2023年6月末の資産配分(アセットアロケーション)と主な投資商品、今後の投資方針
水瀬ケンイチ
毎年2回、6月末と12月末に資産配分(アセットアロケーション)の把握をしています。2023年6月末の資産配分を確認しました。年明けから国内外の株式市場が好調だった印象ですが、果たしてどうなっているのでしょうか。
◆資産配分(アセットアロケーション)

先進国株式 65.3% (+4.3%)
新興国株式 5.1% (+0.1%)
REIT(国内外) 1.6% (-0.1%)
外国債券 1.7% (-0.5%)
日本債券 21.9% (-4.0%)
※カッコ内は前回比
半年前と比べて、先進国株式を中心とした株式クラスの比率が5%ほど上がり、逆に債券クラスが5%ほど下がっていました。やはり、株式市場の好調をうまく取り込んでいたようです。
ただ、債券クラスが目標比率である30%からだいぶ小さくなってしまっている(株式比率が大きくなりすぎている)ので、私にとってはリスクの取りすぎ状態といえます。要対処。
有効フロンティアは厳密に追い求めておらず、期待リターンとリスクを数字で把握しています。たいしたアセットアロケーションではないので、マネしない方がよろしいかと思います。
◆2023年6月末時点の主な投資商品
■全世界株式
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) ←積み立て中
・Vanguard Total World Stock ETF (VT)
■日本株式
・日本株式インデックスe
・<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
■先進国株式
・iShares Core S&P 500 ETF (IVV)
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
■新興国株式
・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
■日本債券
・個人向け国債 変動10年 ←積み立て中
■外国債券
・GS米ドルMMF(海外ETFの分配金の一時留保)
上記以外にも細かい投資商品があったりなかったりしますが、主なものは以上です。現在の積み立て用のインデックスファンドは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」1本で、シンプルです。
これからインデックス投資を新たにはじめるという方は、最初から投資ファンドはオルカン1本だけにすると管理が楽ちんでずっといけるはず。うらやましいです。
◆今後の投資方針
今まで同様、アセットアロケーションの把握は年2回(その際大きく変化してたらリバランス)、モニタリングと積み立て投資は月1回行ないます。低コスト、かつ、よく分散されたポートフォリオを、バイ&ホールドします。
今回確認した資産配分は、目標からやや乖離していたので今後リバランスを行い、所定の資産配分に戻す予定です。
今後、さらに上げ相場が続くかもしれませんが、ポートフォリオのリスクを、自分のリスク許容度の範囲内におさめることを重視し、投資自体にはあまり手間と時間をかけません。のんびりいきます。それではまた半年後に。
<ご参考その1>
上記商品は、以下のネット証券で購入しています。会社名をクリックすると口座開設(無料)できます。
・楽天証券
・SBI証券
<ご参考その2>
過去20年間のインデックス投資実践記を掲載した「マンガ お金は寝かせて増やしなさい」(水瀬ケンイチ著)には私の資産推移を生の金額で記載しています。ご興味があればご覧ください。ちょうどいまキャンペーン中で、Kindle版が2023年7月12日(水)まで50%OFFです。
※言わずもがなですが、投資判断は自己責任です。ご自身のリスク許容度の範囲内で。
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