ウィズ・コロナの投資戦略、私はどうするか
水瀬ケンイチ
トウシルに山崎元氏による「ウィズ・コロナ、アフター・コロナの投資戦略」が掲載されています。
ウィズ・コロナ、アフター・コロナの投資戦略 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
本稿は2020年の8月初旬に書いている。「ウィズ・コロナ」がいいのか、「アフター・コロナ」がいいのか、タイトルに迷ったのだが、残念ながら状況に合わせていずれかを選ぶなら「ウィズ・コロナ」が適切のようだ。 感染者数が全国で増加傾向にあって…
詳しくは上記記事をご覧いただきたいのですが、小見出しを抜粋すると以下のとおりです。
●残念ながら、「ウィズ・コロナ」
●「不景気」vs「経済政策」
●Money Hack1 生活と投資
●Money Hack2 投資戦略の大筋は変わらない
●Money Hack3 ファイナンシャル・ディスタンシング
●Money Hack4 アフター・コロナはインフレか?
●Money Hack5 インフレに早く備える必要は無い。3つの「2%」を見よ!
たくさんのことが書いてありますが、よく読むと結論はシンプルです。貯蓄・投資額はなるべく減らさず、今までどおり継続するということだと読み取りました。
個人的にも、未知のウイルス感染症拡大という不確実性が高い状況のなかで、円安や円高、株安や株高のどちらか一方に賭けるような勝負はしない方がよいと考えます。
2020年2月末~3月に急激な株価暴落(コロナショック)がありましたが、その時の下落率は、資産配分を決めた際に想定した範囲内の動きでした。
だから、投資戦略も特に変更せず「今までどおり」を継続しました。株式や債券に国際分散投資したインデックスファンドを積み立ててバイ&ホールドです。
あれから約半年が経ちました。損益は何事もなかったかのように、おおむね元どおりになっています。もし暴落に慌てて資産を売却していたら、この回復の恩恵にあずかることはできなかったでしょう。
今後、コロナショックの二番底、三番底が来る可能性はありますし、何か別の理由でまた株価暴落が起こるかもしれません。
もちろん環境の変化は見ていきますが、ウィズ・コロナの株価下落(上昇)も想定の範囲内であれば、投資戦略は「今までどおり」を継続すると思います。
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