日経新聞に債券投資の基礎的な情報あり

水瀬ケンイチ

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日経新聞にめずらしく債券投資についての記事が掲載されていますので、要旨を記録しておきたいと思います。

債券投資 満期保有で安定的利益、高リスク商品も

「株式投資の基本」を改めて勉強した筧家の良男と満の親子。満は「株は損をすることもあるから、全財産を株に投資するわけにはいかないよね。債券への投資も必要かな?」と母親の幸子に尋ねます。良男は「債券なんて言葉、よく知ってるな」と感心した様子です。筧(かけい)家の家族構成筧幸子(48)ファイナンシャルプランナーの資格を持つ。筧良男(52)機械メーカー勤務。家計や資産運用は基本的に妻任せ。筧恵(25)娘。旅行会社に勤める社会人3年目。筧満(15)息子。投資を勉強しながらジュニアNISAで運用中。


詳しくは上記日経記事をご覧いただきたいのですが、要点は以下のとおり。

①債券は国や自治体や企業が借金するときに貸し手に渡す「借用証書」
→そのとおり(水瀬の意見)

②金利が上がると価格は下がる、金利が下がると価格は上がる
→そのとおり(水瀬の意見)

③景気が良くなり株価が上がると債券価格は下がる、景気が悪くなり株価が下がると債券価格は上がる
→必ずしもそうならない場合もあるというかかなり多い。実際に株式と債券の相関係数はプラス1~マイナス1の間を動き回っている(水瀬の意見)

④外国債券は為替リスクあり。円高になるとマイナス、円安になるとプラス。為替ヘッジありの投信もあるが為替ヘッジコストがかかりリターンを削る
→まあそうなんだけど、二国間の短期金利差が逆転したら、為替ヘッジコストが追加リターンになる場合もなくはない(水瀬の意見)

⑤債務不履行(デフォルト)のリスクもある
→そのとおり(水瀬の意見)

⑥もっと注意が必要なのが、近年、多くの証券会社や銀行が販売に力を入れている「仕組み債」
→中身は金融派生商品(デリバティブ)。投資家に不利な条件にしかなり得ないので規制すべき(水瀬の意見)

⑦仕組みをよく理解できないような金融商品には手を出さないほうがいい
→そのとおり(水瀬の意見)

⑧国内債券に投資するなら、個人向け国債の変動金利型10年満期がよい
→そのとおり。実際に私も国内債券クラスの投資商品は個人向け国債変動10年(水瀬の意見)

以上、記事の要旨と水瀬の意見を書いておきました。インデックス投資家は株式だけでなく、債券のことも知っておくとよいと思います。債券はポートフォリオのリスクをコントロールする肝(キモ)でもありますので。


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Posted by水瀬ケンイチ