大人が学ぶべき金融リテラシーを高校生向け教材でチェック!
水瀬ケンイチ

大人が学ぶべき金融リテラシーについて、必読は高校生向け教材との情報がアエラドットに掲載されています。
かなりの長文ですが、詳しくは上記記事をご覧ください。その中で、大人が学ぶべき金融リテラシーとして、元金融庁の塚本俊太郎氏がおすすめしたのが、高校生向けの金融経済教育の教材でした。
特に第4章の「貯める・増やす」資産形成編が、過不足なくよくできているんです。
資産形成の必要性、利子と金利、単利と複利、金利の推移、主な金融商品の特徴(預貯金、債券、株式、投資信託)、リスクとリターン、経済活動・社会課題解決への貢献、資産形成シミュレーターについて、わかりやすいスライドにまとめられています。
教材のファイルには、PDF版とPowerPoint版が用意されているのですが、PowerPoint版にはスライド各ページにプレゼン用のノートが付いているので、それを含めて自分の勉強になります。
高校の限られた授業時間の中では、なんでもかんでも知識を詰め込めるわけではないので、情報の取捨選択が重要です。この教材は、大人が学ぶべき基本的金融知識としてもよくまとまっており、ご一読をおすすめします。
もし知っていることばかりなら、自分は高校レベルはクリアしているんだなとチェックできますし、もし知らないことがあったら、こっそり学んでおけばいいだけ。
もちろん、すべて無料です。
▼高校向け 金融経済教育指導教材
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