SBI証券と楽天証券が日本株売買手数料ゼロの公式発表! 単元未満株も対象で条件も簡単なものだけ
水瀬ケンイチ

昨日、日本経済新聞が「SBI証券と楽天証券、日本株の売買手数料ゼロに」と報道しましたが、本日、SBI証券と楽天証券から公式発表がありました。各社の公式発表内容の概要をまとめました。
■SBI証券の公式発表概要
・国内株式の現物取引、信用取引、S株(単元未満株)の売買手数料0円
・取引報告書や各種交付書面を全て郵送から電子交付に切り替えることが条件
・2023年9月30日から
(出所:現物も、信用も。投資は、もっと自由になれる。“ゼロ革命“ 国内株式売買手数料0円 9/30(土)適用開始予定|SBI証券)
■楽天証券の公式発表概要
・国内株式の現物取引、信用取引、かぶミニ(単元未満株)の売買手数料0円
・国内株取引手数料「ゼロコース」を選択することが条件(楽天証券のSOR利用同意が必須)
・外国株(米国株、中国株、アセアン株)と先物・オプション、金・プラチナ取引には売買手数料の1%がポイントバックになるプログラム開始
・2023年10月2日から
(出所:国内株式 取引手数料 0円!”ゼロコース”&新ポイントプログラムスタート! | 楽天証券)
両社ともに国内株式は単元未満株を含めてスパっと売買手数料0円とするなど、かなり踏み込んだ内容となっています。条件もかんたんなもので、SBI証券が各種書類の電子送付化だけ(以前やらかしたSORを利用必須とは言えなさそう…)、楽天証券はゼロコースを選ぶだけ(SOR利用同意が必須)となっています。
楽天証券はすこし遅れてはじまりますが、国内株式だけでなく外国株(米国株、中国株、アセアン株)と先物・オプション、金・プラチナ取引の手数料にもポイントバックの手当てをしてきました。
今後は、SBI証券、楽天証券以外の競合他社が追随するのかにも注目ですね。
▼証券会社の手数料が値下げされるたびに出てくるこの質問。ご参考まで。
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