資産残高の日々の騰落に対する興味が薄れてきました (その2)
水瀬ケンイチ
前回の記事「資産残高の日々の騰落に対する興味が薄れてきました (その1)」の続きです。
(3)インデックス投資に対する納得感が高まってきたから
何年かかけて、たくさんの書籍、優れたブログ記事などを読んできました。
投資セミナーにも参加してきました。
そんななかで、インデックス投資について、よい部分はもちろん、悪い部分や今後の課題を含めて見てきたことで、自分なりの納得感が高まってきました。
(もちろん、僕の理解など、まだまだこわっぱレベルだとは思いますが…)
「バイ&ホールドが一番」という大雑把な結論に対しても納得感(割り切り感?)が高まってきたので、日々の騰落への興味が薄れてきているのかもしれません。
(4)ポートフォリオを「資産」として捉えるようになってきたから
これは説明するのが難しいのですが、ポートフォリオを、「単なる数字の羅列」から、「価値のある資産」として捉えるような感覚になってきました。
「単なる数字の羅列」のイメージは、スロットマシンのようにめまぐるしく変化し続け、目を離すとすぐに無くなってしまうような危なっかしい感じですが、「価値のある資産」のイメージは、価格は多少変わっても価値は変わらないという安心感があります。
ちょうど、「地価を毎日見なくても、不動産は資産である」と安心している心理状態とでも言いましょうか。
そんな心理状態になってきたので、日々の騰落への興味が薄れてきているのかもしれません。
(3)インデックス投資に対する納得感が高まってきたから
何年かかけて、たくさんの書籍、優れたブログ記事などを読んできました。
投資セミナーにも参加してきました。
そんななかで、インデックス投資について、よい部分はもちろん、悪い部分や今後の課題を含めて見てきたことで、自分なりの納得感が高まってきました。
(もちろん、僕の理解など、まだまだこわっぱレベルだとは思いますが…)
「バイ&ホールドが一番」という大雑把な結論に対しても納得感(割り切り感?)が高まってきたので、日々の騰落への興味が薄れてきているのかもしれません。
(4)ポートフォリオを「資産」として捉えるようになってきたから
これは説明するのが難しいのですが、ポートフォリオを、「単なる数字の羅列」から、「価値のある資産」として捉えるような感覚になってきました。
「単なる数字の羅列」のイメージは、スロットマシンのようにめまぐるしく変化し続け、目を離すとすぐに無くなってしまうような危なっかしい感じですが、「価値のある資産」のイメージは、価格は多少変わっても価値は変わらないという安心感があります。
ちょうど、「地価を毎日見なくても、不動産は資産である」と安心している心理状態とでも言いましょうか。
そんな心理状態になってきたので、日々の騰落への興味が薄れてきているのかもしれません。
以上の4点が、日々の騰落に対する興味が薄れてきた要因ではないかと、自分では思います。
いずれも、インデックス投資家らしからぬ、合理的判断とは無縁の、いかにも人間くさい要因だと思います。でも、実際に興味が薄れてきたのですから、自分でも認めざるを得ません。
こんな与太話に価値はないと思いますが、インデックス投資を目指されている方の、メンタル面での何かしらの参考になればと思い、書きました。
ところで、インデックス投資家としては、これはこれでけっこう良い傾向なのではないかなんて考えています。
今まで、バイ&ホールド戦略のインデックス投資家は、「我慢が仕事」と考えていました。
しかしながら、騰落への興味が薄れ、我慢することすらなくなるのであれば、ある意味「最強」ではないでしょうか(笑)
(おわり)
いずれも、インデックス投資家らしからぬ、合理的判断とは無縁の、いかにも人間くさい要因だと思います。でも、実際に興味が薄れてきたのですから、自分でも認めざるを得ません。
こんな与太話に価値はないと思いますが、インデックス投資を目指されている方の、メンタル面での何かしらの参考になればと思い、書きました。
ところで、インデックス投資家としては、これはこれでけっこう良い傾向なのではないかなんて考えています。
今まで、バイ&ホールド戦略のインデックス投資家は、「我慢が仕事」と考えていました。
しかしながら、騰落への興味が薄れ、我慢することすらなくなるのであれば、ある意味「最強」ではないでしょうか(笑)
(おわり)
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