eMAXIS Slimシリーズを運用する三菱UFJ国際投信の投信残高が野村アセットを抜いて1位に

水瀬ケンイチ

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超低コストインデックスファンド「eMAXIS Slim」シリーズなどを運用する三菱UFJ国際投信の預かり資産残高が、10月末に野村アセットマネジメントを抜いて1位となったとのこと。

三菱UFJ国際、投信残高首位に 野村アセット抜く

個人が投資する公募株式投資信託で勢力図の変化が起きている。三菱UFJ国際投信の預かり資産残高は10月末に野村アセットマネジメントを抜いて1位となった。海外株で運用する低コストのインデックス投信が、若者層を中心に積み立て投資の需要をとらえた。投信の売れ筋はインデックス投信に集中しており、運用会社の収益の下押し圧力が強まっている。日興リサーチセンターによると、10月末時点の上場投資信託(ETF)を


Congratulations!!🎉

野村證券の強力な販売網をグループに持つ野村アセットが、若者層を中心に積み立て投資の需要をとらえた三菱UFJ国際投信に惨敗する姿を見る日がこようとは。時代の流れを感じます。

投資家数の伸びと投信基準価額の伸びが掛け合わされると、非常に強い勢いが生まれます。預かり資産残高トップが入れ替わった流れは、かんたんには止まらないように思われます。

インデックスファンドは「規模の経済」が働くと、米国バンガードを訪問した時に役員が言っていました。運用コストを引き下げると投資家の資金が集まり、さらにコストを下げられる。するとさらに投資家の資金が集まります。

熾烈な運用コスト競争を勝ち抜いてきた三菱UFJ国際投信は、低コストな運用で顧客基盤を拡大していくことでしょう。

これからも、個人投資家が資産形成のコアとして長期保有できるインデックスファンドの運用をよろしくお願いします。

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Posted by水瀬ケンイチ