楽天証券だけでなくセゾン投信、ありがとう投信も定期売却サービスを開始・拡充
水瀬ケンイチ
モーニングスターによると、昨日ブログで取り上げた楽天証券だけでなく、セゾン投信、ありがとう投信も定期売却サービスを開始・拡充するとのこと。
楽天証券、セゾン投信が投信の「定期売却サービス」を発表、ありがとう投信は拡充| モーニングスター
ほぼ同時に3社で自動取り崩しサービスの開始(拡充)が発表されたところを見ると、投信の管理システムが同じなのかもしれません。
モーニングスターでも、「定額」取り崩しと「定率」取り崩しの違いについて、「資産価格の水準にかかわらず取り崩す『定額』と比べて、『定率』は資産価格が低いときには取り崩し額も減少するため、資産価格の目減りを抑制でき、運用期間を少しでも延ばすことが可能となる」と説明されています。
楽天証券は、定額売却・定率売却・定口売却の3種類から、ありがとう投信は定額売却・定率売却の2種類から、セゾン投信は、定額売却・定口売却の2種類から、売却方法を選べるようになります。
個人的には、定率の取り崩しをしたいと考えていますが、人によっては定額や定口がよいというかたもいらっしゃるかもしれません。投資家が選べることはよいことです。
いずれにしても、毎月分配型投信による強制的な分配金ではなく、いつ、どのくらい取り崩すかを投資家自身が決めるのが利便性が高いと思います。
自動取り崩しサービスなら、現在運用している投信を買い換える必要がなくなり、資産形成期から資産取り崩し期までシームレスに資産運用を継続できます。
細かい部分ですが、楽天証券の定率取り崩しサービスは毎月1%からとなっており、単純計算で年12%も取り崩してしまいますが、ありがとう投信は年1回、2%~5%のいずれかで取り崩す形になっています。
個人的には、年4%程度の取り崩しがいいあんばいなので、こちらの方がフィットします。
山をガリガリ削るのではなく、波が少しずつ砂を運ぶようなイメージで、楽天証券でももう少しマイルドな定率取り崩しができるように拡充してくれるといいなと思います。
もし、投信の管理システムがありがとう投信と同じなのであれば、拡充に期待が持てるかも。自分が取り崩し期に入るまで、気長に待ちます。
<ご参考>
2019/12/16 楽天証券、待望の投信の取り崩しサービス開始へ。高コストな毎月分配型投信終了のお知らせ - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
ほぼ同時に3社で自動取り崩しサービスの開始(拡充)が発表されたところを見ると、投信の管理システムが同じなのかもしれません。
モーニングスターでも、「定額」取り崩しと「定率」取り崩しの違いについて、「資産価格の水準にかかわらず取り崩す『定額』と比べて、『定率』は資産価格が低いときには取り崩し額も減少するため、資産価格の目減りを抑制でき、運用期間を少しでも延ばすことが可能となる」と説明されています。
楽天証券は、定額売却・定率売却・定口売却の3種類から、ありがとう投信は定額売却・定率売却の2種類から、セゾン投信は、定額売却・定口売却の2種類から、売却方法を選べるようになります。
個人的には、定率の取り崩しをしたいと考えていますが、人によっては定額や定口がよいというかたもいらっしゃるかもしれません。投資家が選べることはよいことです。
いずれにしても、毎月分配型投信による強制的な分配金ではなく、いつ、どのくらい取り崩すかを投資家自身が決めるのが利便性が高いと思います。
自動取り崩しサービスなら、現在運用している投信を買い換える必要がなくなり、資産形成期から資産取り崩し期までシームレスに資産運用を継続できます。
細かい部分ですが、楽天証券の定率取り崩しサービスは毎月1%からとなっており、単純計算で年12%も取り崩してしまいますが、ありがとう投信は年1回、2%~5%のいずれかで取り崩す形になっています。
個人的には、年4%程度の取り崩しがいいあんばいなので、こちらの方がフィットします。
山をガリガリ削るのではなく、波が少しずつ砂を運ぶようなイメージで、楽天証券でももう少しマイルドな定率取り崩しができるように拡充してくれるといいなと思います。
もし、投信の管理システムがありがとう投信と同じなのであれば、拡充に期待が持てるかも。自分が取り崩し期に入るまで、気長に待ちます。
<ご参考>
2019/12/16 楽天証券、待望の投信の取り崩しサービス開始へ。高コストな毎月分配型投信終了のお知らせ - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
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