下げ相場で「おはぎゃああ!」「お金返して!」などと大騒ぎする「自称」コツコツ投資家へ

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昔から毎度、毎度のことですが、上げ相場が一段落して下げ相場になると、自分の保有資産が1~2%下落しただけでSNSやブログ等で「おはぎゃああ!」「お金返して!」などとふざけて大騒ぎする「自称」コツコツ投資家が散見されます。

大半のコツコツつみたて投資家はどーんと構えて大抵のことでは動じないと思いますが、ごく一部の人たちがふざけて毎朝SNSを賑わせています。本人たちは下げ相場で大騒ぎすることを「挨拶みたいなもの」と思いこんでいるらしく、他人もそう理解すべき(このノリについてこられないのならSNSやめたら?くらいに)と思っているようですが、非常に幼稚な内輪ノリの行動だといわざるを得ません。

投資家の間で「おはぎゃああ!」「お金返して!」などと大騒ぎすることが挨拶みたいなものというコンセンサスなど昔からなく、一部の内輪受けでしかない。他人からみたら面白くもなんともない上に、正直寒くてドン引きです。

当人たちはふざけているだけと主張しますが、SNS等を見ている他の投資未経験者、投資初心者には、それがふざけているのか、投資家の悲痛な心の叫びなのか、わからないかもしれません。それを見て不安に思った投資初心者から、「あんなことを言っている人たちがいるのですが本当に大丈夫でしょうか…」というような趣旨の相談が、なぜか私に来ることがあるのも事実です。「そんなどこの馬の骨ともわからんような人たちの内輪ノリなど、無視していいんじゃないですか」と申し上げることもあります。

正しい理解とともに、投資を始めるハードルを下げようとあれこれ頑張っている人たちから見ると、自称コツコツ投資家を名乗る人たちが「おはぎゃああ!」「お金返して!」などと大騒ぎする内輪ノリは、迷惑でしかありません。

当ブログでは過去何度も出てきたフレーズですが、あらためて、「投資は自分のリスク許容度の範囲内で」です。

許容度の範囲内なら大騒ぎする必要はないはずです。それでも騒ぐということは、本当は本人も不安に思う気持ちが半分くらいあってそれを紛らわすために内輪連中と騒いでいるのかもしれません。そんなにやりたいなら内輪DMで思う存分、挨拶とか慰め合いとかやってください。SNSで全世界に向けてワーワー騒がれると、特に投資未経験者や投資初心者投資家さんたちに無用な不安感を与え迷惑がかかります。

ワーワーズの皆さん(だんだん呼称が雑になってきてすまん)、思い出してください。

ご自身がコツコツつみたて投資という投資手法を選択した際に、学んだことは何でしたか?
毎日相場の値動きをチェックして一喜一憂してワーワー騒ぐことでしたか?
大騒ぎ仲間とつるんで一緒に内輪受けの挨拶をすることでしたか?
日々の相場状況に合わせて、売買を行うことでしたか?
ご自身のリスク許容度は年±1~2%もないのでしたか?

定時定額につみたて投資を行い、保有資産はできるだけバイ&ホールドで動かさない。20~30年の長期で保有した実績を年率に均した年+数パーセントのリターンを積み重ねていく。そういう投資法をやっていたのではないのでしょうか。そこに、毎日相場状況をチェックして大騒ぎ(控えめにいえば相場変動に対するコメント)をするというプロセスなんてありましたか?

この20年以上、相場変動があるたびに繰り返されるこの話、もうやめたいんですけど、月日とともにワーワーズの登場人物が入れ替わり、結局、下げ相場っぽくなるたびに同じことが繰り返されて、同じようなことを発信している気がします。

手元のスマートフォンから情報が溢れ出すSNS時代、情報の受信者は、昔よりもさらに情報の取捨選択が求められるようになったと感じます。

投資方針が合わない人や悪ふざけが過ぎる人を、無理にSNSでフォローしておく必要はないと思います。場合によっては、思いきってフォローを解除したり、相場が落ち着くまでミュートしたりするなど、距離を置くことも必要かもしれません。

同時に、情報の発信者は、不安な気持ちから短期的で悲観的な情報ばかりをフォロワーさんに送りつけないということを意識すると、お互いが穏やかに過ごせると私は思います。なんだか世知辛い気もしますが、これもSNSが大きなパワーを持っていて、個人投資家に与える影響が大きいからだと思います。

SNS全盛時代の「売らずに我慢するテクニック」のひとつと言えるかもしれませんね。


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