新しいNISAの新機能である非課税枠の「再利用」は配当・分配金が出た場合でも使えるのか?

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2024年から始まる「新しいNISA」の新機能である非課税枠の「再利用」について、どうしても気になることがありました。

それは、配当・分配金も非課税で出てくるのだから、売却みたいなものとして、翌年非課税枠を再利用できるのではないかという疑問です。

直感的に「いやいや、できないに決まってんだろ」と思ったのですが、ネットをくまなく漁っても「再利用できない」とはどこにも書いていない上に、非課税枠の再利用という概念自体が本邦初なので、実は再利用できる可能性が微粒子レベルで存在するという考えがどうしても頭から離れず、恥も外聞もなく証券会社に確認しました。

そのやり取りは以下のとおり。

ご担当者様

2024年から始まる「新しいNISA」では、保有資産を売却しても翌年に生涯投資枠が簿価分だけ再利用できますが、売却ではなく配当・分配金が出た時にも生涯投資枠は翌年再利用できるのでしょうか。それとも、生涯投資枠の再利用は売却に限定した話で、配当・分配金では再利用できないのでしょうか。


どんな回答が来るのかな。ワクワク…

当社をご利用いただき、誠にありがとうございます。
お問い合わせの件につきまして、ご回答申し上げます

新NISAでは、1人あたり1,800万円の非課税限度額が設定され、生涯利用することが可能です。
「簿価(=取得価額)」で総枠を管理し、ご認識のとおり、商品を売却した際に「簿価」分がなくなるので、その枠を再利用できる予定です。

しかしながら、配当・分配金が生じた際は、「簿価(=取得価額)」で総枠を管理しない(枠を使用しない)ことになります。そのため、利用自体していないことになります。
分配金が生じ新NISAで再投資された場合は、総枠を使用することになり、再投資による投資信託の買付分を売却された場合は、その枠を再利用することが可能です。


再利用できないかぁー。ですよねぇー。

まあ、配当・分配金は非課税で出てくるものの、「簿価(=取得価額)で総枠を管理しない(枠を使用しない)ことになる」と明言してくれたことで、非課税枠を再利用できない理由が腑に落ちました。スッキリ。

おかしな考えに取り憑かれた人間によるへんちくりんな質問にも真摯に回答してくれたSBI証券さん、ありがとうございました。


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