在宅勤務が標準になったら、早期リタイアしなくてもいいかも…
水瀬ケンイチ
新型コロナウイルス感染症の拡大により、多くの企業で在宅勤務が導入されたことは皆さまご承知のことと思います。
私の勤務先でも在宅勤務ベースの仕事を半年以上続けていますが、在宅勤務には在宅勤務特有の大変さや難しさがあると同時に、体力的には断然快適であると日々、実感しています。
会社に仕事をしに行くのは当然のことですが、意外にも朝晩の通勤ラッシュだけでかなりの体力を消耗していたことに気付かされました。
また、仕事の後も、ことあるごとに「飲みニケーション」という名目で仕事の延長上にある飲み会が催され、すべて断るわけにもいかず参加していたことも、体力を消耗していたことにも気付かされました。
朝晩の通勤時間がないだけで、1日24時間のなかで2時間は新たに捻出でき、家族との時間や家事、趣味、創作、その他の活動をすることができます。
これは会社での仕事及び往復の通勤で縛られていた自分の時間が、少し自由になったということであり、とてもありがたいです。
もちろん、上司・部下・チーム内の連携が取りづらかったり、他の部門の動きを把握しづらかったり、自宅から接続する社内システムが遅く生産性が落ちる部分があるなどの難しさもあり、手放しで喜べるものでもないという実感もあります。
ただ、私が早期リタイアを目指している目的である「好きなある分野で思う存分社会貢献する」ということに関しては、かなり準備がしやすくなったと感じています。
私はなにも山奥で隠居暮らしがしたいから早期リタイアを目指しているのではありません。生活の心配をすることなくやりたいことに没頭するために、早期リタイアできる環境を作ろうとしているのです。
在宅勤務へのシフトは自分の中ではとても大きなことです。今まで20年以上の会社員人生のなかでも、劇的なライフワークバランスの前進であると思います。
まあ、在宅勤務が標準とはいっても週に何日かは出社する必要がある時も多いし、現在の在宅勤務での快適な働き方は人事異動等で変わってしまうだろうし、新型コロナが落ち着いてくれば出張も再開されることでしょうから、平日の自由時間の確保に過剰期待は禁物かもしれません。
ただ、もし、勤務先の会社や取引先の他社などにおいて、在宅勤務が標準になったら、大げさにいえば、早期リタイアしなくてもやりたいことが(ある程度)できるかもしれないなんて思ったりもしました。
実際、今までの活動といくつもの幸運が重なり、私の身の回りでたて続けにありえない奇跡みたいなことが起こっています。もちろん良いことです。公表できる時がきたらお話ししたいと思います。
私の長期目標の準備は8合目くらいまで来ています。早期リタイアについてはあわてずゆっくり考えていこうと思います。
P.S
このブログ記事は私自身の場合の話であって、一般化するつもりもありませんし、早期リタイアを目指されている方々にやめろと言うつもりもありません。ひとりごとみたいなもんですのでご笑覧いただきたく。
早期リタイアについては、こんな記事も読まれています。
早期リタイアした場合の年金額については、重要なはずなのにあまり話題になりませんよね。概算方法についての記事です。
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私はなにも山奥で隠居暮らしがしたいから早期リタイアを目指しているのではありません。生活の心配をすることなくやりたいことに没頭するために、早期リタイアできる環境を作ろうとしているのです。
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まあ、在宅勤務が標準とはいっても週に何日かは出社する必要がある時も多いし、現在の在宅勤務での快適な働き方は人事異動等で変わってしまうだろうし、新型コロナが落ち着いてくれば出張も再開されることでしょうから、平日の自由時間の確保に過剰期待は禁物かもしれません。
ただ、もし、勤務先の会社や取引先の他社などにおいて、在宅勤務が標準になったら、大げさにいえば、早期リタイアしなくてもやりたいことが(ある程度)できるかもしれないなんて思ったりもしました。
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