SBI証券が2024年3月期の上半期から国内株式売買手数料の無料化を目指すと発表!
水瀬ケンイチ

SBIホールディングスは傘下のSBI証券で2024年3月期の上半期から、国内株式売買手数料などの無料化を目指すと発表しました。
SBIHD、傘下証券で株式手数料の撤廃目指す-23年度上半期から
SBIホールディングスは14日、傘下のSBI証券で2024年3月期の上半期から、国内株式売買手数料などの無料化を目指すと発表した。
国内株式売買手数料が無料になれば、インデックス投資家にとっても、東証上場の国内ETFへの投資のハードルがますます低くなり、メリットがあることだと思われます。
今でもETF銘柄によっては売買手数料無料となっていますが、すべての銘柄で売買手数料無料となれば、多様なポートフォリオを作りやすくなるばかりか、将来の取り崩しにおいても、手数料のことを気にせず資金需要に応じたフレキシブルな取り崩しができて扱いやすくなるはずです。
なお、海外ETFについては、大手ネット証券では買付時の手数料は無料になっているものの、売却時の手数料はかかるケースが多いので、売買ともに手数料無料となれば、相対的に国内ETFの魅力が増すことになるでしょう。
上記Bloombergのニュースを見て、念のため、一次情報であるSBIホールディングスのプレスリリースを確認しましたが、それらしきリリースはないなぁと思いつつ、2023年3月期第2四半期SBIホールディングス株式会社決算説明会資料を見たら、ありました。
120ページに、「2024年3月期上半期中のネオ証券化の具現化に向けたSBI証券の取り組み状況」というタイトルのページがあり、「ネオ証券化 = オンラインでの国内株式取引の売買手数料や、現在投資家が負担している一部費用の無料化を図る」と記載されていました。おそらくこれが一次情報でしょう。
まだ「目指す」段階で確定ではないのかもしれませんが、SBI証券さん、がんばってください!👍
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