万円だったとしたら、来年2020年に、もう10万円ほどNISA口座に追加投資できそうです。

image04.png

NISAロールオーバー(非課税期間延長) | NISA(ニーサ):少額投資非課税制度 | 楽天証券より)

もっとも、年末までにまだ1か月以上あります。まだまだ株価変動はありそうなので、どうなることやらですね。


ところで、私が利用している楽天証券では今年、ロールオーバーの手続きで改善がありました。

昨年はロールオーバーの申込みをWEBで行なっても、その後、申込書類が郵送されてきて、本人確認書類を同封して返送するという手間が必要でした。

<該当記事>
NISA口座の2014年分のロールオーバー申込書が6日で届く。忘れないように明日ポストへ - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)

上記ブログ記事でも「すべてWEBサイト上で手続きが完結できるように、今後に期待です」と書いていましたが、今年はスマートフォンのみですべての手続きが完結しました。

スマホで楽天証券WEBサイトにアクセスしたら、そのまま本人確認書の写真を撮ってポチするだけ。これはカンタンです。

やっぱりネット証券はこうじゃなきゃね。楽天証券さん、グッジョブ!👍

最後に、金融庁さんにひとこと言わせてください。

そもそも毎年毎年、年末にこのようなロールオーバーの要否検討と作業が発生すること自体、一般NISAの制度は「長期投資の普及」という趣旨と相反する部分があります。できることなら、運用資産を長期間じっくりと寝かせておけるように、非課税期間はずっと続いてほしいと思います。

金融庁さんには、一般NISA・つみたてNISAを含め、NISA制度については、投資可能な非課税金額は今のままで構わないので、せめて、非課税期間は恒久化を希望します。

このブログでも何度も言ってきましたが、長期投資の成功体験が国民に広まるように、NISA制度の恒久化のご検討をお願いします。

関連記事




投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ