楽天証券、投信定期売却サービスの定率売却を月1%から→月0.1%からにきめ細かくさらっと変更!
水瀬ケンイチ

今週のはじめ、「楽天証券だけでなく、セゾン投信、ありがとう投信も定期売却サービスを開始・拡充」という記事を書きました。
そのなかで、楽天証券の定率売却サービスは毎月1%からとなっており、単純計算で年12%も取り崩してしまいますが、ありがとう投信は年1回、2%~5%のいずれかで取り崩す形になっており、楽天証券は将来的にもう少しマイルドな定率売却ができるように拡充してくれるといいなという感想を書きました。
まだサービス開始前ですが、今週末には、定率売却がもう月1%から→月0.1%からに変更されていました。これは素晴らしい!!

公式WEBサイトの「投信定期売却サービス」の説明内容に、「定率での売却方式について、指定範囲を0.1%からに変更しました」と追記され、定率売却が月1%から→月0.1%からに、さらっと修正されていました。
投信定期売却サービス開始(2019年12月29日より) | 楽天証券
これなら、個人的に将来想定している年4%程度の取り崩しに対応できそうです。
投信定期売却サービスは、投資家にとっては、将来の資産取り崩しの時期や量を自分の意志で指定できるので望ましいものですが、金融機関にとっては預かり資産を削り利益を減らす方向に働くので、サービス拡充についてわがままは言えないなぁと思っていました。
にもかかわらず、サービス開始前にすぐに競合他社に対応してくるあたり、楽天証券は競合他社の動向や投資家の評判をしっかり見ているという印象です。
投資家の将来の出口戦略について選択肢を用意してくれた楽天証券さん、グッジョブ!!👍
<ご参考>
楽天証券だけでなくセゾン投信、ありがとう投信も定期売却サービスを開始・拡充 - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
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