よくわからなければとりあえず「つみたてNISA」を選んどけ
水瀬ケンイチ

日経電子版に少額投資非課税制度の種類についての記事が掲載されています。
岸田文雄首相が訪英中に構想を明らかにした資産所得倍増プラン「インベスト・イン・キシダ(岸田に投資を)」で言及され、先兵として改めて注目が集まる少額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」。通常なら投資リターンから差し引かれる20%(2037年までは復興特別所得税が加わり20.315%)の税金を免除してくれる制度だ。大騒ぎした消費税の上げ幅2%を思えば10倍の節税レベル。これを機に「よし、始めるか」と
いろいろ書いてありますが、全部お得な少額投資非課税制度です。よくわからなければとりあえず「つみたてNISA」を選んどけという結論も大賛成です。
(NISAとは? : 金融庁より引用)
私は一般NISA(2014年当時はこれしかなくただの「NISA」と呼ばれていました)を今でもロールオーバーしながら利用していますが、もし、今から新たに少額投資非課税制度を利用するとしたら、迷わず「つみたてNISA」を選ぶと思います。
つみたて投資でお金を増やすのには時間がかかります。なるべく長期にわたる非課税制度を選ぶことは、不確定な未来に対する現時点で取り得るもっともベターな選択である可能性が高いと言えます。つみたてNISAの非課税期間は投資してから20年間です。対象商品も金融庁が厳選したマトモな商品となっています。
初めて投資を始めようとしている方は、「迷ったらつみたてNISA」。これがベターだと私は思います。
(ちなみに、年度ごとに一般NISAやつみたてNISAは変更できるので、気軽に決めて大丈夫です)
<ご参考>
NISAとは? : 金融庁
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