「敗者のゲーム」の著者チャールズ・エリス氏のインタビュー動画!
水瀬ケンイチ

日本経済新聞電子版にインデックス投資のバイブル「敗者のゲーム」の著者チャールズ・エリス氏のインタビュー動画が掲載されています。
ダウ工業株30種平均といった指数(インデックス)に連動するように運用する投資信託やETF(上場投信)を使って、資産をじわじわと着実に増やしていくインデックス投資――。発祥の地である米国を中心に拡大の一途をたどり、今や個別銘柄を選んで投資するアクティブ投資をしのぐ勢いだ。インデックス投資の隆盛も、この人が存在しなかったら実現していなかったかもしれない。米国の著名資産運用コンサルタント、チャールズ
笑顔のチャールズ・エリス氏の「オハヨウゴザイマシテ」というかわいい挨拶から始まり、日経マネーの記者の質問にエリス氏が一問一答形式で答える約20分のインタビュー動画です。
見た感じ、オンラインミーティングで日米を繋いで行われたようでした。質問もいいところを突いているし、回答も腑に落ちるお話ばかりで、うなずきまくりながら視聴しました。
具体的には以下のような質問にエリス氏が真摯に答えていました。
- なぜ株式市場が「敗者のゲーム」になったのか?
- インデックス投資が最適である理由は?
- 市場が効率的になった要因は?
- 効率的になったのに市場がよく乱高下するのはなぜか?
- コロナショックからの急回復で株式市場は高値更新したがどう思うか?何を学ぶべきか?
- ゲームストップ(GME)、AMCエンターテインメント(AMC)の株式が急騰した騒ぎの印象は?
- S&P500は昨年27%も上昇したが、今年も大幅に上昇するか?
- 「敗者のゲーム」最新版では債券への投資を見直すべきとあったが代わりに何に投資すればよいか?
- S&P500の25%がGAFAMとテスラで寡占されており、市場平均を表していないという人がいるが?
- ずっと市場に居続けるのが重要なのはなぜか?
これらの質問がひとつでも気になるかたは、実際に上記の動画を見て確認してほしいと思います。インデックス投資のバイブル著者の生音声で、きっと学びを得ることができる思います。
▼最新刊、敗者のゲーム[原著第8版]
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