『生命保険は「入るほど損」?!<新版>』『FACTFULNESS』などベストセラーが【50%ポイント還元】Kindle本キャンペーン実施中

水瀬ケンイチ

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現在、Kindleストアで「【50%ポイント還元】Kindle本キャンペーン」を実施しています。

20,000冊以上の対象Kindle本が50%ポイント還元されます。そのなかから、当ブログの読者さまにおすすめの本をご紹介します。


まずは、「生命保険は「入るほど損」?!<新版>」(後田亨著)です。


先月2021年4月17日に発売したばかりの新刊です。本書は2015年発売の保険解説本「生命保険は「入るほど損」?!」の新版で、それがさっそく50%ポイント還元とはうれしい!

前書は保険のプロ後田亨氏の保険の主張にアクチュアリー(保険数理士)のお墨付きがついた「集大成」という感じでしたが、その集大成が新版では最新のデータと内容にアップデートされています。

保険会社の人たちは医療保険に関しては自社の売れ筋保険ではなく、健康保険と貯蓄での備えが適切と判断していること、がん保険など病名別に保険商品が存在する意味がわからないと語る保険商品設計専門家もいること、個人年金保険など貯蓄性の保険は手数料が高く、運用に回るお金が少なく資産形成には向かないこと、TVのCMなど不安喚起情報と商品の品質には何の相関もないこと、まずは国や勤務先の保障を確認するのがよいなどが、最新のデータや取材によって解説されていました。

第7章「老後不安にどう備える?」はまるまる新設です。「ねんきんネット」活用、長く働くこと、それから当ブログでも何度か要望している「トンチン年金」(該当記事)を本書でも開発要望しています。

保険は、他の金融商品である投資信託等に比べると情報開示が遅れていて、運用コストのデータがほとんど開示されていません。そこで、数少ない周辺データや、保険代理店の方々の証言をもとに、運用コストを推計するのですが、アクチュアリーの協力によって、その根拠がより強化されています。その結果、真に検討に値する保険は、3本しかないという結論になっています。それが何なのか、旧版から変わっているのか。それは読んでのお楽しみ。50%ポイント還元です。



次は、「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」(ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著)です。


どこの本屋でも山積みのベストセラー本「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」!!

ファクトフルネス(FACTFULNESS)とは、「データを基に世界を正しく見る習慣」のこと。私たちはなんとなく、世界はどんどん物騒になり、環境はどんどん悪化して、いずれ天然資源は尽きてしまうとみんな思い込んでいますが、統計データで見ると、世界はどんどん良くなってきていることがわかります。

本書では世界の本当の姿を知るために、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野を取り上げています。いずれも最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介します。いわゆるバイアスの研究本でもあるので、投資における「行動ファイナンス」に通じる部分が多く、投資家、特にインデックス投資家との親和性が高いと思います。ですので、当ブログの読者の方で未読の方はぜひ読むことをおすすめします。

個人的にこの本は手元においておきたい名著なのですが、分厚くて重いし、ブログでデータの引用をすることがあるかもしれないと思い、Kindle版だけを購入しました。50%ポイント還元です。



次は、「生涯投資家」(村上世彰著)です。


本書はマネー本というよりも、株式市場を舞台にした読み物として非常におもしろかったです。

2006年6月、ライブドア事件に絡みインサイダー取引を行った容疑で東京地検に逮捕され、のちに執行猶予つき有罪判決を受けた村上ファンドの村上世彰氏の「半生記」であり、ちょっとだけ「反省記」であり、大半は彼の投資哲学、いや、日本の上場企業のコーポレートガバナンス進展に対する「執念」が描かれています。

とにかく、登場人物たちが政財界の大物だらけで、まるでドラマの世界。しかし、対話の内容が細かく描かれており、生々しいリアリティを感じます。事件となったニッポン放送株買い占めなど、上場企業と物言う株主村上氏との手に汗握るストーリーが非常にアツい。株式市場の仕組み、コーポレートガバナンス、上場企業とステークホルダーの関係性(の本音と建前)など、勉強にもなります。

本書に限らず自伝というものは自分側の目線のみで描かれるものであるため、相手側の立場から見たらまた別の景色なのだと思います。本書の内容がどこまで事実なのかは正直わかりませんが、読み物として超一級品のおもしろさがありました。仮に話半分で読んだとしても、去年読んだ本の中ではダントツにおもしろかったです。

なお、村上氏のやり方はともかく、「コーポレートガバナンスとその浸透による資金循環の促進こそが、経済成長を促す策だ」という彼の意見自体には、私も大いに賛成です。50%ポイント還元です。



次は、「新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」(橘玲著)です。


本書は人気作家橘玲氏によるマネー本です。

国、会社、家族に依存せず生きるには経済的独立すなわち十分な資産が必要で、1億円の資産保有を経済的独立とすれば、欧米や日本では特別な才能はなくても勤勉と倹約と共稼ぎで目標に到達できると説きます。黄金の羽根とは制度の歪みがもたらす幸運のことです。20代の頃に旧版をワクワクしながら読み込みました。残念ながら、制度の歪みはどんどん埋められ、旧版での歪み活用法は今では使えなくなったものもあります。新版ではかなりアップデートされています。

むしろ、個々の裏技的テクニックどうこうではなく、大局的な考え方として、会社員としてまじめに働く以外の生き方が存在していることを教えてくれるのがこの本の価値だと思います。50%ポイント還元です。



次に、「臆病者のための億万長者入門」(橘玲著)です。


本書は「金融業界の不都合な真実をすべてのひとに」ではじまり、資産運用において信じられている各種常識を合理的にズバッと斬って、真実を見せてくれるわかりやすいマネー本です。株式投資については、PERやROEといったファンダメンタル分析の基礎を解説した上で、市場は複雑系であり、プロの予想は役に立たないことを解説しています。

そこでインデックス投資となるわけですが、本書ではインデックスファンドのドルコスト平均法に、ある味付けをすることをすすめています。具体的にどんな方法かは読んでのお楽しみ。

日本人は知らないものを怖がり「ホームバイアス」が強すぎることや、「損得の不均衡」(水瀬注:プロスペクト理論のことと思われます)など、行動ファイナンスの知見もわかりやすく組み込まれています。50%ポイント還元です。(当ブログの書評はこちら



最後は、「ものすごく真っ当で、ありえないほど簡単な お金の増やし方」(朝倉智也著)です。


本書は、モーニングスター代表取締役社長の朝倉氏による投資本です。

すすめているのは、低コストなインデックスファンドに長期投資、積立投資、分散投資です。王道ですね。モーニングスター社がSBIグループだからか、SBI証券のケースで積み立ての始め方を解説していたり、具体的商品としてSBIアセットマネジメントが運用する「雪だるま」シリーズをすすめていたりします。

既にSBI証券に口座がある方や、業界最大手のネット証券でインデックス投資を初めてみようという方にフィットした内容になっています。50%ポイント還元です。


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以上、当ブログをご覧の皆さまにおすすめの本をチョイスしました。上記で紹介した本以外にも、Kindle本20,000冊以上がポイント50%還元対象です。ぜひ、興味がある本を探してみてください。

→「【50%ポイント還元】Kindle本キャンペーン」(KindleストアのキャンペーンTOPページへリンク)

最後に注意事項です。キャンペーンはKindle版が対象です。紙の本は対象ではありませんので、ご購入の際にはKindle版であることと、50%ポイント還元になっていることをご確認ください。そして、キャンペーン期間は、2021年5月27日(木)までです。これはと思う本があれば、早めにポチした方がいいと思います。

ゆううつな梅雨時は、家で充実の読書ライフを。

<追記> 2021/05/28
本キャンペーンは終了しました。またお得なキャンペーンを見つけたら、ブログで紹介させていただきます。

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Posted by水瀬ケンイチ