「ジェイソン流 お金の増やし方」の要点がまとめられている
水瀬ケンイチ

厚切りジェイソンさんの著書「ジェイソン流 お金の増やし方」の要点がまとめられている記事がJ-CASTニュースに掲載されています。
お笑い芸人の厚切りジェイソンさんは、投資家でもあることをご存じだろうか? 彼の場合、資産運用だけで家族全員が安心して暮らせるほどの資産を15年で増やしたという。どうやったら、そんなことが可能なのか。本書「ジェイソン流お金の増やし方」(ぴあ)には、シンプルな投資法と独自の金銭哲学が書かれている。「ジェイソン流お金の増やし方」(厚切りジェイソン著)ぴあジェイソンさんは、1986年アメリカ・ミシガン州生
詳しくは上記記事をご覧いただきたいのですが、無理やりまとめると以下のとおり(小見出しより)。
- 支出を抑えて投資に回す
- 3カ月は仕事がなくても暮らせる現金は必ず手元に置く
- 経済的な自立によって、自分がやりたいことをやる
「支出を抑えて投資に回す」について、厚切りジェイソン家は水瀬家よりもはるかにストイックな節約をしています。
・自動販売機やコンビニでなるべくペットボトル飲料は買わない!
・必要がないならコンビニに行かない
・より安いスーパーで大量買い&割引買い
・飲み会は基本行かない
・ジムは公共施設を利用
・サブスクリプションサービスは見直す
人気お笑い芸人でIT企業の役員もされている厚切りジェイソンさんなのに、質素で堅実な節制ぶりです。働いていれば自販機やコンビニでよく買ってしまうもんなあ。
「3カ月は仕事がなくても暮らせる現金は必ず手元に置く」について、これは水瀬家の場合、生活費の2年分以上の現金等(生活防衛資金と呼んでいます)を確保しています。急なリストラ、入院、自然災害などから家族と自分の生活を守るために必要な期間の生活費です。より安全サイドで考えています。
どの程度の生活防衛資金を確保していると安心かは人によって違います。厚切りジェイソンさんは仕事をかけ持ちしているし、知名度も人気もある。資産も巨額。いわゆる「生きる力」が強いから、現金が3カ月ぶんでも十分安心して暮らせるのでしょう。
私たち凡人はもう少し余裕をもって生活防衛資金を確保しておくのが安全かなと私は思います。ただ、そのぶん、投資のリターン効率が下がっているのも事実ですけどね。それでいい。
「経済的な自立によって、自分がやりたいことをやる」について、これはまったくそのとおりだと思います。投資で目指す目標のひとつです。
「個別銘柄は買わない。暗号資産には絶対投資しないというルールも決めている」というのも、余計なことに頭を悩ませる必要がなくなり、スッキリしていて良いと思います。
1ページでさらっと読める記事ですが、著書の要諦が詰まった内容だと思います。無料ですし、ご興味があれば読んでみてください。
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