毎月の積み立てインデックスファンド1本化を詳細検討。その結果!

水瀬ケンイチ

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毎月の積み立てインデックスファンドの1本化を検討しています。

現在、株式クラスについては以下の3本のインデックスファンドに投資しています。

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

国内株式:先進国株式:新興国株式=1:7:2の割合で積み立てています。これを、

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

だけの1本に集約することを検討しています。検討要素は、売買を3回に分けて注文を出す手間が1回で済むようになるという利便性向上に加えて、もちろん運用コストです。

本来なら、それぞれのインデックスファンドの信託報酬を加重平均すればすぐに算出できるのですが、eMAXIS Slimシリーズは一定の純資産総額を超えた部分(500億円以上部分、1000億円以上部分)により低い信託報酬を適用する「受益者還元信託報酬率」を採用しているため、計算がより複雑になります。

今回は本気で積み立てインデックスファンドの変更を検討しているのでガチ計算してまいります。まず、各インデックスファンド直近の純資産残高から、各インデックスファンドの加重平均信託報酬を算出します。

・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
 純資産残高(2021年6月24日時点) 342.50億円
 信託報酬 年0.154%
 加重平均信託報酬 年0.154%(純資産額が500億円未満のため変わらず)

・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
 純資産残高(2021年6月24日時点) 2193.53億円
 信託報酬 500億円未満 年0.1023%
      500億円~1000億円未満 年0.100595%
      1000億円以上 年0.09889%
 加重平均信託報酬 年0.100055928890875% (な、なんだこりゃ!)

・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
 純資産残高(2021年6月24日時点) 679.74億円
 信託報酬 500億円未満 年0.1870%
      500億円~1000億円未満 年0.18645%
      1000億円以上 年0.1859%
 加重平均信託報酬 年0.18685%

この各インデックスファンドの加重平均信託報酬を、さらに、国内株式:先進国株式:新興国株式=1:7:2で加重平均します。

eMAXIS Slim 国内株式:先進国株式:新興国株式=1:7:2の組み合わせ
 加重平均信託報酬 年0.122810064%

純資産残高の積み上がりによって、激安の運用コストがさらに激安になっています。十分に低コストじゃんという気もしますが、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の加重平均信託報酬もきちんと算出して比較しなければなりません。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
 純資産残高(2021年6月24日時点) 2082.77億円
 信託報酬 500億円未満 年0.1144%
      500億円~1000億円未満 年0.11385%
      1000億円以上 年0.1133%
 加重平均信託報酬 年0.11370%

あああ、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」1本の方が年0.01%程度、加重平均信託報酬が安い!

薄々感づいていましたが、手間もかからない上により低コストとなれば、もう答えは明白と言わざるを得ません。来月から、株式クラスの積み立てインデックスファンドは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に一本化します。

超・低コストなインデックスファンドの「頂上決戦」の恩恵をフルに受けることができて、ありがたい限りです。あとはこのすばらしい商品を投資家がどう活用するかですね。

(しかし、なんつう細かい計算だ…ゼェゼェ…)


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Posted by水瀬ケンイチ