制作中の共著「ほったらかし投資術 三訂版(仮)」に見る校閲さんの仕事

水瀬ケンイチ

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制作中の共著「ほったらかし投資術 三訂版(仮)」について、先週まで初校ゲラチェックをしていました。その原稿に出版社の校閲さんからびっしり直しが入っており、さすがだなぁと感心しながら直しました。

校閲とは何か。以下に引用させていただきます。

校閲とは、ぎこちない文章を出版にふさわしい状態に整えることです。文章の一貫性、スタイル、フォーマットを整理する作業や、内容の正確さを確認する作業が含まれます。校閲者は、文法的な正確さをチェックした上で、本来の意図が明確に伝わる、理解しやすく矛盾のない文章に整えます。
(英文校正・英文校閲エディテージより)

実際に校閲さんの直しが入った初校ゲラの一部がこちらです。(手書き部分が校閲さんのお仕事)

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独特の表記で全ページにわたり直しが入っており、私のぎこちない文章を直していただいています。第三者にチェックしてもらうと、より読みやすい文章になるので、とてもありがたいです。

私は16年以上ブログを書いていますが、ふだん表記は比較的やわらかめで書いています。一方で、本では割とかっちりとした原稿を意識して書いています。その上で、校閲さんに助力いただき、出版にふさわしい状態に整えていただいています。出版社や本の形態により、直しの強弱はあると思いますが。

このように、本は著者だけの力でできているわけではありません。読むぶんには気づきにくいところで実に多くの方々の尽力があって制作されているのです。ありがたや。

「ほったらかし投資術 三訂版(仮)」は、ほぼ書き下ろしで3月上旬にお届け予定です。乞うご期待。

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Posted by水瀬ケンイチ