「ヘッジファンド運用成績、14年ぶり米株指数上回る」って…

水瀬ケンイチ

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日本経済新聞に「ヘッジファンド運用成績、14年ぶり米株指数上回る」という記事が掲載されています。


上記日経記事によると、ヘッジファンド総合指数が14年ぶりにS&P500を上回ったとのこと。

ウォーレン・バフェット氏がヘッジファンドのプロテジェ・パートナーズにS&P500との10年間公開勝負を挑み、結局ヘッジファンドは一回も勝てなかったというニュースは、数年前ですがあまりにもインパクトがありました。

日経記事には「相場の大転換に機敏に反応して戦略を切り替えたヘッジファンドが好成績をけん引した」とあり、ヘッジファンドやるじゃん!と思ってよく読んだら、米株指数がマイナス17.70%だったところ、ヘッジファンド指数はマイナス4.11%だったとのことで、ヘッジファンドもマイナスでした。

市場全体が下がった場合でも、プラスの運用成績を目指す=絶対収益というのは、なかなか難しいものですね。

ヘッジファンド
デリバティブ(金融派生商品)などを組み合わせ、株式や債券、為替や商品など幅広い商品に投資する私募形式の投資信託。市場全体が下がった場合でも、プラスの運用成績を目指すのが特徴。資産価値の下落リスクをヘッジ(回避)しようとすることから、ヘッジファンドと呼ばれる。
ヘッジファンド|用語解説|三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

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Posted by水瀬ケンイチ