バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドの思い出 (その1)
水瀬ケンイチ
現在、マネックス証券の「バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド」から、楽天証券の「iShares S&P500 Index Fund」「iShares MSCI EAFE Index Fund」へ、随時乗り換えを行なっています。
この、バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド。
楽天証券の海外ETFが出るまで、何年もの間、僕のメインファンドでした。
いざ売却しようとすると、いろいろな思い出がよみがえってきたので、書いておきたいと思います。
思い出1 外国株式インデックスファンド難民!?
まず、外国株式クラスの投資商品として、このファンドにたどり着くまでに、様々な紆余曲折がありました。
金融機関側の一方的な途中償還や取扱廃止が続き、やっと落ち着いたのがこのファンドでした。
その時の顛末にご興味がある方は、以下の記事をご参照ください。
(参考記事)
2006/06/06 外国株式インデックスファンド放浪記(まとめ)
思い出2 キャピタルゲイン非課税だった!?
今となっては信じられないかもしれませんが、当時の税制では、このファンドのような外国籍投信は、契約型であればキャピタルゲインは「非課税」だったのです。
上記の紆余曲折の中で、外国株式インデックスファンドを選択するにあたって、このファンドのキャピタルゲイン非課税扱いは、知る人ぞ知るという感じの、大きなメリットでした。
残念ながら、一度も売却することなく、2004年の税制改革で、このメリットはなくなってしまいました。今思えばとてもいい時代でした。
税制は、ゆっくりながらも、だんだんと抜け穴がつぶされていきますね。
この、バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド。
楽天証券の海外ETFが出るまで、何年もの間、僕のメインファンドでした。
いざ売却しようとすると、いろいろな思い出がよみがえってきたので、書いておきたいと思います。
思い出1 外国株式インデックスファンド難民!?
まず、外国株式クラスの投資商品として、このファンドにたどり着くまでに、様々な紆余曲折がありました。
金融機関側の一方的な途中償還や取扱廃止が続き、やっと落ち着いたのがこのファンドでした。
その時の顛末にご興味がある方は、以下の記事をご参照ください。
(参考記事)
2006/06/06 外国株式インデックスファンド放浪記(まとめ)
思い出2 キャピタルゲイン非課税だった!?
今となっては信じられないかもしれませんが、当時の税制では、このファンドのような外国籍投信は、契約型であればキャピタルゲインは「非課税」だったのです。
上記の紆余曲折の中で、外国株式インデックスファンドを選択するにあたって、このファンドのキャピタルゲイン非課税扱いは、知る人ぞ知るという感じの、大きなメリットでした。
残念ながら、一度も売却することなく、2004年の税制改革で、このメリットはなくなってしまいました。今思えばとてもいい時代でした。
税制は、ゆっくりながらも、だんだんと抜け穴がつぶされていきますね。
思い出3 為替手数料がタダだった!?
このファンドを取り扱うマネックス証券では、現在、為替手数料が1ドルあたり、購入時25銭、売却時25銭、かかります。
しかし、昔は、購入時0銭、売却時50銭、という為替手数料体系でした。
つまり、購入時の為替手数料はタダでした。
後になって、現在の為替手数料体系(購入時25銭、売却時25銭)に変更されることが発表されました。
手数料体系が変わるまでのファンド購入分は、購入時0銭、売却時25銭という、格安の為替手数料を享受できることになったのです。
これは、棚ボタです。
しかし、この時、為替手数料体系の変更が発表されてから、実際に適用されるまでに、何日かのタイムラグがあったのです。
ここでピーンと来た僕は、手数料体系の変更が適用されるまでの間に、臨時買い増ししまくりました。ごちそうさまです。
このファンドへの投資額のかなりの部分は、為替手数料タダで手に入れたものです。
証券会社をよくよく観察していると、ごく稀にですが、こういう制度上の「歪み」を見つけて儲けられることがあります。
それを、このファンドは教えてくれました。
(次回に続く…)
<ご参考> 記事に出てきたネット証券は、以下から口座開設できます。(会社名をクリック)
・マネックス証券
(今でも海外ETFへのリレー投資用インデックスファンド(トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド)購入などに使っています)
・楽天証券
(海外ETF購入に使っています)
このファンドを取り扱うマネックス証券では、現在、為替手数料が1ドルあたり、購入時25銭、売却時25銭、かかります。
しかし、昔は、購入時0銭、売却時50銭、という為替手数料体系でした。
つまり、購入時の為替手数料はタダでした。
後になって、現在の為替手数料体系(購入時25銭、売却時25銭)に変更されることが発表されました。
手数料体系が変わるまでのファンド購入分は、購入時0銭、売却時25銭という、格安の為替手数料を享受できることになったのです。
これは、棚ボタです。
しかし、この時、為替手数料体系の変更が発表されてから、実際に適用されるまでに、何日かのタイムラグがあったのです。
ここでピーンと来た僕は、手数料体系の変更が適用されるまでの間に、臨時買い増ししまくりました。ごちそうさまです。
このファンドへの投資額のかなりの部分は、為替手数料タダで手に入れたものです。
証券会社をよくよく観察していると、ごく稀にですが、こういう制度上の「歪み」を見つけて儲けられることがあります。
それを、このファンドは教えてくれました。
(次回に続く…)
<ご参考> 記事に出てきたネット証券は、以下から口座開設できます。(会社名をクリック)
・マネックス証券

(今でも海外ETFへのリレー投資用インデックスファンド(トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド)購入などに使っています)
・楽天証券
(海外ETF購入に使っています)
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