世界中株安だったのになぜか大台を割らない。そんな年もある
水瀬ケンイチ

1年前の今ごろ、著書に書くため運用資産が1億円を突破したことをブログで告白しました。
そのなかで、「私のインデックス投資はまだまだ続きますし、下げ相場が来ればまた1億円を割ることもあるでしょう」と書きましたが、1年経ったいま、幸いなことにまだ大台は割らずにいます。
不思議なもので、この1年で世界の株式市場は下落したにもかかわらず、謎の円安急進のおかげで資産がほとんど毀損しないで済みました。
2008年リーマンショックの時には、世界同時株安&円高急進の往復ビンタで資産が半減しました。2022年は、世界中株安だったのになぜか資産は減らない。そんな年もありますね。
来年は米国がリセッション(景気後退期)になるとまことしやかに言われています。株価予想は当たらない場合が多いのですが、どうなるかはわかりません。いつ大暴落が来てもおかしくないと思っています。
円安で命拾いしたラッキー!と浮かれるのではなく、いざ暴落が来たときにも耐えられるように、ポートフォリオのリスク水準を自分のリスク許容度の範囲内に収めておくことが非常に重要だと考えています。
定期的に(半年に一度)資産配分をチェックしていますので、この年末年始でやろうと思います。(これはまた別記事でアップ予定)
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