早期リタイア後に住む場所が悩ましい
水瀬ケンイチ
昨日のブログ記事「読者のかたからうれしいセミリタイア実現のご報告」にはかなりのブログ読者のかたが反応されています。やはり投資家のかたは興味があるんですね。
もちろん、セミリタイアですから万人向けのモデルケースなどないのですが、自分の早期リタイアプランの大いなる参考になりました。それと同時に、一点だけ、自分のプランでは実現し得ない箇所がありました。
それは、「自宅は家賃3万円の戸建て賃貸」という部分。しかも、150坪程度の畑付きとのこと。水瀬家は(主に妻の意向で)賃貸派なのですが、月3万円というのはなかなか厳しい。住む場所にかなりの制約がつきそうです。
私は晴耕雨読ののんびりリタイアをしたいわけではなく、リタイアしないと実現しづらい「やりたいこと」があるのですが、もしかしたら「家賃月3万円」がそのハードルになってしまうかもしれません。
具体的な説明を控えているので伝わりにくいと思いますが、都心でなくても首都圏近郊にいた方がやりやすいはずなのです。リモートワークを駆使すれば全国(全世界?)どこからでもできるという考え方もなくはないですが、やはりフェイス・トゥ・フェイスの良さも捨てがたい。
資産運用は順調ですが、リタイア後に住む場所については、長年夫婦で検討を続けていても未だに考えがゆれています。住んでみないとわからないことも多いですし。
昨日のブログ記事でセミリタイアの実現報告してくれたかたは、いまの場所に足掛け17年住んでその場所に惚れ込んでおり、むしろそこに定住したいというのがセミリタイアの大きな動機のひとつだということなので、こんな悩みはないのでしょうね。
人によって悩みはじつに様々でです。水瀬家もいつかは思い切って決めなくてはならない時が来ると思います。決まったらまたブログでご報告したいと思います。
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