【まとめ記事】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末)高評価インデックスファンド集【全部入り】

水瀬ケンイチ

globe2.jpg


低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事で取り上げた資産クラス(日本株式、先進国株式、新興国株式、全世界株式、日本債券)ごとのインデックスファンド比較の図表(2021年3月末時点)を、すべて1本の記事にまとめました。

各資産クラスの高評価なインデックスファンドが一覧できますよ。

※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。

それではどうぞ。

photo20210407.png

<結論>
日本株式クラスは、「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」が相対的に高評価。

<詳細記事>

【日本株式】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末) eMAXIS Slimが高評価、iFreeが1年リターンで頑張る

「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2021年3月末で比較しました。世の中の流れに対応して、今回から、信託報酬と実質コストは総額表示(税込)に、実質コストは独自計算から直近の運用報告書ベースに変更しています。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひ...




photo20210408.png

<結論>
先進国株式クラスは、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が相対的に高評価。

<詳細記事>

【先進国株式】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末) 超低コスト競争の極み、ニッセイ&eMAXIS Slimが高評価

「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、先進国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2021年3月末で比較しました。世の中の流れに対応して、今回から、信託報酬と実質コストは総額表示(税込)に、実質コストは独自計算から直近の運用報告書ベースに変更しています。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜ...




photo20210409.png

<結論>
新興国株式クラスは、「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」(雪だるま新興国株式)が高評価。ただし、直近のリターンが低くなっており、心配なら次点の「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」が比較的高評価。

<詳細記事>

【新興国株式】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末) 超低コスト「雪だるま新興国株式」の異常値が続く

「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、新興国株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2021年3月末で比較しました。世の中の流れに対応して、今回から、信託報酬と実質コストは総額表示(税込)に、実質コストは独自計算から直近の運用報告書ベースに変更しています。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜ...




photo20210410.png

<結論>
全世界株式クラスは、日本を含む全世界株式は「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」(雪だるま全世界株式)、日本を除く全世界株式は「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」が相対的に高評価。

<詳細記事>

【全世界株式】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末) 雪だるま全世界株式とeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)が高評価

「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、全世界株式クラスの主要なインデックスファンドについて、2021年3月末で比較しました。世の中の流れに対応して、今回から、信託報酬と実質コストは総額表示(税込)に、実質コストは独自計算から直近の運用報告書ベースに変更しています。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜ...




photo20210411.png

<結論>
日本債券クラスは、「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」が相対的に高評価。

また、現在のゼロ金利により、将来の金利上昇を予想するのであれば、インデックスファンドではありませんが、ネット銀行の定期預金か、金利変動によって元本が変動しない「個人向け国債 変動10年」を選ぶという方法もアリ。

<詳細記事>

【日本債券】低コストインデックスファンド徹底比較(21年3月末) eMAXIS Slimが高評価

「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本債券クラスの主要なインデックスファンドについて、2021年3月末で比較しました。世の中の流れに対応して、今回から、信託報酬と実質コストは総額表示(税込)に、実質コストは独自計算から直近の運用報告書ベースに変更しています。※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひ...



2021年3月末のデータでのインデックスファンド選びは、上記のファンドが相対的に高評価でした。

インデックスファンドは信託報酬や実質コストといった「運用コスト」の影響を強く受けます。運用コストが高いファンドのリターンは悪く、コストが安いファンドのリターンは良い傾向にあります。

信託報酬の引き下げや受益者還元型信託報酬の発動によって、多くの資産クラスで「eMAXIS Slim」シリーズが高評価でした。

とはいえ、運用会社間の低コスト競争が進み、上位は「頂上決戦」の様相を呈しており、どれを選んでもあまり変わらない水準になっていると思います。

コストが行き着くところまで行けば、次は品質の勝負です。決算時のインデックスとの差異や、最終成果としてのリターン実績が注目されます。実際に、一部の低コストファンドのリターンに異常値が見られます(新興国株式クラスの「雪だるま新興国株式」など)。

個人投資家のコア資産の運用は十分にコストが低く、かつ堅実なインデックスファンドで行いたいのですが、時おり異常値が出るファンドもあります。一時的なものであればそれほど気にする必要はないのですが、長引くようであれば避けた方がよいかもしれません。

当ブログでは今後も、インデックスファンドを定期的(3か月ごと)にウォッチしていきます。皆さまのインデックスファンド選びのご参考になれば幸いです。

なお、上記の高評価インデックスファンドを「どのように組み合わせたらよいのか」については、以下のまとめ記事「インデックス投資の具体的方法 8ステップ」の【第4回】【第5回】あたりをご参照ください。

インデックス投資の具体的方法 8ステップ

「水瀬さんが考えるインデックス投資の方法って具体的にどんな感じですか?」ブログを始めて8年目、こんな質問をされることが増えてきました。ほとんど毎日インデックス投資に関するブログ記事を書いているのですが、その本数も2,000本を超え、すべてに目を通すのはおよそ無理というレベルになってしまいました。なので、要点がつかみにくくなっているんだろうなぁと推測しています。そんな時に「ここを見てください」と言えるペー...


こんな記事もあわせて読まれています。

2020年12月末の資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品、今後の投資方針

毎年2回、6月末と12月末に資産配分(アセットアロケーション)の把握をしています。正月に2020年12月末の資産配分を確認しました。直近1年間に「コロナショック」の株価暴落とその後の急回復がありました。果たしてどうなっているのでしょうか。資産配分(アセットアロケーション)日本株式 5.3%先進国株式 57.3%新興国株式 9.9%REIT(国内外) 1.9%外国債券 2.1%日本債券 23.6%半年前と比べると、債券クラスが3%ほど小...


低コストインデックスファンド徹底比較のカテゴリです。主要なアセットクラスのインデックスファンド比較情報を、定期的(3か月ごと)に更新しています。




<ご参考1>
上記の高評価インデックスファンドは、以下のネット証券で購入できます。会社名をクリックで口座開設できます(無料)
楽天証券
SBI証券

<ご参考2>
本ブログ記事は、私が執筆・監修した書籍のおすすめインデックスファンド情報のアップデート版という意味もあります。今後も定期的に継続していく所存です。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いいたします。
関連記事




投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ