【まとめ記事】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末)高評価インデックスファンド集【全部入り】
水瀬ケンイチ
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事で取り上げた資産クラス(日本株式、先進国株式、新興国株式、全世界株式、日本債券)ごとのインデックスファンド比較の図表(2021年3月末時点)を、すべて1本の記事にまとめました。
各資産クラスの高評価なインデックスファンドが一覧できますよ。
※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。
それではどうぞ。
<結論>
日本株式クラスは、「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」が相対的に高評価。
<詳細記事>
【日本株式】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末) eMAXIS Slimが高評価、iFreeが1年リターンで頑張る
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2021年3月末で比較しました。世の中の流れに対応して、今回から、信託報酬と実質コストは総額表示(税込)に、実質コストは独自計算から直近の運用報告書ベースに変更しています。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひ...
<結論>
先進国株式クラスは、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が相対的に高評価。
<詳細記事>
【先進国株式】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末) 超低コスト競争の極み、ニッセイ&eMAXIS Slimが高評価
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2021年3月末で比較しました。世の中の流れに対応して、今回から、信託報酬と実質コストは総額表示(税込)に、実質コストは独自計算から直近の運用報告書ベースに変更しています。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜ...
<結論>
新興国株式クラスは、「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」(雪だるま新興国株式)が高評価。ただし、直近のリターンが低くなっており、心配なら次点の「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」が比較的高評価。
<詳細記事>
【新興国株式】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末) 超低コスト「雪だるま新興国株式」の異常値が続く
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、新興国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2021年3月末で比較しました。世の中の流れに対応して、今回から、信託報酬と実質コストは総額表示(税込)に、実質コストは独自計算から直近の運用報告書ベースに変更しています。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜ...
<結論>
全世界株式クラスは、日本を含む全世界株式は「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」(雪だるま全世界株式)、日本を除く全世界株式は「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が相対的に高評価。
<詳細記事>
【全世界株式】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末) 雪だるま全世界株式とeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)が高評価
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、全世界株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2021年3月末で比較しました。世の中の流れに対応して、今回から、信託報酬と実質コストは総額表示(税込)に、実質コストは独自計算から直近の運用報告書ベースに変更しています。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜ...
<結論>
日本債券クラスは、「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」が相対的に高評価。
また、現在のゼロ金利により、将来の金利上昇を予想するのであれば、インデックスファンドではありませんが、ネット銀行の定期預金か、金利変動によって元本が変動しない「個人向け国債 変動10年」を選ぶという方法もアリ。
<詳細記事>
【日本債券】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末) eMAXIS Slimが高評価
「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本債券クラスの主要なインデックスファンドについて、2021年3月末で比較しました。世の中の流れに対応して、今回から、信託報酬と実質コストは総額表示(税込)に、実質コストは独自計算から直近の運用報告書ベースに変更しています。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひ...
2021年3月末のデータでのインデックスファンド選びは、上記のファンドが相対的に高評価でした。
インデックスファンドは信託報酬や実質コストといった「運用コスト」の影響を強く受けます。運用コストが高いファンドのリターンは悪く、コストが安いファンドのリターンは良い傾向にあります。
信託報酬の引き下げや受益者還元型信託報酬の発動によって、多くの資産クラスで「eMAXIS Slim」シリーズが高評価でした。
とはいえ、運用会社間の低コスト競争が進み、上位は「頂上決戦」の様相を呈しており、どれを選んでもあまり変わらない水準になっていると思います。
コストが行き着くところまで行けば、次は品質の勝負です。決算時のインデックスとの差異や、最終成果としてのリターン実績が注目されます。実際に、一部の低コストファンドのリターンに異常値が見られます(新興国株式クラスの「雪だるま新興国株式」など)。
個人投資家のコア資産の運用は十分にコストが低く、かつ堅実なインデックスファンドで行いたいのですが、時おり異常値が出るファンドもあります。一時的なものであればそれほど気にする必要はないのですが、長引くようであれば避けた方がよいかもしれません。
当ブログでは今後も、インデックスファンドを定期的(3か月ごと)にウォッチしていきます。皆さまのインデックスファンド選びのご参考になれば幸いです。
なお、上記の高評価インデックスファンドを「どのように組み合わせたらよいのか」については、以下のまとめ記事「インデックス投資の具体的方法 8ステップ」の【第4回】、【第5回】あたりをご参照ください。
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低コストインデックスファンド徹底比較のカテゴリです。主要なアセットクラスのインデックスファンド比較情報を、定期的(3か月ごと)に更新しています。
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低コストインデックスファンドの徹底比較記事のカテゴリです。3か月ごとに更新中!
<ご参考1>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
・楽天証券
・SBI証券
<ご参考2>
本ブログ記事は、私が執筆・監修した書籍のおすすめインデックスファンド情報のアップデート版という意味もあります。今後も定期的に継続していく所存です。
※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
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