SBI証券が国内初となる証券総合口座1,000万口座を達成。業界地図が書き換えられていく
水瀬ケンイチ

SBI証券は国内初となる証券総合口座1,000万口座を達成したと発表しました。
発表によると、口座数は直近1年間だけで約18%増加し、新規口座開設者のうち株式投資未経験者が80%超、20代・30 代の若年層が過半を占めており、若い投資未経験者の取り込みに成功している模様。
Tポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイル、Vポイントとさまざまなポイント(いつの間にかこんなに増えてた!)やクレジットカードに対応した「マルチポイント戦略」「マルチカード戦略」が支持を集めており、新規顧客の間口が広いです。
業界最大手の野村證券は、約530万口座でほぼ横ばいとなっているので、口座数では明暗が分かれる形となっています。(出所:SBI証券が国内初の口座数1000万達成…NISA枠拡大が追い風 : 読売新聞)
SBI證券は、オンラインでの国内株式取引の売買手数料や、現在投資家が負担している一部費用を無料化する「ネオ証券化」の2023年度上期実現に向けて動いています。
2024年1月開始予定の「新しいNISA」(少額投資非課税制度)に向けて、証券会社をあらためて選び直そうかなという投資家もいるでしょうから、これから口座数はもうひと伸びありそう。
業界の地図は着々と書き換えられているようです。
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