「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の信託報酬がライバル追随値下げ!
水瀬ケンイチ

三菱UFJ国際投信は、インデックスファンドの「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」の信託報酬を、他社類似ファンドに対抗して引き下げると発表しました。
三菱UFJ国際投信 プレスリリース
2019/12/04 業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施
気になる信託報酬引き下げの概要は以下のとおり。
◆eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
信託報酬 年0.0999%以内 → 0.0965%以内(いずれも税抜)
2019年12月27日から適用されます。
これは、「SBI・先進国株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(先進国株式)」の信託報酬引き下げに対抗したものだと思われます。
「SBI・先進国株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(先進国株式)」が信託報酬引き下げ! - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
雪だるま(先進国株式)のベンチマークは、FTSEディべロップド・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)で、日本を「含む」先進国株式クラスで、日本を「除く」先進国株式クラスの「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は厳密には同じ資産クラスではありません。
「eMAXIS Slim」シリーズは、まったく同じではない類似ファンドであっても、業界最低水準の運用コストをめざして追随しています。あっぱれです。
ただ、厳密には、ライバル他社のファンドの「税抜」信託報酬に追随する方針のようで、「税込」信託報酬では雪だるま(先進国株式)がいまだ信託報酬最安です。
消費税がかからない海外ETFが投資先のライバル他社のファンドには追随しない(できない)という方針は、もしかしたら、eMAXISシリーズ唯一の弱点かもしれません。
それでも、運用会社の業界最低水準を追随し続けるスタンスは、既存のインデックスファンドを保有する投資家にとって、とても心強くありがたいと感じます。
三菱UFJ国際投信さん、グッジョブ!👍
2019/12/04 業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施
気になる信託報酬引き下げの概要は以下のとおり。
◆eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
信託報酬 年0.0999%以内 → 0.0965%以内(いずれも税抜)
2019年12月27日から適用されます。
これは、「SBI・先進国株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(先進国株式)」の信託報酬引き下げに対抗したものだと思われます。
「SBI・先進国株式インデックス・ファンド/愛称:雪だるま(先進国株式)」が信託報酬引き下げ! - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
雪だるま(先進国株式)のベンチマークは、FTSEディべロップド・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)で、日本を「含む」先進国株式クラスで、日本を「除く」先進国株式クラスの「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は厳密には同じ資産クラスではありません。
「eMAXIS Slim」シリーズは、まったく同じではない類似ファンドであっても、業界最低水準の運用コストをめざして追随しています。あっぱれです。
ただ、厳密には、ライバル他社のファンドの「税抜」信託報酬に追随する方針のようで、「税込」信託報酬では雪だるま(先進国株式)がいまだ信託報酬最安です。
消費税がかからない海外ETFが投資先のライバル他社のファンドには追随しない(できない)という方針は、もしかしたら、eMAXISシリーズ唯一の弱点かもしれません。
それでも、運用会社の業界最低水準を追随し続けるスタンスは、既存のインデックスファンドを保有する投資家にとって、とても心強くありがたいと感じます。
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